「秋の日は釣瓶落とし」と言いますが、ここ数日、日の暮れるのが急に早まってきたように感じます。そして先日、もうすっかり日が沈んだ空をふと見上げると、お月様がずいぶん丸くなってきたような。。。気が付くと、明後日4日は十五夜、仲秋の名月なんですね。今日はあいにくの雨ですが、明後日にはお天気が回復して、見事な満月が見られると良いな~と思っています。
さて、早いもので、今年度ももう半年が過ぎてしまいました。上半期を終えるということで、文化館でも、このひと月にはいろいろな変化がありました。まずは、おかげさまで10周年を迎えた文化財講座「打出のコヅチ」です。こちらは、9月21日に今年度の最終回を、過去最多の参加者による賑わいのうちに終了することができました。ご参加いただいた皆さまには、改めてお礼を申し上げます。ちょっぴり名残惜しい気もいたしますが。。。でも、また別の、新たな始まりがありました!ご覧いただいていますでしょうか?ホームページの方では、「湖上にお城ができるまで-写真アーカイブ-」を再開しましたよ!その写真は、文化館前の掲示板にも貼っておりますが、道行く方々にも楽しみ、また懐かしんでいただいているようで、嬉しい限りです。
そして、お待たせしました!!気になる9月のホームページアクセス数の方は?このひと月で1,412件のアクセスをいただきました。特に9月は、サイト滞在時間の平均が8月の平均より1分以上も伸びたことが注目されます。中には、なんと15分以上閲覧という方も(!!) 皆さまには本当に、じ~っくりとホームページをご覧いただいているようで、どうもありがとうございます!
検索キーワードとしては、第6位に「近江輿地志略」が上がっておりますが、このうち巻14が、ただ今、大津市歴史博物館の、企画展「大津の都と白鳳寺院」に先駆けてはじまった、ミニ企画展に出陳されています。7日から始まる企画展の方にも、崇福寺跡出土軒瓦など文化館の収蔵品が展示されますので、この機会にぜひ併せてご覧くださいませ。秋は、各地の博物館・美術館での展示会が目白押しです。文化館所蔵品の他館での展示については、情報が入り次第、「収蔵品公開情報」コーナーにて紹介しておりますので、どうぞチェックをお忘れなく!
それでは、これからも、日々コツコツと、“楽しく” “役に立つ“ホームページを目指して、頑張っていきます!10月も文化館ホームページを、どうぞよ・ろ・し・く。




みなさん、ご存知ですか?県内の様々な分野の数ある文化財を守り、次世代につなげようと尽力なさっている滋賀県の教育委員会事務局文化財保護課さんが、今、
ここで一句 『浮き城に とまったとんぼ あきつくん』


と、そんなタイミングに、世間で盛り上がっていたのが、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。主人公直虎の幼なじみで、時には敵になり味方になり直虎を陰で支えた小野政次が、壮絶な最期を遂げる回の放送でした。政次を演じた俳優高橋一生さんの演技力にも注目が集まり、「政次ロス」の人が増えるなど、インターネットでも連日話題となっていたましたね。




年代物の写真を前に、途方に暮れていた私たちですが、そこへ現れた救世主がこの方:今回の講座の講師先生でいらっしゃいます、滋賀県教委文化財保護課(民俗担当)の矢田直樹さんです。急遽こちらがお願いしたヘルプ!の要請を、快く引き受け下さった矢田さんは、お宝写真を眺めて、「おぉ~なるほど」「すごくいいですね」を連発!当時の様子にコーフンしながら、それはもう楽しそうに僕たちに詳しく説明して下さいました。
だから僕のテンションも上がっているわけです↑↑。
そこで気付いたコト・・・武将の肖像画には、体型・体格を想像させる「立ち姿」が残されていない?!戦や合戦の場面では、ガッチガチの甲冑姿ですもの、体型まで分かりませんよね。それが狙いだったのか、流行だったのか、座り姿の肖像が定番であるように思います。聞くところによると、エライ武将さまは神様・仏様と同じとされ、その威光により念珠や袈裟を掛けていらっしゃることもあるとかなんとか・・・そんな偉大な方に何時間も立ってていただくことはできませんよね?とにかく「戦国時代の武将の肖像画には立ち姿がない」というのが、『あきつ妄想研究所』の見方です。。。

インターネットで検索をし、アタリを付けたのは、長浜市にある「孤蓬庵」さん。こちらは、小堀遠州(1579-1647)の菩提を弔うため、江戸時代前期に開山した臨済宗大徳寺派のお寺で、遠州が京都大徳寺に建立した孤篷庵にちなんで、近江孤篷庵とよばれています。昭和34年4月には、庭園の石組み等が江戸当初の遠州流庭園の基本的な条件を遺しているということで、滋賀県史跡名勝にも指定されました。
っと、ここで今回のミッションを思い出せ!・・・お目当ての石はいづこに???あった!ありました!本堂の南西側、イブキリンドウの群生が広がるその奥に、石組みが確かに!!あぁなんだろう。アイドルの追っかけをして現地でご対面しちゃった気分(笑)。テンション上がります~!
北東面の池泉回遊庭園→)
この写真を見て、どこの何かわかる人?!!
とりあえず気になってしまったのだからショウガナイ(笑)。行動あるのみ!です。
みなさま、ここ最近「源信」というお名前をよく見かけませんか?「源信」とは恵心僧都・源信のことで、平安時代に比叡山横川にいた天台宗のお坊さんです。彼が「往生要集」に説いた死後の世界である六道は、「六道絵」としても描かれ、私たちが想像する”地獄”という世界を確立しました。また、紫式部の『源氏物語』や芥川龍之介の『地獄変』に出てくる“横川の僧都”は、どちらもこの源信がモデルではないかと言われていますが、いつの時代にも影響を与えたお坊さんなのです。
梅雨の真っただ中なのですが、地球温暖化の影響なのでしょうか?以前のようにしとしととした長雨ということは少なくなり、まるで熱帯地方の雨季のよう。晴れていたかと思えば、急変して激しい雷雨ということもしばしば。。。今日は今のところ曇り空ですが、いったいどうなるのでしょうか?天気予報もコロコロ変わり、予測のつかない毎日です。
さ~て、いよいよ7月に入りました。そろそろ夏休みのお出かけの計画も立てなければいけませんよね?文化館の収蔵品たちの中にも、この夏、滋賀を離れて、奈良や東京などあちこちの会場へおでかけするものがありますので、是非チェックしてみて下さい。(詳しくは「
コチラの写真。はじめて見たとき「県庁が写っているけれど、どこの辺から撮影したものだろう?」と思っておりました。ですが、よ~~く目を凝らして見ると小さく”小舟入の常夜燈”が写っております。え?見えません?では、拡大してみますね。ほら、この通り!
江戸時代に小舟入(今の大津市中央4丁目)では石場と並び、草津・矢橋へ渡し舟を出していたそうです。“石場の常夜燈”は現在、文化館とびわ湖ホールの間にあるなぎさ公園の一角にあり(詳しくは
60年近くたった現在、湖岸沿いの歩道を歩きながら、南側を見ると、同じ場所とは思えないくらいに変わっています。様変わりした街の中に、200年たっても変わらない“常夜燈”があるのがとても不思議な感じがいたします。そして同時に古い写真に写っている今現在もあるものを見つけるとワクワクします。。。みなさまも懐かしい写真を片手にブラリと外に出てみてはいかがでしょうか?
博物館だけでなく、自治体と地域で盛り上げていく連携の「うまさ」は、見習うべきところも多く、「さすが長浜市さん」と思いながら、帰途に着いたのは僕だけではないハズ・・・です。地域から県全体へ、盛り上がる滋賀県であればいいな、と思います。


当館の館蔵品「蟇図」です。咄嗟に僕の頭に浮かんだのはこの蟇ガエルです。この作品は、明治時代末から昭和20年代にかけて活躍した長浜出身の画家・清水節堂が描いたもの。筋骨隆々のガマガエル・・・どうですか、このリアル・・・。他に清水節堂が描いた作品では、米原市の徳源院所蔵の「幽霊図」が有名ですが、女性のオバケ(幽霊)が斬新な構図で描かれていて、それこそ夢に出てきそうなリアルさです。
毎月ごとのアクセス数は、このブログでも報告していますが、年間合計にすると、結果がその成果として見えてくるから不思議です。ちょっと見方を変えるだけで新たな発見が・・・!そんな見方も出来るものだと、これからも滋賀の文化財に興味を持っていただいけるよう、情報発信を続けていきたいと思います。

