日別アーカイブ: 2019年9月2日

8月のホームページアクセス数 

8月前半のあの猛暑がウソのようで、このごろは朝晩めっきり涼しく過ごしやすくなってきましたね。黄色みを増してきた田んぼに、あきつ君の仲間たちがスイスイと飛び回る様子も見られるようになり。。。今年はちょっぴり早めの秋となりそうです。

今日はまず、8月の文化館ホームページのアクセス数をご報告いたしましょう。この1ヶ月にご訪問いただいた方は、なんと2,000件の壁を突破して、2,402件となりました!!本当に多くの方にご訪問いただいて驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!

8月もまた、皆さまには「収蔵品紹介」や「花湖さんの打出のコヅチ」ほか、いろいろなページをご覧いただいたようですが、ちょっと気になるのは「検索キーワード」。こちらもバラエティーに富んでいるのですが、なかでも「中江藤樹」「北村季吟」「松尾芭蕉」「寂室元光」などなど、滋賀ゆかりの人物が目立つような気がします。。。夏休みでしたので、自由研究などで調べていたお子さんもいらっしゃったのでしょうか?文化館のホームページには、滋賀の歴史や文化財に関するお役立ち情報をたくさん掲載しています。気になることがあった時、宿題やレポートのテーマに困った時(!?)には、ぜひ一度覗いてみて下さいネ!!

さてさて、早いものでもう9月に入りました。昨日9月1日は[防災の日]ということで、地域などでの防災訓練に参加された方もいらっしゃるかと思います。「防災の日」というのは、1960年(昭和35年)に制定された啓発日ですが、9月1日の日付は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものだということです。

関東大震災といえば、「浮城モノ語り」の最新作、第64話「昭和天皇と杉浦重剛」の中で、大正12年、杉浦重剛が関東大震災に罹災して、茫然自失となった想いを詠んだ詩「大震皆傾殆不支」をご紹介しております。杉浦自作のこの詩は、安政2年(1855)の大地震を思わせるという所感が述べられるなど、極めてリアルな実感がこめられたものとなっています。安政2年(1855)10月2日関東地方南部で発生したM7クラスの大地震の鮮明な記憶は、この年3月に生まれたばかりの重剛には、恐らくほとんどなかったでしょうが、彼はきっと、その後に周囲の人々から繰り返し聞かされた震災の経験を、自らの内面にしっかりと受け止めていたのでしょうね。「防災の日」(9/1)と「防災週間」(8/30~9/5)にちなんで、こちらの方もぜひ一度ご覧ください。

それでは、9月もまた文化館ホームページをよろしくお願いしま~す!!

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