月別アーカイブ: 12月 2019

祝)新指定 滋賀県指定文化財

今年もあと数日で終ろうとしている昨日、嬉しいニュースが飛び込んできましたよ。新たに滋賀県が指定(または選定)した文化財が発表されました!新指定(選定)となったのは、次の8件です!

有形文化財
【建造物】五箇(ごか)神社本殿・拝殿:同神社(東近江市)
【絵 画】絹本著色釈迦諸尊集会図(けんぽんちゃくしょくしゃかしょそんしゅうえず)
     :成菩提院(米原市)
【彫 刻】銅造誕生釈迦仏立像:阿弥陀寺(甲賀市)
【工芸品】黒漆金銅装蔓柏文鞍(こくしつこんどうそうつるかしわもんくら)
     :五百井神社(栗東市)
【考古資料】上御殿(かみごてん)遺跡出土短剣鋳型:滋賀県
史跡名勝天然記念物
【史 跡】相谷熊原遺跡(東近江市と個人7人)
     オウゴ古墳(竜王町と個人6人)
選定保存技術
曳山(ひきやま)車輪鉄輪修理:【保持者】草野清弘さん、草野昌基さん兄弟(長浜市)

この中で、【絵画】で指定された絹本著色釈迦諸尊集会図は、現在、当館に寄託されています。お釈迦さまが法華経の教えを説き、法華経を守護するほとけさまたちが一堂に会する様子が色鮮やかに描かれた、とても美しい仏画です。当館ウェブサイト「収蔵品紹介」のコーナーに詳しい内容と写真を、特別に紹介していますので、こちらも是非チェックして下さいね。

指定文化財が増えるということは、宝物が増えたような、滋賀県の地域力がアップしたような、そんな気がしますよね。厚みが増したというか・・・。過去から受け継がれ、未来に引き継ぎたい滋賀の文化財。地域の誇りとして、末永く大切にしていきたいものですね。

年の瀬の嬉しいニュースに、気分も晴れ晴れ。きっと明るい新年が待っているに違いない・・・!! 猪(ちょ)っとこれはもう子(ね)ずに年越しを迎えるしかない?!
それでは皆さんよいお年をです~~~!

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文化財入門セミナー「仏像に親しむ」のご案内

2019年も残りあとわずか。年が明けたら何か新しいことを学びたい!とお思いの方もいらっしゃると思います。今日はそんな方へ耳よりの情報、滋賀県教育委員会文化財保護課さんの方で開催される文化財入門セミナー「仏像に親しむ」のご案内です。

皆さんのなかには「仏像に興味はあるのだけど、いざ見に行くと名前なんかも難しくてちょっと…」という方もいらっしゃるのではありませんか?今回のセミナーでは、専門家の先生から、滋賀県に伝わる仏像の特徴や文化財としての仏像修理の最新情報を、初心者にもわかりやすく紹介していただけるそうですよ。ぜひこの機会に参加して、これから仏像に親しむ”きっかけ”にして下さい。もちろん、もうすでに「仏像大好き♡」という方も大~歓迎です!!

参加お申込みはFAX・電話・メールで、下記の滋賀県教育委員会文化財保護課まで(締め切り1月16日(木))。(文化館では受け付けておりませんので、お間違えのないようにお願いします。)

 日時:令和2年(2020年)1月19日(日)10:30~15:45 ※10:00開場
 会場:ピアザホール(滋賀県大津市におの浜一丁目1番20号 ピアザ淡海2階) 
 内容:「入門セミナー 仏像に親しむ」
  10:30~10:40 開会挨拶
  10:40~11:55 講演「奈良の大仏と京の大仏」 講師:神田雅章氏(龍谷大学教授)
  13:00~14:15 講演「近江の仏像―平安時代の彫刻を中心に―」
            講師:高梨純次氏(公益財団法人秀明文化財団参事)
  14:30~15:45 講演「仏像修理の世界」 講師:高橋利明氏(楽浪文化財修理所所長)
 主催:滋賀県教育委員会
 定員:400名(事前申込制・先着順)
 参加費:無料 

【参加申込方法】
 FAX・電話・メールに住所(市町まで)・氏名(ふりがな)・連絡先(携帯電話推奨)を記入の上、滋賀県教育委員会事務局文化財保護課まで申し込み。申込締切:令和2年1月16日(木)午後5時

【参加申込・問い合わせ先】
 滋賀県教育委員会事務局文化財保護課 美術工芸・民俗係
 〒520-8577滋賀県大津市京町四丁目1番1号
       TEL:077-528-4672 FAX:077-528-4956
       E-mail:ma07@pref.shiga.lg.jp

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「湖東三山 金剛輪寺の名宝」展 開催御礼

終わってみれば1ヶ月半があっという間でした・・・。11月1日から始まった地域連携企画展「湖東三山 金剛輪寺の名宝-滋賀県立琵琶湖文化館寄託品里帰り特別公開-」が15日で終了。会期中8千人を超える(!)多くの方々が会場を訪れ、紅葉を彩る金剛輪寺さまの寺宝の数々をご覧いただくことができました。本当に有り難うございました。

この地域連携企画展、本年度においては県内3地域において、当該地域とゆかりのある琵琶湖文化館の収蔵品を中心に、各地の博物館・資料館と連携して開催し、休館中である当館の収蔵品を多くの方々にご覧いただこうという趣旨で実施しております。その第2弾であった本展は、愛荘町立歴史文化博物館さんとの連携でした。紅葉のベストシーズンに本展を企画していただき、両館に寄託されている作品を一堂に展覧する機会を得たことで、金剛輪寺さまの歴史・文化財についてより奥行き深く皆さんにご紹介できたのではないかと思っていますが、いかがでしたか?

そして、連携したのは館だけではありません。お気付きでしたでしょうか。金剛輪寺さまと西明寺さまのそれぞれ時代の異なる「十六羅漢像」が並べて展示されていましたよね。湖東の近接する天台宗寺院にこのような本格的な作例が残っているということも、その地域を知る上で驚きであったのではないでしょうか。
所有者さまならびに歴史文化博物館の皆さまのご理解ご協力を得て、このような展覧会を開催できたことを、職員一同心から喜んでいます。「地域連携」企画展ココにあり!です。本当に有り難うございました。


さて、次なる地域連携企画展は、安土城考古博物館さんとの連携で「安土・桃山時代の近江展―琵琶湖文化館収蔵品を中心に―」を開催します。こちらもどうぞご期待下さいね。

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「湖東三山 金剛輪寺の名宝」展 ギャラリートーク

湖国の紅葉もそろそろ見納めかな?という12月1日、「湖東三山 金剛輪寺の名宝」展を開催中の愛荘町立歴史文化博物館では、ギャラリートークが行われました。会場では、地域の方や観光ボランティアの方、また観光で偶然立ち寄られたと思しき方など、25名が講師の話に熱心に耳を傾けられました。
今回の講師は、仏教美術の中でも彫刻が専門の和澄学芸員。先ずは滋賀県には多くの優れた文化財が残っていることのスゴさ、すばらしさを紹介。続いて金剛輪寺さまがどのようなお寺さまか、主に彫刻作品をスクリーンで紹介しながらトークは進みました。

続いて実際に作品を見ながら解説では、先ずは「孔雀文磬(けい)」の説明から・・・「よっしきた!」と先日ブログで紹介していた筆者:あきつとしては心の中でガッツポーズ(笑)。さらに『磬の”へ”の字の角度が緩いと作品年代が古く、時代が進むとどんどん角度が強くなっていく。この孔雀文磬は角度が緩やかで裏に製作年代(1222年:鎌倉時代)がはっきり書かれているので時代の参考になるいい作品です』と、なるほどの豆知識(!)も披露されました。これがギャラリートークの醍醐味デス。
そして、”豆”つながりで、個人的(個トンボ的?)に皆さんにぜひ紹介したい(!)のが、「漆塗太鼓形酒筒(うるしぬりたいこがたしゅとう)」です。この酒筒は、形は太鼓のように見えますが、用途としては祝いの席などでお酒をふるまう酒樽で、愛荘町の指定文化財にもなっています。皆さんは「日本昔ばなし」に出てくる『豆の木太鼓』をご存知ですか?和尚さんが残しておいたそら豆を小僧さんがこっそり食べてしまうアノお話です。実は、大木に育ったそら豆の木で作った太鼓がこの「漆塗太鼓形酒筒」だといういわれが残っているのです!(・・・実際にはケヤキ製・・・という不思議には目をつむり・・・)昔話を大切に語り継ぐ作品に出会えるなんて、何だかとてもステキです。
※フリーペーパー:滋賀の文化情報誌「Duet」2019秋号(サンライズ出版発行)にも紹介されています!

もう1つ、おそらく今回講師が一番熱く語らせていただいたのが、木造の阿弥陀如来立像です。「寺外初公開」でも注目をされていますが、いつもは国宝の本堂の後陣に安置されているほとけさまで、今回、特別に、本展覧会のために、お堂からお出ましいただきました(展覧会担当:ギャラリートーク講師:彫刻が専門:和澄学芸員たっての願いにより実現!)。阿弥陀如来は、極楽浄土から雲に乗ってお迎えにきてくだる姿が表現されていますので、少し前傾姿勢であることがわかります。衣や雲が風を受けて後方になびく様子などは、今回特別に厨子からお出ましいただいたからこそ拝めるお姿です。彫刻にうっとり:和澄学芸員は、「正面からだけではなくこの機会にぜひ横からも見てほしい」と熱く語っておりました(笑)。

最後に、あきつ君的豆知識を披露しておきましょう。「日本昔ばなし」つながりで、皆さん、『密僧坊(みっそうぼう)』をご存じですか?こちらも愛荘町さんのお話しです。ぜひチェックしてみてくださいね。
(会場にある記念スタンプ:向かって左が密僧坊!)

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11月のホームページアクセス数

12月がやってまいりました。今年は、平成から令和への改元もあり、1年のうちに2度目の年末を迎えるような、ちょっと不思議な感じもしております。平成31年が終わる時には、何かこれから、新しい明るい時代を迎えるような、大きな期待感に日本中が包まれたものですが、その期待通りに、まずは令和元年を締めくくれるよう、残りの一ヶ月も、明るく前向きに物事に取り組んでいきたいものですね。

さて、11月の文化館ホームページへのアクセス数ですが、こちらは1,796件となりました。秋の行楽シーズン。何かとお忙しい中にも、多くの方にHPをチェックして頂きましたこと、心より感謝いたします。この間どんなページをご覧いただいたかといいますと、やはり「展覧会」のページはよく見て頂いているようですね。11月から始まりました愛荘町での地域連携企画展「湖東三山 金剛輪寺の名宝-滋賀県立琵琶湖文化館寄託品里帰り特別公開-」は、12月15日(日)まで。残すところあと2週間です。「まだ行けてない~!」という方、今年の「やり残し」とならないよう、ぜひぜひ足をお運びくださいませ。

ところで、最近、湖岸歩道にある当館の掲示板に新たな掲示物が登場しています。というのも、職員が外で作業をしていると、通りがかりの方から「あの屋根のトンボは何?」「あそこの銅像は誰?」、というご質問をいただくことがありました。ナルホド皆さん気になる?(トンボはあきあかね)(銅像は明治・大正期の政治家:井上敬之助氏)ということで、さっそく「屋根の上になぜトンボ?」と「あの人は誰?-井上敬之助 銅像-」の2枚の解説を用意させていただいたという訳です。HPでは、「あきつ君について」および「浮城モノ語り第46話 井上敬之助 銅像」で紹介していますが、これらを貼り出してから、掲示板前で足を止めて読んで下さる方がグッと増えたような気がします。中には掲示板を読んでから、上を見上げて「あ、本当にトンボがいるわ」と気付かれる方も(笑)。

さらにデス。この度、11月のHPアクセス数をチェックしたところ、なんと検索キーワードの中にも「井上敬之助」と「トンボ」の文字が☆キラリ☆と光り、ページビューのランキングでも、「浮城モノ語り第46話 井上敬之助 銅像」が、34位→18位へと大躍進していることを発見。これってもしかして、”掲示板効果”デスカ??

何はともあれ、皆さまの気になること、知りたいことにお答えできたのであれば、とっても嬉しいです。12月も、引き続き“お役立ち情報発信“していきますので、掲示板、HPともにどうぞご覧下さい!

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