日別アーカイブ: 2019年12月26日
祝)新指定 滋賀県指定文化財
今年もあと数日で終ろうとしている昨日、嬉しいニュースが飛び込んできましたよ。新たに滋賀県が指定(または選定)した文化財が発表されました!新指定(選定)となったのは、次の8件です!
有形文化財
【建造物】五箇(ごか)神社本殿・拝殿:同神社(東近江市)
【絵 画】絹本著色釈迦諸尊集会図(けんぽんちゃくしょくしゃかしょそんしゅうえず)
:成菩提院(米原市)
【彫 刻】銅造誕生釈迦仏立像:阿弥陀寺(甲賀市)
【工芸品】黒漆金銅装蔓柏文鞍(こくしつこんどうそうつるかしわもんくら)
:五百井神社(栗東市)
【考古資料】上御殿(かみごてん)遺跡出土短剣鋳型:滋賀県
史跡名勝天然記念物
【史 跡】相谷熊原遺跡(東近江市と個人7人)
オウゴ古墳(竜王町と個人6人)
選定保存技術
曳山(ひきやま)車輪鉄輪修理:【保持者】草野清弘さん、草野昌基さん兄弟(長浜市)
この中で、【絵画】で指定された絹本著色釈迦諸尊集会図は、現在、当館に寄託されています。お釈迦さまが法華経の教えを説き、法華経を守護するほとけさまたちが一堂に会する様子が色鮮やかに描かれた、とても美しい仏画です。当館ウェブサイト「収蔵品紹介」のコーナーに詳しい内容と写真を、特別に紹介していますので、こちらも是非チェックして下さいね。
指定文化財が増えるということは、宝物が増えたような、滋賀県の地域力がアップしたような、そんな気がしますよね。厚みが増したというか・・・。過去から受け継がれ、未来に引き継ぎたい滋賀の文化財。地域の誇りとして、末永く大切にしていきたいものですね。
年の瀬の嬉しいニュースに、気分も晴れ晴れ。きっと明るい新年が待っているに違いない・・・!! 猪(ちょ)っとこれはもう子(ね)ずに年越しを迎えるしかない?!
それでは皆さんよいお年をです~~~!