日別アーカイブ: 2017年5月1日
ホームページ4月のアクセス数
今日は大型連休の合間の月曜日。道行く車には他府県ナンバーが増え、琵琶湖の沖にも釣り舟が増え、たくさんの方が滋賀で休暇を過ごされているようです。文化館の脇でも、ほら、亀の親子がのんびりと甲羅干ししていましたよ。亀と一緒にのんびりした~い!という誘惑にかられながらも、今日は大事な月初め。ワタクシのんびりしているわけには参りません。
そうです。月はじめのご報告、ホームページのアクセス数です!4月のアクセス数は1,266件。年度当初はちょびっと少なめの数からのスタートとなりましたが、平均ページビュー、平均サイト滞在時間は先月よりも伸びています。
検索キーワードとしては、まずは「日吉山王祭礼図屏風」。この屏風は当館の収蔵品で、今年度は7月の「打出のコヅチ」でも取り上げる予定ですが、4月に山王祭が行われた関係でお調べ下さったのかもしれませんね。お役に立てたなら嬉しいです。それから「打出のコヅチ」も急上昇!5月からの開催に向けて、お調べいただいているのでしょうか。実際、お電話やメールでのお申込みの際にも、「ホームページをみました!」というお声をたくさんいただいております。その、何気ない一言が、無性に嬉しい今日このごろです。。。
ところで、このところ世間でなにかと注目されている「学芸員」。英語ではキュレーター(curator)と言い、cure(治療)と同じく、その語源はラテン語のcūrāre(世話する)にあるということです。なるほど、学芸員は専門知識をもってモノのお世話をいたしますが、それに加えて、近ごろは博物館や美術館の持つ幅広い機能(そこには「癒し」も含まれるそう!)に注目が集まり、収蔵するコレクションを通して、ヒトのお世話をすることも大事なお仕事になっています。そして、そのヒトというのが、同時代のヒトだけでなく、将来のヒトをも視野に入れているのがまた、学芸員のお仕事の特色なのでしょう。
このブログでは、以前から文化館そして学芸員の日常を話題としてきましたが、今後も機会があれば取り上げて、みなさまに学芸員や博物館のお仕事、役割をより深く知っていただけたらなぁと思っています。というわけで、5月もぜひ「あきつブログ」をよろしくお願いいたします!