日別アーカイブ: 2023年8月21日
何とかならんか、するしかない
今年の夏は楽勝♪と思っていました。先日行われた琵琶湖花火大会も、澄んだ湖面に打ち上る花火を楽しめて良かった♪と、関係者一同は思っていました。ところがどっこいデス!!
15日に近畿を縦断していった台風7号。ヤツが連れてきてしまいました・・・水草。。。そう、水中に繁茂する水草が、大量に湖岸に打ち寄せられました!いやぁ~(嫌~)!!!
湖岸に建つ我がお城、地形的には窪地のようになっており、どうしても当館の周りにゴミが打ち寄せられてしまうのです。しかも今回の台風は北風が強く吹き付け・・・結果、水面を埋め尽くす水草の襲撃(!)です!どうしましょ、コレ・・・何とかならんか。。。
「泣いていても仕方がない」という潔さが当館のウリ⁈職員総出で水草の除去作業が始まりました。湖岸にいる人たちは優雅に釣りをしているのではないですヨ?!これは、水を含んだ重た~い水草を、“人力”で岸へ引き上げる人たちなのです。うぅ・・・なんて原始的。。。
毎年、「もっといい方法はないか」と頭を悩ませるのですが、結局のところ、皆の力を結集した、このチームワークが頼りとなるのです・・・。あー今年も頑張ろう。。。
この作業には、結構コツが必要なんですよ。足を踏ん張りつつ、腰にグッと力を入れて、反動をつけて水草を岸に放り投げる・・・いやいや職人技と言ってよい、達人の“域”に達してまいりましたわ(笑)。
さらに厄介なのが、波によって護岸の石垣の上にまで打ちあがった水草。これがまた手摺の柵に絡まってなかなか取れないのです。なので、ここも人力(泣)。早く乾かさないと、水草が腐って悪臭の原因となってしまいます。
少ない人員で、なんとか作業時間を確保し、水草を処分していきます。恐らく1カ月くらいはかかるかと思われますが、炎天下に頑張る私たちを暖かく見守っていただければ幸いです。・・いやいや、見守るどころか、一緒に作業をしてくださる方を募集します! (マジで募集します!)詳しくは琵琶湖文化館(TEL077-522-8179)までお問い合わせください。
そうそう、作業をしていると、こんなにもビッグでジャンボな出会いがあったりしますよ?!真ん中にある50円玉がなんて小さい!比較してみて!この大きさ!マジでハンパないっ!!
実物をご覧になりたい方は、私たちと一緒にぜひこの作業を・・・(笑)。体力に自信のある方、お待ちしておりま~す!