日別アーカイブ: 2016年7月11日
今年は何かヘンです・・・
梅雨の合間に届く日差しが、とーーーっても容赦のない季節になってきました。当たり前に気温30度を超える今日この頃デス。文化館から眺める景色もすっかり「夏色」になってまいりました。
おっとここで、今年は何かヘンです。お気付きの方いらっしゃいます?いつものアレが見当たりません。例年ならもう文化館に届いているハズなのですが・・・
それは毎年、この時期に湖岸を漂い流れ着く水草の「藻」。有り難くない厄介者ではありますが、来ないと来ないで気になるモノでもあります。文化館5階の展望閣にある双眼鏡で見てみても、やっぱり見当たりません。(この双眼鏡、懐かしく思われる方もいらっしゃるかも?100円を入れると今でも現役で絶景の琵琶湖ビューが楽しめるのデスヨ。)
先日の新聞で、草津市の烏丸半島に群生するハスに「過去にない異変が起きている」という記事が出ていました。例年なら湖面を埋め尽くすハスの葉が、ほとんど見られないというのです。そろそろ淡いピンク色の花が咲く頃なのに・・・食害、老化、病気などの可能性が取り沙汰されていますが、今のところ確たる原因は不明らしいとのこと。・・・何故?!
ひょっとして「藻」が来ないのも、何か同じ理由があるのでしょうか?可能性の一つとして、昨冬に大量に飛来した渡り鳥、オオバンの食害を疑う声も出ているとか・・・体が黒くて頭のところが白いあのコですね?確かに文化館周辺でもたくさん見ましたし、季節的にも長いこと滞在されていた感はありますが・・・もしかして食べ尽くしちゃったとか?!
水質が改善されたとか琵琶湖がキレイになった等の理由であれば、万々歳なのですが、何やらソワソワする違和感なんですよね。キレイに越したことはないのですが。。。
おかげで美しい湖面には・・・ビニール袋とかペットボトルとか発砲スチロールとか植木鉢とかッ!!人間サマのゴミが目立って仕方ありまセン!皆さん琵琶湖を美しく!爽やかな琵琶湖の夏を迎えようではありませんか!
筆:あきつ