月別アーカイブ: 10月 2019

湖岸のキレイを取り戻せ!

毎年やってくる台風・・・やって来てしまう台風・・・先日の台風19号では、滋賀県では北寄りの風が吹き、大量の水草(藻)が南湖の湖岸に押し寄せました。かく言う・・・文化館の周りにも・・・。モチロン?当然のごとく?当たり前のように?水草が寄って来てしまいました。「今年はもう(台風は)来ないよね」と平和に話していた10月初旬が懐かしい。。。

例年のこととは言え、(いろいろと対策はしているのですが)自然のパワーは想像を超えてきます・・・柵を乗り越えて入って来てしまった水草は、これはもう、人の力でなんとかするしかありません!えぇ、そうですとも。今までにもこんな苦労は幾度となく乗り越えてきた文化館。ということで、皆で力を合わせて水草の除去作業です!

雨が降る中、作業はカッパを着ての重労働・・・。いぃや辛くはありません!「去年の台風は夏でもっと臭いが酷かった!今年はまだマシや!」「その前は水面下にも水草が重なって取っても取っても減らんかった。それに比べたら今年はかわいいもんや!」。そうそう皆さん、その意気です!ガンバレ頑張れ!!
しかし、元気があったのは午前まで・・。午後からは、若干口数が減り、さすがの疲労感が漂っていました。・・・と、そこへ、なんと偶然通りかかった方が「見過ごせないから」と作業を手伝い、しかもこれを聞きつけた別の方が更に応援に来てくださったのです!なんてイイ人たちです!おかげで再び作業はペースアップ!これは本当に有り難かった~!!

この日、水草を全部取り除くことはできませんでしたが、作業が終わるころには水面が見える範囲も広がり、「人力で減ったぞ!」というささやかな?!達成感がありました。
(←その成果がこの水草の山です)
普段机仕事をされている方にも声をかけ、多くの方々にご協力いただいた今回の作業。皆さん慣れないお仕事をお疲れさまでした。有り難うございました!

と、話はイイ終わり方をしたように感じますが、実は続きがありました・・。今回の台風で大量に打ち上がった水草が、各地で飽和状態となり、処分場で処分しきれないほどの量となっているそうです。水草を湖面から引き上げても、乾かして処分に出せる量が限られてしまう・・・ということでキレイな湖岸に戻るには今しばらく時間がかかってしまいそうなのです。湖岸散策を楽しむ皆さまにはご迷惑をお掛けしますが、清掃作業は続けていますので、どうかあたたかい目で見守って下さいませ。

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開催間近!「湖東三山 金剛輪寺の名宝-滋賀県立琵琶湖文化館寄託品里帰り特別公開-」展

間近に迫ってきました琵琶湖文化館地域連携企画展第2弾!11月1日(金)から、愛荘町歴史文化博物館にて開催の本展覧会は、サブタイトルにもあるように、金剛輪寺さまから当館に寄託されている文化財の『里帰り特別公開』展となります。

ということで、当館にある作品は10月11日に、金剛輪寺さまより特別出品いただくご宝物は23日に、すでに会場に”集結”しています。今日は、愛荘町歴史文化博物館に寄託されている作品とともに、これらを展示する作業が行われているのです。

休館中の当館が、他館で展示することができるのは、会場館となる先方職員さん方々のご協力があってこそ・・・今回も愛荘町の方たちに大変お世話になっています(感謝!!)。様々な準備・調整期間を経て、ここまで辿りついたからには、あとは皆さんに良い展示をみてもらえるよう、今日を頑張るのみ!?!全体のまとまり感をイメージしつつ、誰よりも会場の特徴を知る先方の学芸員さんと共に、工夫を凝らしながら作業を進めます。
すべてを展示し終えたところで、やっとホッと一息。。。とても見応えのある展示内容となりましたヨ!!

気付けば、大津市内の街路樹が、秋の色になってきました。金剛輪寺さまの境内も紅葉が少し進んできた様子。 季節が本展覧会を盛り上げてくれているかのようです。
開催まであと1週間。11月が待ち遠しい・・・大津のお城の赤トンボです。

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「花湖さんの打出のコヅチ」第6回 現地探訪 開催しました

10月17日、絶好のウォーキング日和、実施いたしました現地探訪。今回は、受付定員MAX60名の皆さんとスタッフ7名が、「幻の坂本城をさぐる」ということで、明智光秀が築いた城があったとされる大津市下阪本とその周辺を探訪してきました。
集合場所の京阪松ノ馬場駅「花湖さんの打出のコヅチ隊」の幟旗の元に集まったのは、参加申込みの電話受付が3時間で定員に達するという激戦を勝ち抜かれた幸運な方たちです(お断りした方ごめんなさい!)。驚くなかれ、その内約9割の方が、今回の探訪の予習回とも言える第5回の講座を受講されてのご参加です。とても勉強熱心な、生粋の歴史好きの方々が街中を歩くとこんな感じになります(笑)。先頭を行くのが講師:松下浩氏(県教委文化財保護課)です。

幻の坂本城、現在は、琵琶湖中に石垣の痕跡が残るだけで、城の遺構はほとんど残っていませんが、私たちが巡り歩いたのはこのようなトコロ・・・。
さぁ~て皆さん、どこで何を見ているのか、お分かりデスカ?先生の話を聞きながら歩くと、ただの水路と思っていたのがタダモノではナイ不思議。。。ナルホドな~と思う訳です。戸津説法で有名な東南寺さんにも行きましたが、今回重要なのはお寺と坂本城の位置関係が江戸時代の文献に示されている事実・・・。文化館的お寺探訪とは一味違います(笑)。

本丸の位置はどの説をとっても先ず間違いないそうです。(坂本城址公園には明智光秀像が建っていますが、ここが主郭跡ではないので要注意(笑)。)今は某企業の所有地となっていますが、坂本城には舟入場があり、直接琵琶湖へ出ることができる、よく考えられたナイスなお城だったそうです(この日見れたのはその舟入場の石垣が水面に1つだけポコッと・・・水位が低い時にもう一度見てみたい!)。ただ、城下の縄張りについては、近年の発掘成果や文献などから、まだまだ検証すべき点が多いとのこと。今回の探訪は、今まで坂本城には本丸・二の丸・三の丸、内堀・中堀・外堀があると考えられてきたことが、「実はそうではないのではないか」という新説を巡る探訪でした。タマネギ状に堀で明確に区切られた城下ではなく、中堀を埋めたと言われる北国街道は当時も町中にあって、惣構で囲われた中に城主に属する武士や町人が楽しく暮らしていたのではないか、という先生のお話が印象的でした。
最後に訪れた平成30年度大津市教委発掘調査地点の隣では、今年度も発掘調査が続けられていました。坂本城址に関わる新たな発見があるといいですね。

参加された方からは、「謎を解くようで面白かった。タ○リの番組みたい」「今後も現地説明を続けてもらいたい」などのお声も頂戴しました。有り難うございました。松下氏も最後に言っておられました。「坂本城址を辿ろうと思ってもなかなか辿れない」。謎に満ちたお城だからこそ、「さぐる」楽しみがあるのですね。
道々、庭先に植えておられる金木犀の甘い香り。私たちが住む当たり前の風景の中に、歴史の謎と魅力が存在する滋賀県とはなんていいところなのでしょう(他府県の方に羨ましがられますよ?!)。その”贅沢さ”に感謝いたします。毎年金木犀の咲くころに、思い出したい今回の探訪でした。

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10/17「花湖さんの打出のコヅチ」現地探訪 開催します

いよいよ明日となりました。滋賀の文化財講座「花湖さんの打出のコヅチ」第6回現地探訪です!!お申込みいただいた方には、「天候の関係等で中止の場合は、前日にお電話でご連絡差し上げます」とお伝えしておりましたため、心配されていた方もいらっしゃったかも知れませんが、天気予報によると、明日は”暑すぎず、寒すぎず”の「探訪日和」となりそうですので。。。予定通り開催いたしま~す!!(参加予約受付は終了しております。)

今年度講座の最終回となります第6回は、いつもの打出浜を飛び出して、大津市下阪本方面へと赴きます。下阪本は、第5回の講座「明智光秀の幻の名城 坂本城」で学んだ、明智光秀の築いた坂本城があったところ。現在は、琵琶湖中に石垣の痕跡が残るだけで、城の遺構はほとんど残っていませんが、前回の講師・松下浩氏(県教委文化財保護課)に依りますと、現地に残る水路(堀)や道の痕跡を丹念に辿っていくと、往時の坂本城とその城下町の姿が浮かび上がってくる、ということでした。「百聞は一見に如かず」のこの機会、ご自身の目でしかとお確かめ下さいませ。

そして、ご参加される皆さま、明日の準備はもうお済みですか?今回は、京阪松ノ馬場駅を出発点として、湖岸方面へ往復約3Kmほどの行程を、徒歩で周ります。無駄に疲れないように、歩きやすい靴&服装でお越し下さいね。また、お飲み物などは必要に応じて各自でお持ちいただくと良いかと思います。”おやつ”につきましては、昨年と同様に上限はございません(笑)。その他、詳しくはこちらでご確認下さい。

明日17日(木)は、13:00から受付、京阪松ノ馬場駅でお待ちしております。目印は「花湖さんの打出のコヅチ隊」の白い幟旗ですよ!13:30には出発しますので、遅れないようにお願いします。
では、また明日!

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夕暮れの景色

「秋の日はつるべ落とし」という言葉がありますが、近ごろめっきり日暮れが早くなりました。夕暮れ時、文化館の辺りでは、湖岸をゆっくり散歩する人や、ジョギングで汗を流す人、サイクリングで湖岸の風を楽しむ人など、思い思いの時間を過ごされています。そしてやはりこの景色を見ると皆さん、足を止めずにはいられないようで、携帯電話やカメラで写真を撮っておられる方もたくさんいらっしゃいます。こんな素敵な夕暮れの景色ですものね。

そんな方たちにまぎれて、いざ、「今がシャッターチャンス!」と撮ってみると、刻々と変化する空の色に「やっぱり今がシャッターチャンス?!」と、何度も撮り直し(笑)。撮影枚数がどんどん増えて、撮影時間もエンドレスなことになってしまいます。

そもそも写真を撮ってみようと思ったのは、「夕焼けor朝焼け」に染まる湖岸の風景写真はないですか?と、お問合せをいただいたことがきっかけで、いろいろと探してみたのですが、これがなかなか・・・。ならば撮ってみようと思い立ったわけです。当ウェブサイトには「文化館写真集」がありますが、ここでハタと気付きました。以前と同じ写真が撮れない。。。開館当初の文化館の周囲が未だ更地だった頃のような・・・とは言いませんが、ここ10年の間を見ても、同じ角度でも写り込む建物の数が・・・。当たり前の風景が当たり前でなくなってしまうのをヒシヒシと感じてしまいました。。。

これからの時季、もう少し寒く空気が凛としてくると、さらにおススメの風景があります。風の無い日の夕暮れに、湖面に街の光が映り込み、帯状の灯りがユラユラと、とっても幻想的で神秘的な彩りを見せることがあるのです。この夜景を見るために、京阪神からもわざわざ来られる方がいらっしゃるとか。百万ドル・・・には及びませんが、偶然でも見ることが出来れば、ほんのりあたたかい気持ちになれますよ。

余談になりますが、先日NHKで放送されたブラタ○リのオープニングも、明るい時間にこの辺りで撮影されてたこと、気付かれました?(ちょっと角度は違いますが文化館が写り込んでましたね。)昼間も夕暮れも夜景も、心癒される湖岸の風景です。

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9月のホームページアクセス数

このところ日本列島が、ラグビーW杯の熱気に覆われているせいでしょうか(笑)?日中の気温が30℃を越える日が続いています。熱い&暑い毎日です。。。それでも今日から10月。消費税率が変わったり、関西私鉄の駅名が変わったり、世の中の変化が大きい10月1日ですが、気持ちを新たに頑張りたいですね!

今日はまず、ホームページアクセス数のご報告をいたします。9月のアクセス数はなんと2,090件!!8月に引き続き2,000件台を維持しております。本当に大勢の皆さまにご訪問いただき、どうもありがとうございました。

ところで、昨日からNHKで始った連続テレビ小説「スカーレット」。ご覧になりましたか?舞台となる滋賀県ではこの秋、ドラマに因んだ「緋色(赤)」がトレンドになりそう。。。と思いながら文化館ホームページの検索キーワードを見ていると、ここにも「赤」いもの発見デス!文化館で「赤」といえばコレ、「収蔵品紹介」のコーナーにもある「堆朱香合」。「香合」とはお香を入れるための蓋付きの小さな容器のことで、茶道具や仏具として使われるものですが、文化館に収蔵されているものは、何層にも塗り重ねた朱漆の上に牡丹の花を精巧に彫り現した、見事な細工の作品なんです。本当に惚れ惚れいたします。気になる方は、ぜひ一度覗いてみてくださいね。

さて、ここで少し9月の文化館を振り返ってみますと、何よりまず甲賀市土山歴史民俗資料館での地域連携企画展ですね~。7月より開催してまいりました「歴代天皇と近江-滋賀県立琵琶湖文化館 館蔵品より-」は、一昨日29日(日)に終了。昨日30日には、甲賀市職員の皆さんと撤収作業を行ない、出品した作品たちも文化館へ戻ってまいりましたよ。終わってみるとあっと言う間の2ヶ月でした。。。関係方々のご協力に感謝するとともに、この展覧会が皆さまの心に残る展覧会となっていれば嬉しく思います。皆さまどうもありがとうございました。

文化館はこれから、地域連携企画展の第2弾「湖東三山 金剛輪寺の名宝-滋賀県立琵琶湖文化館寄託品里帰り特別公開-」の開催に向けての準備が佳境に入っていきます。今回は愛荘町歴史文化博物館さんとタッグを組んでの開催です。秋の紅葉シーズンが待ち遠しい?!展覧会は11月1日からの開催です。どうぞお楽しみに。

それでは、10月もあきつブログをよろしく~!!

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