日別アーカイブ: 2020年2月7日

400キロの距離を超える琵文のアート

昨日から「これぞ冬!」という痛いくらいの冷え込みに、体がちぢこまりますね。。。かと言って、小さくうずくまっている場合ではありません。
当館では、安土城考古博物館で明日から始まる地域連携企画展「安土・桃山時代の近江展」のように、他館と協力し、主催で開催する展覧会もありますが、全国の美術館・博物館からの依頼で、資料を貸出すこともあります。今日は当館の作品が遠く首都(東京)へはばたくお話です。

今回の依頼主は、国立新美術館さん。日本で5館目の国立美術館として、平成19年(2007)に開館した美術館です。3月に開催される「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」展には、当館から江戸時代の絵画作品、伊藤若冲が描いた鳥禽図と、曾我蕭白の叡山図(県指定)が、出品されます。
他の展覧会もそうですが、作品を貸出す時は、どのような企画の展覧会に当館の作品を展示していただけるのか、とても気になるところ・・・。特に今回は、”時空を超える日本のアート”が副題の斬新な企画です。会場で現代アートとどのようなコラボが繰り広げられるのか、とても楽しみですね。

作品の入念な点検・梱包作業は昨日のうちに済ませてあるので、本日は積み込みのみ!近畿圏で集荷された他の作品とともに、朝一番、東京へ向けての出発を見送りました。

厳しい冷え込みの中、無事に”関ケ原”を越えられたかな?県内最高峰伊吹山の麓:関ケ原は、雪も多く路面凍結など高速道路でも注意が必要なところ。。。400kmの距離を超え、無事に東京までたどり着きますように・・・。
彼方にうっすら見える伊吹山に向かって手を合わせ、旅路の無事と展覧会の成功をお祈りするあきつ君なのでした。


※夕方6時前、無事に到着して収納されましたと、連絡がありました♡

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