琵琶湖文化館 the Museum Of Shiga Pref
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その他

琵琶湖文化館HPに寄せられたご意見・ご感想(2012年度上半期)

文化財公開の努力を感じる三井記念美術館での特別展
    
2012/09/19
東京・三井記念美術館で開催中の特別展「琵琶湖をめぐる近江路の神と仏 名宝展」を鑑賞してきました。琵琶湖文化館の収蔵品を中心に、近江の古社寺に伝えられた名宝を一堂に展示する展覧会という前評判の通り、見ごたえのある素晴らしい展覧会でした。重厚な展示室の雰囲気に負けない、豪華な仏教美術の名品が輝きを放っていました。先日文化館のHPに投稿された意見に「豊かな近江の文化財が、時おり館外貸出展示をするとはいうものの、ほとんどは文化館の収蔵庫の中に眠っている」とか「貴重で優れた文化財を広く県民に国民に公開するのは文化財行政に携わる者の義務でしょう。」とありますが、県当局は十分公開に努めておられます。文化館移転後、閑静な瀬田の文化ゾーンで、今回の特別展のような豪華な展観がいつも鑑賞できるようになるとすれば、私にはそれも大いに楽しみです。仏教美術の展示館が、必ずしも有名社寺の近くなど「歴史的な場所」になければならないとは限りません。三井記念美術館での展示は、そのことを見事に証明したのではないでしょうか。
収蔵品について
かとう    京都市
2012/09/05
琵琶湖文化館が閉館して久しいのにいまだ再開のめどが立たぬことに怒りを覚えます。豊かな近江の文化財が、時おり館外貸出展示をするとはいうものの、ほとんどは文化館の収蔵庫の中に眠っているのです。貴重で優れた文化財を広く県民に国民に公開す るのは文化財行政に携わる者の義務でしょう。今なお収蔵品が増え続けていると聞けばさらに怒りは増します。死蔵するのなら収集すべきはないと思います。しかも文化館は耐震性に問題のある建物なのですから。 一方で瀬田の近代美術館と一体化するとの話もあるようです。当然ながら別館を新たに建てての話でしょうが、はたしてあの場所は文化館の収蔵品を展示するのにふさわしい場所なのか。仏像など歴史的文化財は歴史的風土の中に置かねばなりません。瀬田の文化ゾーンは確かにすばらしい場所ですが、どう考えても琵琶湖文化館収集文化財の安住の場所とは思えません。文化財というものに対する理解と収蔵品に対する愛情があれば近代美術館との一体化などという話は出てこないはずです。県の担当者の行政センスに疑問を呈さざるを得ません。
文化財保全に配慮された展覧会
    
2012/09/04
今週末、いよいよ「琵琶湖をめぐる近江路の神と仏 名宝展」が開幕する。滋賀県立琵琶湖文化館の収蔵品を中心に、滋賀の古社寺に伝えられた秘仏、名宝を一堂に展示する、東京初の展覧会だ。国宝6点、重要文化財56点、滋賀県指定文化財21点を含む約100点の名宝が出品されるといい、大いに期待している。筆者は特に、飯道寺十一面観音像の出品を喜んでいる。なお、美術館・博物館の情報サイト「インターネットミュージアム」によれば、「特に絵画は、文化財保護の精神に沿い、会期を3回に分けて、全作品を3回展示替えする贅沢な企画」だという。また、巡回せずに三井記念美術館だけを会場とした展覧会ともされている。これは誠に正しい見識だ。近年、集客目的での大規模展覧会が横行し、文化財の保全に不安を抱かせる事例が目立つ。主催者がおっしゃるように、展示替えプランに合わせて、何度も足を運ばせてもらうこととしたい。
学芸員の「いろは」を忘れずに
 
2012/08/12
びわ湖文化館HPに、「先を見据えた仏教美術館を」と題したご意見が寄せられていますが、私もその趣旨に賛成します。びわ湖文化館の収蔵品を近代美術館に移転するためには、歴史的美術品や文化財を安全に保管できるよう、最新建築技術による仏教美術館を整備すべきだというご意見だと思います。私はそれに加えて、仏教美術品を保存・管理できる専門の学芸員を複数名、新たに採用して文化財の保全に万全を期するべきだと思います。最近、あるテレビ番組で新しくオープンした県立博物館の学芸員さんが展示品の説明をしておられましたが、資料を持つ手にネイルアートのようなのが見えました。手首にもストーンブレスをされたままなのがとても気になりました。最近の博物館学では資料の取り扱いをどのように教えているのか知りませんが、かつては資料を触る時にはマニキュアをせず腕時計もしないのが学芸員の「いろは」と学びました。来るべき「新生美術館」では、立派な建物を作ることも大事ですが、資料を大切に扱える学芸員を必ず確保してください。
先を見据えた仏教美術館を
京都府    
2012/08/09
滋賀県立琵琶湖文化館の収蔵品移転問題は、同県立近代美術館への一括移転と決したようで、まずは安堵している。とはいいものの、滋賀近代美術館も長年の作品収集活動により収蔵展示施設は満杯の筈。増築増床が不可欠と思われるが、脆弱な歴史的美術品や文化財を安全に保管するためには、十分に予算をかけて最新技術による美術館建築を建てるべきと存じます。滋賀の仏教美術をめぐる関心は全国的に高まってきており、昨年の「神仏います近江展」や『サライ』誌での二度にわたる特集などは研究者のみならず、一般の注目を集めた。休館中の滋賀県立琵琶湖文化館についても、昨年の韓国展につづいて、三井記念美術館で「琵琶湖をめぐる近江路の神と仏 名宝展」と写真展「水と神と仏の近江」を開催するという情報。京都、奈良のみならず、日本には滋賀の仏教美術のあることが、漸く浸透し始めたといえる。この時流に乗って、しっかりした仏教美術館を整備すべきです。
滋賀の仏教美術、関東初上陸に期待
 
2012/07/26
琵琶湖文化館のホームページなどで、東京三井記念美術館で行われる特別展「琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」の情報がUPされましたね!。雑誌『カルタ』にも出ていました。一昨年は九州、昨年は韓国、今年は何処かと、秘かに注目しておりましたが、琵琶湖文化館の仏教美術がいよいよ首都上陸とか。東京で「近江」をテーマにした大きな特別展覧会が行われるのは、間違いなく初めてでしょう。東博「仏像展」での向源寺像公開や、白洲正子巡回展、雑誌『サライ』の琵琶湖路特集などで、滋賀の仏像への関心が徐々に高まってきたことろを捕らえてのこの企画、成功間違いない。「奈良や京都とは違った近江の神と仏の美の世界」が旋風を巻き起こすでしょう。関連事業として、「近江の風景や暮らしなどを紹介する写真パネル展も開催」とのことで、こちらにも期待します。
驚きました
東京都   奥村 
2012/06/26
ひさしぶりにこのサイトを読みました。 ひところ移転先と噂されていた(?)安土も瀬田も「新快速が停まらなくて不便」ですが、[駅から24分歩けば確実にたどりつける]考古博と、バスで往復するしかない近美では、どちらが便利か?微妙ですね。また、アールブリュットにも驚きました。ここ数年、各地でアールブリュット関連の展示会はものすごく増えていて、県立の美術館で扱わないで民間にまかせておけばいいのにと思います(資金難の県にとって、購入にせよ寄贈にせよ、低コストでコレクションできるのが魅力ということなのでしょうか?)話がとりとめなくなりましたが、佛教美術を主軸にした復活がますます遠ざかったと知って、残念な気持ちでいっぱいです。栗東の歴史民俗資料館にしても野洲の銅鐸博物館にしても、数年前まではかなりよい企画展をやっていたのに、最近はさびしいニュースしかききません。県内の人文系で連携しての捲き返しを念願いたします。それでは
文化館の建物にも愛着が
 
2012/06/12
久しぶりにお手紙します。今日も小雨の中、湖岸を歩いてびわ湖文化館の前を通りました。いつも掲示板にいろいろな情報がある中で、淡海のたからもの、には足をとめて読みいってしまいます。文化館の専門の学芸員さんが、美術品の価値やエピソードなどについて執筆されていて、豊かな内容にひきこまれます。館内には入れなくなって久しいですが、こうして所有品を学術的に紹介発信していただくことは、これからもぜひとも続けてください。ところで、滋賀会館や体育文化会館などの古い建物は、やはり壊されるのでしょうか?。そんなうわさを聞きました。びわ湖文化館の建物も、とても独特ではありますが、市民にとっては愛着のあるもの。中身が美術館に移ったあとも、何かの形で残されればよいのになあ、と少し寂しいきもちです。
滋賀らしい風土の名称を
 
2012/06/08
げんざい、県では休館になっているびわ湖文化館の機能を近代美術館に移し、さらに新しい芸術のジャンルであるアール・ブリュットの分野とあわせて、「新生美術館」として再生させようというプロジェクトが進行中です。ただ、「新生美術館」はあくまでも仮称であり、いずれ近代美術館の館名をあらため、あたらしい美術館にふさわしく命名される予定だと聞きました。それなら、わたしは「びわ湖文化館」もしくは「新びわ湖文化館」と名乗ればよいと思います。地元滋賀のアール・ブリュット作品は、信楽焼の土で作られており、知事さんも「かつて琵琶湖の底であったという地理的な条件から生まれた信楽の豊富な陶土」が、アール・ブリュット表現の支えだとおっしゃっていますよね(県のHPより)。現在のびわ湖文化館にある仏像も、滋賀のアール・ブリュット作品も、ともに滋賀らしいびわ湖の風土から生まれた「びわ湖文化」の一部。そうした意味で、「びわ湖文化館」の名称こそ、新生美術館の名前としてふさわしく思うのです。
郷土の良さ、改めて実感
 
2012/05/28
発売中の『サライ』6月号は、滋賀・琵琶湖路への旅の一大特集です。第1部の近江で国宝に出会う、第2部の湖国遊覧3コース、第3部美味処・温泉宿と、全面的滋賀特集。とくに仏教美術を中心にした旅案内といえます。このところ、近江の仏教美術が注目を浴び、一昨年の九州国立博物館展、昨年の神仏坐ます近江展、琵琶湖文化館の収蔵品などが全国誌に登場する機会が多く、滋賀県に住む仏教美術ファンとして感激しています。さらに昨年は韓国国立中央博物館での琵琶湖仏教美術展で、それが国際的な現象にまで高められました。琵琶湖文化館が財政難で「休館」していることを逆手にとり、かえって県外発信の好機として利用してしまうなんて、なかなか「やるな」と感心することしきりです。一部には、県外で名宝展をおこなうこと自体について批判的な見方もあるようですが、それがなければ、『サライ』など有力誌が琵琶湖路に目を向けてくれたとは思えず、県民が郷土の良さに改めて目を向ける機会もなかったでしょう。私は、今の滋賀県のやり方を支持します。
「美の滋賀」全国発信に期待
 
2012/05/23
「美の滋賀」全国に発信、仏教/近現代/アール・ブリュット、という記事を読みました。このところ県からアール・ブリュットについての強力な発信が目立ち、注目が集まっているところです。仏教美術についても、琵琶湖文化館の九州・韓国出張展示や「サライ」誌などの特集で根強い対外的人気が裏づけられ、あらためて県民の誇りとしての存在感をよびさましています。琵琶湖文化館については、財政難から一時は廃館整理の憂き目に沈みましたが、知事さんや県民の熱い思いに後押しされ、職員のみなさんの非常な努力で、新しい美術館への移行が方向付けられて、本当によかったと思っています。ただ、「仏教/近現代/アール・ブリュット」という異色の3本柱をうまく融合させ、具体的な美術館に結実させることは簡単ではありますまい。これからが正念場、ということでしょう。学芸員経験者である知事さんの強いリーダーシップ(予算を十分につけてください!)に、大いに期待しています。