日別アーカイブ: 2019年8月23日

消防設備点検

昨日は消防設備の点検日。館内に設置されている消火栓や自動火災報知機、防排煙設備について、専門業者さんに点検していただきました。何事もないのが当たり前、普段使わないのが当たり前・・・の消防設備。であるからこそ、なおさらこのような定期点検が、重要になります。
忍者屋敷のような我がお城。チェックするところもいっぱいです。点検作業中に、業者さんにはご迷惑だったかもしれませんが、いろいろと質問させていただきました。「非常ベルの押し方は?押したらどうなる?」「天井に設置されているのは熱感知?煙感知?」「防火扉はどのような状況で作動する?」・・・だって普段使わない設備ですもの。ちゃんと知っておかないと!館内を一緒について回って、ほっとひと安心です。

最後には、訓練も兼ねて消火栓(消火ホース)の使い方を教わりました。先ずはホースを確実に伸ばしきること(折れたり捩じれたりしていては×)。そして大事なのが協力者との声かけ!ノズルを持つ(火元に近い)人は、「スタンバイOK!」や「放水よし!」など、準備ができたことを大きな声で知らせます。それを受けて消火栓側の人は「水送ります!」と合図をして、ポンプ起動ボタンを押し、水栓バルブを開きます。準備が出来ていないのに、慌てて水を送ると、ホースが途中で暴れたり、ノズルを手放してしまったりすることがあるので、それも危険。いざという時こそしっかり声を出して、協力することが大事なんですね。訓練では、琵琶湖に向かって見事に水のアーチが出来ました。
普段体験しない訓練を終え、ちょっとテンションが上がった我らが職員。事務所に戻る途中に置いてある消火器を見て「最初にピンは押すのか?抜くのか?」と今更ながらの質問疑問。。。ん?この会話、昨年も喋っていたような??・・・いいのです!改めて防火・防災を意識する、よい機会となりました。

皆さんも今一度、消火器がどこに置いてあるのか、確認しておきましょうね。ちなみに、家庭用の消火器、消火剤の出ている時間は15秒ほどだそうですよ!思いのほか短い?!油断できないこの情報。知っておいて損はない豆知識です。

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