日別アーカイブ: 2018年9月3日
ホームページ8月のアクセス数
今日は、8月のホームページアクセス数のご報告です。この一月もまた、1,890件とたくさんのご訪問をいただきました。毎月初め、ハラハラ、ドキドキしながらこの数字をチェックするのですが、今回はご覧いただいたページ数も増えていて、ますます嬉しい~です!!
実は、先月24日に、(公財)滋賀県文化財保護協会の主催で開催された「文化財の活用を通した地域資源化セミナー」に参加し、文化財や世界遺産・日本遺産などをめぐる昨今の状況をいろいろと学ばせていただいたところです。このセミナーには、文化財関係者の他にも、観光系のお仕事をされている方や、まちづくり部門の方々、一般事業者(企業)さんや学生さんなど、さまざまな分野から多くの方が参加されていたようで、こういった近年の幅広い方面からの文化財への関心の高まりが、当館ホームページのアクセス数の増加にもつながってきているのかしら?という前向きな思いを抱きつつ・・それぞれの分野が協力し合うことで滋賀の文化財を盛り上げていければいいなと思います。ということで、まずは、ホームページにご訪問いただいた皆さま、どうもありがとうございました!そして、これからも皆さまのご期待に応えて、内容の充実と、積極的な情報発信に努めていきま~す!
さて話は変わりますが、この8月は猛暑であったばかりでなく、台風の発生も例年になく多かったですね。前回(8月23・24日)の台風20号は、直撃はしていない滋賀県にも、人や建物、道路、農作物への被害といった爪痕を残して行きました(涙)。それでも台風の季節はまだまだこれから。昔から、立春から数えて210日(9/1頃)あるいは220日目を「二百十日」「二百二十日」といい、9月の上旬こそが大きな台風のよく来る時期です。この頃は、お米などが稔る季節でもあるため、九州~東北の各地で、風除けと五穀豊穣を祈っての「風祭り」が行われますが、滋賀県でも、甲賀市方面では「風没祭(かざごもり)」や「風籠り」といった行事が続けられているそうです。
ところで、新潟や福島の方では、「風祭り」で祀られる風の神様を「三郎」という名で呼んでいるとのこと。。。それを聞いて思い出したのですが、たしか近江にも「三郎」がいましたよね?ほら、伊吹山に住んでいた、あの怪力の大男「弥三郎」。この男、時々鬼のように暴れては村の人々を困らせていたので、とうとう佐々木頼綱という武士に討伐され。。。最後に正体が大蛇であったことが明かされたのです。が、それからまた何百年も経った元和7(1621)年に、山の木々をなぎ倒すような大風(弥三郎風)となって現れるという祟りを起こしたのだとか。。。ん~?とぐろを巻いた大蛇の弥三郎って、ひょっとして、台風(竜巻・つむじ風)の化身だったのではないでしょうか???
日本列島には、今もまた強い台風21号が接近してきています。今回も気を緩めずに、しっかりと備えをしておきましょう。そして、「風の(弥)三郎様」にも、もう大暴れをしないようにと、よ~くお願いしておきたいと思います。。。