琵琶湖文化館 the Museum Of Shiga Pref
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その他

琵琶湖文化館HPに寄せられたご意見・ご感想(2011年度下半期)

新たな施設に望むこと
 
2012/02/17
びわ湖文化館HPに寄せられた「震災と文化財と博物館施設」のご意見に、私も賛成します。ご意見は、休館中の文化館の機能を継承する新たな施設について、「災害時の地元文化財の救出と修復・保管の拠点」としての役割をも果たす必要があり、そのためには将来の滋賀県での災害発生を想定した上で、文化財防災に必要な学芸員と十分な広さの文化財収蔵庫を備えることが絶対条件だというお声です。東日本大震災のあと、文化財の避難先や応急修理の施設が足りないことは、東北各県で現実に起こっている問題だと聞きおよびます。近年問題化している防犯問題もあります。アールブリュットの発信も面白い着眼ではありますが、いぜんとして自治体の財政難が続いているなか、県として優先的に取り組むべきなのは、ふるさと固有の文化財保護が第一なのではないでしょうか。びわ湖博物館なみ、とはいかないまでも、十分な数の学芸員と広い収蔵庫を望みます。
震災と文化財と博物館施設
彦根市
2012/02/15
現在休館中の琵琶湖文化館の機能を継承する新たな施設について、「近江の仏教美術等魅力発信検討委員会」で検討がなされております。しかし東日本大震災以降、公立の博物館施設には「地元文化財の公開と活用」に加え、「災害時の地元文化財の救出と修復・保管の拠点」としても、大きな役割が求められるようになりました。現在、東北・北関東地方では被災した地元文化財の懸命なレスキュー作業が続いておりますが、作業人員や被災文化財の保管場所の確保に大変苦慮しています。そうした中、琵琶湖文化館を「別の展示保存施設」に統合させるのであれば、将来の滋賀県での災害発生を想定した上で、文化財防災に必要な人員(学芸員など)と機能(とくに十分な広さの文化財収納スペース)が、その施設に備わっていることが絶対条件となります。あるいは思い切った増員・増スペースも必要でしょう。検討委員会において、文化財防災の観点も含めた議論がなされることを切に望みます。 (あと今さらかも知れませんが、県は震災発生後に文化館の耐震性の調査をしたのでしょうか?していないとしたら相当問題があると思います…)
文化館の明るい話題に期待
 
2011/12/24
県立琵琶湖文化館の休館とその後について常々心配しながら見守ってまいりました。各種報道によりますと、今後は県立近代美術館に併合して機能を維持していく方向の識者提言が出されたと聞き及び、少し安心しています。市民の誇る近江の文化財をしっかりと守って、次世代に継承できる十分な施設と人材を確保いただきたい、くれぐれも文化財の保全を最優先でお願いしたいと思います。一方で、先日文化館の学芸員さんがテレビ出演されて、韓国で開かれるという仏教文化展の案内をされていましたが、こうした取り組みも今後とも続けてほしい。各種報道などで知る、休館してからの琵琶湖文化館の活動には目覚しいものがあり、今更ながらこれが休館前ならもっと良かっただろうにと、常々複雑な気持ちになります。しかし、来年も文化館の明るい話題に期待します。
誇らしい滋賀の仏教美術
 
2011/11/30
滋賀県立琵琶湖文化館の収蔵品を中心にした「日本仏教美術-琵琶湖周辺の仏教信仰-」展が、韓国ソウル市で開かれるという話題に、とても興奮しています。会場となる国立中央博物館には一度訪れたことがありますが、本当に立派で、世界有数の美術館だと思います。そこで、海を渡った滋賀の仏教美術が日本代表としてお目見えすることは、何といっても誇らしい気持ちです。私が特に注目したいのが、それほど華やかな海外名品展の企画開催に携わりながら、琵琶湖文化館の学芸員さんが地味な館蔵品の調査研究や紹介を怠らないでおられることです。昨朝の毎日新聞連載は「清水銀蔵書跡」という書作品の紹介記事でしたが、地元出身の政治家が揮毫された書から始めつつ、原典である「近思録」の世界と維新英傑らの思想背景にまで話題が及び、硬派で奥行き深い、とても豊かな内容でした。県の文化行政も「近思録」のようにしっかりと未来を見据え、地に足をつけた地道な展開が肝要でしょう。琵琶湖文化館の豊かな成果を、すっかり着実に新しい施設へ移行してください。
奥行きの深い文化の香りを感じさせる美術館に
 
2011/11/09
毎日新聞の琵琶湖文化館連載「淡海のたからもの」で、巌谷一六「蘭亭序」が登場した。いわずと知れた書聖・王羲之の名筆を臨書したものだ。私も確か高校生のころに、通っていた書道塾で「蘭亭序」を臨書したことがあります。「永和九年」の書き出しを何度も何度もくり返し練習したことが、とてもなつかしく思い出されました。最近は書道ブームとかで、高校書道部の派手なパフォーマンス書道がテレビで紹介されたりします。悪くはない、と思いますが、私たちの年代にはやはり王羲之の書が懐かしい。郷土の書聖というべき巌谷一六臨の「蘭亭序」が、仏教美術の殿堂である県立琵琶湖文化館に架蔵されているというのは、県民にとって誇らしいことです。新館に移行しても、こうした奥行きの深い文化の香りを豊かに感じさせる美術館であってほしいものです。
滋賀の仏教美術をしっかりと
 
2011/10/31
週末のこと、テレビをみているとびわ湖文化館の所蔵品が出ていたり、滋賀県の仏教美術のことについて紹介する番組を目にしたりしました。文化館は湖畔の地から移転するようなお話しを聞きますが、近代美術館に移ってもこれまで以上にしっかりとした内容を保っていってほしいです。
美を堪能できる展示を
 
2011/10/30
『芸術新潮』最新号の特集「千宗屋とゆく近江イケメン仏巡礼」、拝見しました!。昨年くらいからメジャーな美術雑誌に近江の仏教美術がたびたび登場するようになって、本当にうれしく感じています。今回の『芸新』は、ミホミュージアムのほの暗い展示室で、スポットライトを浴びて輝く仏たちの美しさをカメラと文章でそのまま再現した作品です。そしてそれらの仏たちの多くは、近江の古寺から琵琶湖文化館にお預けになっている作品と聞いています。県は今後、近代美術館に琵琶湖文化館の作品を移動されるようですが、その際は、ぜひともミホミュージアムのように照明などにも工夫をこらされ、荘厳な雰囲気のなかで美を堪能できる展示をお願いします。一度ミホ美や県立近美の特別展を見てしまうと、それ以下の演出では満足できません。琵琶湖文化館の仏像はこんなにも素晴らしいのですから、その美を十全に表現しないことには「もったいない」ですよ。
3館連携ではなく4館連携
 
2011/10/18
仏教美術の専門サイトである「観仏三昧」の管理者さんが、県立近代美術館、ミホミュージアム、大津市歴史博物館の「3館連携」神仏います近江展を鑑賞した印象ブログに紹介されています。引用しますと、「滋賀県内の3会場を通じて、出陳資料中における琵琶湖文化館の寄託品比率はやはり大きい。実態としては3館連携ではなく4館連携であることを強調したい。琵琶湖文化館問題については、施設の廃館が決定し、収蔵資料の行き先について協議中。どのような形であれ『琵琶湖文化館コレクション』はその歴史的経緯や記憶も含めて、未来に引き継がれて欲しい」とのこと。私も全く同感です。3館連携ではなく、4館連携。仏教美術ファンが皆そう感じた美しい連携を、絶対に今後の展開に繋いでいってほしいと希うものです。