月別アーカイブ: 12月 2025
当館へ120点にものぼる滋賀ゆかりの書画作品が寄贈されました!

手に持つのは、野添平米筆「生々堂」額。
12月23日(火)午後、草津市役所にて、草津市立草津宿街道交流館ならびに当館へ、草津市出身の個人の方からの作品受贈について、記者会見がありました。
寄贈は、草津宿街道交流館におよそ450点、琵琶湖文化館へおよそ120点にものぼります。今年のはじめ、草津市内の個人の方より県内で広く活用してもらいたいという御意思から寄贈のお話があり、草津市と県内の学芸員が協同で調査し、目録を作成してきました。新たに発見されたものですので、すべて初公開の作品ばかり!
会見場で井上副館長が掲げているのは、寄贈者の書斎の号である「生々堂」の文字を、同じく草津市出身の画家・野添平米が墨で書いた額。気持ちのこもった清々しい作品です。
さて、当館への寄贈作品の気になる内容ですが、多くは書の作品です。中でも注目したいのが、
・滋賀県ゆかりの人物で教科書にも名前が出てくる、中江藤樹(なかえ とうじゅ)
・野洲の出身で、歌人としても知られる、北村季吟(きたむら きぎん)
・今年8月に国宝・重要文化財に指定された「琵琶湖疎水」建設時の県知事、中井弘(なかい ひろむ、号は桜洲)

など、名筆たちが揃います。
このほか、「こんな人も滋賀出身だったんだ!」「この人の作品が残っているんだ!」と、学芸員も驚くものばかり。書画のほか、数点の近代の版画には、新しい琵琶湖文化館建設地の浜大津の夕景を描いたものも…。

新しい琵琶湖文化館の建設地である浜大津の風景を描く。
寄贈作品については、HPの「収蔵品紹介」でも順次紹介していきます。今後、これらの作品は、新しい琵琶湖文化館の収蔵庫に保管されるとともに、展覧会でもお披露目していく予定です。どうぞご期待ください!
「新しい琵琶湖文化館」の収蔵庫整備にご支援を! クラウドファンディングへのお申し込みは⇒こちらから⇒
新しい琵琶湖文化館フォーラム開催しました!

開館2年前!ということで、12月はイベント盛りだくさん!12月13日(土)の開館2年前カウントダウンイベントに続き、12月21日(日)には「新しい琵琶湖文化館フォーラム」を開催しました~!ご参加くださいましたみなさま、本当にありがとうございます!
令和3年に「(仮称)新・琵琶湖文化館に関する県民フォーラム」として始まったこのフォーラム。毎年テーマを変えて実施し、今回で5回目です。県内外の多くの方に聴講いただきたいという思いから、今年は「新しい琵琶湖文化館フォーラム」としました。実際に、オンライン配信では関東を中心としたさまざまな地域にお住まいの方に聴講いただいたようです✨

今回のテーマは、「地域からひらく 文化財サポートと文化観光の未来」。新しい琵琶湖文化館は、文化財の収蔵や展示といった従来の博物館の機能に加え、他の博物館には例のない、
●近江の文化財を守り活用する「文化財のサポートセンター」
●文化や文化財を学び、現地へ誘う「文化観光のビジターセンター」
を備えます。この2つの機能にフォーカスした、待ちに待ったフォーラムだったのです!

前半は、ゲストスピーカーからのお話です。奈良大学教授の大河内智之さまからは、文化財とは何か?という大前提から始まり、文化財の盗難という問題と、その対策としてのお身代わり仏像について報告いただき、そして文化財を地域全体でまもることの重要性と、地域の博物館がハブになる必要性が熱く語られました。

続くゲストスピーカーの2人目は、湖南市にある長寿寺の住職、藤支良道さま。地蔵曼荼羅の修理やクラウドファンディングのお話があり、文化財に込められた“心”を現地で感じてもらうことの大切さ、そして新しい琵琶湖文化館に大きな期待を寄せていただきました。
フォーラムの後半は、琵琶湖文化館学芸員や新文化館の整備運営に県と共同で取り組んでいる株式会社琵琶湖C&Sの担当者が加わってのトークセッションです。

武内学芸員の「地域の文化財のサポートセンター」の説明には、ゲストスピーカーから「感動するコンセプト」というコメントが!!萬年学芸員と琵琶湖C&Sの砂川さんによる「文化観光拠点となるビジターセンター」についての説明には、文化財を現地にて肌で感じてもらうことへの大切さについてコメントいただきました。
フォーラムをきっかけに、この2つの機能について学芸員の間でも話し合いを重ね、新しい琵琶湖文化館が目指す姿について、あらためて共通の認識が持てました。このビジョンをみなさまにも知っていただければ幸いです。

会場のコラボしが21では、ロゴ・シンボルマークの缶バッジ作り体験や、新文化館の模型の展示も行い、なごやかな雰囲気で楽しんでいただきました♪

これからも、新しい琵琶湖文化館への期待を持っていただけるイベントを企画していきますので、ぜひまた遊びにいらしてくださいね♪
開館2年前カウントダウンイベント御礼♪

12月13日(土)に開催した「開館2年前カウントダウンイベント」。寒いなかお越しくださいましたみなさま、どうもありがとうございました!おかげさまで、とても楽しく充実した一日となりました✨

イベントでは、「新しい琵琶湖文化館の建設現場をのぞいてみよう!」と題した建設現場見学ツアーを初めて実施しました。ツアーでは、建設に関わる専門スタッフや、当館の学芸員が交代でご説明。学芸員からは、琵琶湖文化館の歴史や新しい琵琶湖文化館が目指す姿についてお話ししました。限られた時間でしたが、みなさん熱心に聞いてくださり、とても嬉しかったです!なかなか見ることができない工事中の建物を間近でご覧いただける貴重な機会となりました🏗️
建設現場見学ツアーは中学生以上対象・事前予約制ということで、残念ながら参加できなかった方もいらっしゃいますが、文化や文化財のすばらしさに触れていただきたく、その思いに賛同いただいた事業者のみなさんと一緒に「文化体験・遊びコーナー」を設けました。どのブースも、大人の方はもちろん、お子さんも楽しんでいただけたようです😊滋賀県の伝統産業を体験できるブースでは、近江上布の麻糸ミサンガ作り、信楽焼の植木鉢絵付け体験といったワークショップ、彦根仏壇の彫刻制作デモンストレーション、本のまちづくり推進プロジェクトPRという、伝統と文化に触れられる内容盛りだくさんとなりました。出展くださいましたみなさま、ありがとうございました!

当館の学芸員も「文化体験・遊びコーナー」でワークショップを担当。特に今年すでに何回か実施している「館蔵品をモチーフにしたオリジナルしおり作り」では、地域連携企画展出品作品やお正月にぴったりの作品などが初登場。掛け軸の表具に使われる裂の模様の紙も新たにご用意したので、これまで参加されたことのある方もお楽しみいただけたのではないでしょうか?掛け軸がどんな構造になっているか、どんな和紙が使われているかなど、詳しくお話しさせていただく場面もありました。

また、ワークショップ「仏像をくみたててみよう!」も多くの方にご好評いただきました。仏像の構造模型をさわり、組み立て、解体して・・・と、どんな構造になっているか楽しく解説しました。学芸員の私物の調査道具セットもお見せしましたよ~!


イベント内ではクラウドファンディングのブースも出展し、ご説明させていただきました。その場でご寄付くださる方も多数いらっしゃいました!本当にありがとうございます!!!イベントにお越しいただきクラウドファンディングにご支援いただいた方には、イベント限定の缶バッジもプレゼントしました(同様のプレゼントは12月21日(日)開催のフォーラムでも予定しています♪)。
当日は、建設現場見学ツアー参加者や、チラシを見て来たという方々をはじめ、大津港でミシガンに乗った帰りという方、さらには県外から『成瀬は天下を取りに行く』の聖地巡礼中という方などなど、様々な方にお会いできました。こうして多くの方に新しい琵琶湖文化館を知っていただき、そして期待の声をいただけ、本当に励みになります。これからもイベントを企画していきますので、ぜひまた足をお運びください。


まずは12月21日(日)開催の「新しい琵琶湖文化館フォーラム」‼みなさまのお越しをお待ちしております😊
+++詳しくはコチラ↓↓↓+++
【新しい琵琶湖文化館プレサイト】
