日別アーカイブ: 2019年10月8日

夕暮れの景色

「秋の日はつるべ落とし」という言葉がありますが、近ごろめっきり日暮れが早くなりました。夕暮れ時、文化館の辺りでは、湖岸をゆっくり散歩する人や、ジョギングで汗を流す人、サイクリングで湖岸の風を楽しむ人など、思い思いの時間を過ごされています。そしてやはりこの景色を見ると皆さん、足を止めずにはいられないようで、携帯電話やカメラで写真を撮っておられる方もたくさんいらっしゃいます。こんな素敵な夕暮れの景色ですものね。

そんな方たちにまぎれて、いざ、「今がシャッターチャンス!」と撮ってみると、刻々と変化する空の色に「やっぱり今がシャッターチャンス?!」と、何度も撮り直し(笑)。撮影枚数がどんどん増えて、撮影時間もエンドレスなことになってしまいます。

そもそも写真を撮ってみようと思ったのは、「夕焼けor朝焼け」に染まる湖岸の風景写真はないですか?と、お問合せをいただいたことがきっかけで、いろいろと探してみたのですが、これがなかなか・・・。ならば撮ってみようと思い立ったわけです。当ウェブサイトには「文化館写真集」がありますが、ここでハタと気付きました。以前と同じ写真が撮れない。。。開館当初の文化館の周囲が未だ更地だった頃のような・・・とは言いませんが、ここ10年の間を見ても、同じ角度でも写り込む建物の数が・・・。当たり前の風景が当たり前でなくなってしまうのをヒシヒシと感じてしまいました。。。

これからの時季、もう少し寒く空気が凛としてくると、さらにおススメの風景があります。風の無い日の夕暮れに、湖面に街の光が映り込み、帯状の灯りがユラユラと、とっても幻想的で神秘的な彩りを見せることがあるのです。この夜景を見るために、京阪神からもわざわざ来られる方がいらっしゃるとか。百万ドル・・・には及びませんが、偶然でも見ることが出来れば、ほんのりあたたかい気持ちになれますよ。

余談になりますが、先日NHKで放送されたブラタ○リのオープニングも、明るい時間にこの辺りで撮影されてたこと、気付かれました?(ちょっと角度は違いますが文化館が写り込んでましたね。)昼間も夕暮れも夜景も、心癒される湖岸の風景です。

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