日別アーカイブ: 2022年12月7日

文化館の助っ人たち

 12月になって早一週間。2022年もあと一カ月を切ってしまいました。寒さも一段と増して、湖畔も冬の季節となりました。ここで少し、今年の夏から秋にかけての琵琶湖を思い出してみます。

 琵琶湖では、毎年7月から11月にかけて水草(藻)が大量発生します。湖の上に立っている文化館も、例年なら夏から秋の台風シーズンを中心に水草の除去作業をします。文化館の周りは藻刈船が刈り取ってくれますが、文化館の中央部分は、人力でなんとかするしかありません。小舟に乗って水草を引き上げる…これが重労働なのです。ですが、今年の夏は水草が何だか少ない…引き上げを手伝ってくれる作業の方と「今年は少ないな」と喜んでいたのですが、、、なんと、11月に例年の夏よりも多くの水草が襲来!なぜ今年はこんなことに!?水草除去のエキスパート「藻刈船スーパーカイツブリⅡ号」も11月中頃には引き上げてしまい、12月に入っても周囲には水草が残ることとなってしまいました。まさか、この様なことになるとは。。。今年は何か違いました。

 そして冬本番を迎えようという今現在、湖面に残る水草対策は?というと、この季節に頼もしい助っ人が登場。それは“水鳥”たちです。湖岸には渡り鳥など水鳥が多く飛来します。さながら鳥たちのお食事処となります。
 「今年もよくいらっしゃいました!」と歓迎しながら、鳥たちを観察すると、いつもより水鳥たちが多いような…?やっぱり水草の量が多いから?何はともあれ千客万来。お食事はたくさんあります。お代はかかりません!水鳥の皆さん、い~っぱい食べてくださいね。

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