日別アーカイブ: 2018年10月1日

ホームページ9月のアクセス数

いよいよ今日から10月です。今年度も半年が過ぎ、折り返しの地点に来ましたよ。今日はまず、先月9月のホームページアクセス数のご報告です。こちらは、1,593件と、また多くの方にご訪問いただくことができました。ちなみに、今年の上半期の累積アクセス数は、10,768件にもなりました!ご訪問いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
今回、上半期にどのページがよく見られているかを調べてみたのですが、やはり一番は「文化財講座花湖さんの打出のコヅチ」のページでした。皆さん楽しみにしていただいているのですね~。『別途募集』となっていた11月8日実施予定の現地探訪については、間もなく詳細をご案内できるかと思いますので、そちらもお楽しみに!その他には「収蔵品紹介」や「浮城モノ語り」が人気のページとなっています。新しい記事がどんどん加わっていくコーナーに、皆さま常々注目して頂いているということでしょうか?これからもまた、引き続きお楽しみいただけるように、工夫をこらしたページ作りを行っていきたく思っております。皆さま、どうぞご期待下さい!

さて、10月ともなると昼間でも少しひんやりとして上着が必要な季節・・・皆さま、食欲の方、アップしてきませんか?体重の方も気になりますが。。。美味しいものをその旬の時期に味わう口福はしっかりと噛みしめておきたいものです!秋に美味しいものは、世の中に食べきれないほどありますが、特に滋賀ならではのものとして、今日は「アメノイオご飯」をご紹介いたしましょう!

「アメノイオ(ウオ)」とは、サケ目サケ科に属する淡水魚で琵琶湖にのみ生息する固有種・ビワマスのことで。。。などと言葉で説明するより、こちら7月25日のブログでご紹介した「湖魚図」を(是非拡大して)ご覧ください。産卵期、大雨になると大群をなして川を遡上することから、「アメノイオ(雨の魚)」と呼ばれています。
この魚、夏に琵琶湖の深い所にいる時のものもトロ~リ脂がのっていて、お刺身でおいしくいただけます。しか~しちょうどこれから秋の産卵期!子孫繁栄のために、全力を振り絞って川を遡ってくるため、脂ののりは少し落ちますが、丸ごとお米の上に載せてお醤油だけで炊いた炊き込みご飯が、これまた絶品なんです!この「アメノイオご飯」(レシピはこちら)は、平成10年に滋賀県の無形民俗文化財にも選定されているんですよ。文化の秋です。食事もまた文化の大事な要素。そして、食文化は食べる人がいて初めて、周りに広まり伝わっていきます。この季節にしか味わえない滋賀の食事文化を、皆さまもぜひお腹いっぱいに味わってみて下さい!

ちなみに、アメノイオに関してもう一つ。滋賀県高島市安曇川は、かつて御厨(みくりや:神社の供物を調達するための領地)のあった土地ですが、ここの若宮神社では、毎年10月1日に安曇川献進祭として、京都・上賀茂神社にアメノイオを奉納しています。今年は台風の影響が心配されるところですが、古くからの琵琶湖と京の都(みやこ)との結びつきを示すこのお祭りが、今年も無事に行われることを琵琶湖の畔から祈りながら。。。
では、10月も”あきつブログ”をどうぞよろしく!

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