日別アーカイブ: 2017年10月4日

井伊家伝来古文書(近代文書)の調査

徳川家譜代の大名で、ながく江戸幕府を支えた彦根藩の井伊家。そんな井伊家には、当時の幕藩体制や藩政等の実情を知ることのできる古文書が数多く伝来し、現在、彦根城博物館さんに保管されています。そして、これら伝来古文書の多くは、約40年前に網羅的な調査が行われ、膨大な資料の全容が明らかとなり、成果は『彦根藩文書調査報告書』(1~5巻)として、まとめられています(文書群のうち桃山~明治初期までの2万7800点は平成8年に重要文化財指定)。

そして現在、彦根城博物館さんでは、井伊家伝来古文書のうち近代文書(明治初期以降~)の調査が進められており、先月も調査員である大学の先生をはじめ、県内の学芸員、大学院生等が参加して、集中調査(史料調書作成、史料整理等)が実施され、当館も参加させていただきました。

激動の時代に井伊家がどのように歩みを進め、また「近代の彦根」がいかに形作られたのか、今後も数年かけて調査を行っていくということで、歴史の街・彦根の魅力がさらに深まりそうです。

学芸員W

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