月別アーカイブ: 12月 2021

学芸員は走る

いよいよ年の瀬が迫ってまいりました。師匠も走る12月、これを師走(しわす)といいますが、文化館では学芸員が走ります。
12月、当館では寄託更新というとても重要なお仕事があります。文化財をお預かりしている県内各地の社寺さまをお訪ねし、今年一年お世話になったお礼と、来年も引き続いて大切な文化財をご寄託いただけるよう、お願いにうかがわせていただきます。

これには全寄託者さま・・・というわけもいきませんが、数日かけて県内を西へ東へ、学芸員が車を走らせます。

「今年もよう来た」と迎えていただけることが、嬉しくもあり、有り難くもあり。ご住職の変わりないご様子に元気をいただき、宮司さんとの何気ない会話の中で笑顔をいただき、代替わりされた総代さまにご挨拶をさせていただくことで、また来年のご縁を繋がせていただくのです。

書類上の手続きとはいえ、面と向かってお話しすることで、こちらも勉強させていただくことがたくさんあります。時にはさまざまなご相談を頂戴することがあり、「信頼を寄せていただいている」ことに感謝しつつ、気を引き締め直して、文化館としてどのような対応ができるか、考えを巡らせます。

おかげさまで今年も無事、ご挨拶回りを終えることができました。先輩学芸員さんから代々受け継がれてきたこの年末行事。寄託者さまから「文化館なら大丈夫」と言っていただけるよう、また来年も精進してまいりたいと思います。

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文化館の年末大掃除

年末は何かと忙しい…何といっても、新年を迎えるにあたっての大掃除!忙しい年末行事の代名詞ですよね。文化館でも大掃除を行いますよ。ですが、広くて大きな文化館。なかなか一日で終える事ができないので、今日はコチラを…明日はアチラを…とコツコツと進めております。そしてお天気も良く寒さも和らいだとある日にも外回りを中心に大掃除決行です。

館の外壁は、柄の長いほうきを使って「すす払い」。地味に腕がパンパンになる作業です。「毎年ニュースになるひ○にゃんのお城とどちらが大きいかなぁ」などと考えながら、孤独と戦ってマス。
窓ガラスは、秘密兵器の高いところまで拭ける窓用ワイパー(!)を駆使します。事務所がある連絡館は、全面にガラスが張られているため、一枚一枚をキレイにするのも一苦労!頼りになる助っ人さんと共に、ひたすら拭いていきます。「なかなか汚れとれへんな」「これ反対側の汚れやわ」…ここまで来たら、中途半端に終わらせません!急いで、室内に入り内側からも窓をフキフキ。全部拭きあげたら、本当にソコに窓があるのか信じられないくらいにキレイなガラスに生まれ変わりました!

湖上に建つ我らがお城・文化館。窓から見える景色は、天下一品(?!)。キレイにお掃除できたので、その景色がよりクリアに見えるようになりました。(←窓越しの風景)デスクワークに疲れた時に、そっと癒してくれる風景です。



さぁ、これでお正月にどの方向から神さまが来られても、ちゃんとお迎えできる状態となりました!スッキリです♪、、、と、そこへ神の一声が・・・「館内がまだ終わっていませんよ~」・・・ウッカリです・・・コツコツと進めマス。

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琵琶湖の水位が下がって見えてきた「お城のヒ・ミ・ツ♡」

このところ、まとまった雨が降っていません。夏(お盆)に降った長雨が遠い過去に感じられます[2021.9/1付ブログ]。するとどうなるか・・・皆さんもうお分かりですね?
⇒琵琶湖の水位が下がります。12月1日には△65cm!当館から見える景色で比べてみると・・・ご覧のとおり!8月お盆明けがだいたい+30cmでしたので、95cmもの大幅ダウン↓↓。こうなると滅多に見ることができないモノが見えてきます。
写真中央の歌碑、どっしりと湖中に埋まっているように見えますが、実は下部の方は今見えているコンクリートより細い支柱で支えられているため、水位があと15cmも下がれば、まるで浮いているかのような、不思議な光景となります。

そしてお城の形をした本館。普段は湖面ギリギリ・スカートと呼んでいるバルコニー(?)部分、今はその更に下の躯体が見えてきました。壁面は水の中でも、ちゃんとなだらかな曲線を描いているのですよ。お城の形に対する建設当時のコダワリが垣間見れてオモシロイ。。。

更に更に、今、巷でちょっとウワサになっていることがあります。「何だかこの頃、琵琶湖沿いの旧国道161沿いをゾロゾロ歩いている人がいる」「皆、畑を通り抜けて琵琶湖の方に向かっていく」・・・。この渇水の機会に見に行く人が急増しています。場所は大津市下阪本 ⇒ 琵琶湖岸 ⇒ なかなか見ることが出来なかったもの!!

それは何かといいますと・・・覚えていますか?令和元年度の文化財講座「花湖さんの打出のコヅチ⑥」現地探訪で訪れたことがありますヨ[2019.10/23付ブログ]。
左が2年前の写真、そして右のワイド画像が現在。

そうです!戦国武将・明智光秀が大津の湖畔に築いた坂本城跡の石垣(!)の一部が見えているのデス!!
2年前には、手前の石がチョコっと波間に見えるだけでしたが、今はご覧のとおり、「コの字型」に石が配置されているのがしっかりと分かります!

この歴史ロマンを一目見ようと、休日は若干人で混み合っています。隣接する公園駐車場は一時閉鎖されていますので、皆さんマナーを守ってお出かけくださいね。

以上、琵琶湖の水位が下がって見えてきた「お城のヒ・ミ・ツ♡」でした。

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11月のホームページアクセス数

皆さんは、「滋賀県統計グラフコンクール」をご存じですか?
[滋賀県では、県民の皆さんに統計に親しみ、グラフの表現技術の向上に役立ててもらうため、小学生以上の県内に居住または通勤・通学している方を対象に、統計グラフコンクールを毎年開催しています。/滋賀県総合企画部統計課HPより]

今までうっかり見逃しておりましたが、このコンクール、今年でなんと71回目(!)。小学校1~2年の部、3~4年の部、5~6年の部、中学校の部、パソコン統計グラフの部・・・・毎年皆さんの力作が発表されているのです!知ってましたか??!それぞれの年代ごとに興味・関心の幅が違っていてオモシロイ・・・個性的、且つ大胆!子どもらしいユニークな視点での調査あり、大人の意表を突く大真面目な統計あり・・・私たちから見ても「へぇ~そうなんだ!」と感動するグラフの力作が表彰されています。[詳しくはコチラ]

ところで何故、このコンクールに注目したかというとですねぇ・・・・パソコン統計グラフの部で、大変興味深い作品が特選(滋賀県知事賞)を受賞されていたから・・・なのです♡
そのタイトルはズバリ「なぜ滋賀は文化財が多いのかーー!!」
!!叫んでる叫んでる(笑)。
これは中学校2年生の魂の叫びです!調査のきっかけは「滋賀県の重要文化財の数が全国で4位だと知って 都が置かれて栄えていたわけではないのに どうしてだろうと思ったから」とのこと。大人の皆さん、調べたことあります??!

当館としては、”ど・ストライク”!皆さんに興味を持ってもらおうとあれやこれやとクイズチャレンジ」で出題していた内容・・・の“解決版”が、中学生の手によって明らかにされています。むむっライバル(笑)。とっても参考になりますので、皆さんぜひ熟読してください!!
(特別にご本人のお許しをいただいて歩道沿いの当館掲示板にも貼り出しています♪)

さて、生徒さんのアツい情熱に心打たれ、テンションも上がってきた♪ところで、毎月恒例のHPアクセス数のご報告とまいりましょう。11月のアクセス数は2,320件!先月のブログは、何かとお伝えしたいことが盛り沢山で「長文」になりがちだったため、皆さんのブログ滞在時間がいつもより長かった(笑)。熟読いただき、ありがとうございました♪

懲りずに今後ともお付き合いのほど、よろしくお願いいたします♪♪

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