月別アーカイブ: 7月 2021

「ゴー!ゴー!若大将」の楽しみ方!?

さて、皆さん楽しんでいただいてますでしょうか?文化館のクイズチャレンジ。当館の収蔵品に関する問題に加え、今年は「まにあ」なクイズも出題中!これに関しては「超・マニアすぎる」「一般の人にわかるワケがない」など、さまざまなご意見も頂戴しております・・・が、いいのです。大事なのは問題ではなく、答えの中に含まれるちょっとした豆知識、「へぇ~そうなんや、知らんかったわ。」が大切なのデス!!ちょこっと気に留めていただくその積み重ねが、いつか皆さんの心に花を咲かせると信じて!ドンドン出題していきますので、懲りずにチャレンジしてくださいね~!!

そのような中、意外にも反響が大きかったのが、第25回の問題70(まにあ)から、滋賀県で撮影された映画に関する出題でした。答えの方に「チョット待った!!」の豆知識として、文化館が登場する映画・加山雄三さん主演の若大将シリーズ第11弾「ゴー!ゴー!若大将」を紹介しました。文化館の開館が昭和36年(1961)、その6年後公開(1967年)の映画ですから、まだ文化館が出来立てホヤホヤの頃と言っても過言ではない頃の映画です。

「何でそんなマニアックな情報を知ってるの?!」と驚かれた方もいらっしゃいましたが(笑)、映画は全編にわたり若大将(加山雄三)の魅力満載の内容です(笑笑)。しかし終盤、滋賀で開催された全日本学生選抜駅伝競技大会のシーンでは、昭和39年(1964)に開通したばかりの琵琶湖大橋三上山を背景にのぞむ田園の風景、朱色だった頃の瀬田の唐橋湖岸の並木がまだまだ若い・・・といった風景が、沿道からの声援を受けて力走する雄三氏のバックに映し出されます。新鮮、とても新鮮です!現在に残る風景が昭和の色合いで登場することの「感動」と言ったら・・・皆さんも是非みるべき(?!)です!!昭和の滋賀を振り返ることができる名作です!(ツッコミどころも満載ですがッ!)

そして待望のゴールシーンでは、文化館をバックに皆に胴上げされる若大将の笑顔が・・・えぇシーンやわ~。開館当時のカラー写真に飢えている文化館マニア(?)としては、テンション上がりまくりの映画でした(笑)。
・・・おや?開館当時のカラー映像、ということはもしかして?!屋上のトンボが「何色」だったか、わかるのでは??!

はい、そこで問題です。
映画「ゴー!ゴー!若大将」に登場する文化館、そのシンボルモニュメントである屋根上のトンボの色は果たして、”金色に輝いて“いたでしょう・か??
答えは是非映画をご覧になって・・・コーフンして下さい・ね♪

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「花湖さんの打出のコヅチ」第3回 開催しました。

7月14日(水)、滋賀の文化財講座「花湖さんの打出のコヅチ」第3回を開催しました。まだ開けない梅雨の季節、雨は降らなくても、ムシムシとした暑さが…。この蒸し暑さに負けずに、受講を楽しみにして集まって下さった80名の皆さん。会場前で、開講するのを心待ちにしておられるのが、ひしひしと伝わります。
今回は「滋賀県の仏教工芸 密教法具篇」をテーマに、琵琶湖文化館の学芸員・田澤梓が登壇いたしました。

「密教法具とは、いったい何?」と思われた方も多いのでは?密教の修法で使用される様々な道具で、その使い方については秘儀なのだとか。密教法具の起源は古代インドにあり、【①敵を殺傷する武器(金剛杵など) ②音響を発して威嚇する(金剛鈴) ③修法のために道場を浄め荘厳する(壇供養具) ④俗塵を焼却して清浄身を顕す(護摩道具)】の4種類に大きく分けられるそうです。何だか、使用方法がわからなくても、その厳かな感じが伝わってきます。講座の前半には、平安初期の密教法具について、後半は、昨年科学的調査が行われた、栗東市・金勝寺様所蔵の金剛杵(独鈷杵および五鈷杵)について、語られました。金剛杵をX線CT装置にかけて内部構造を調べる調査・報告は、前例が無くとても有意義なことだそう。調査では、これまで知られていなかった制作方法や、実は鍍金が施されていたことなどが分かってきたのだとか。う~ん。。。謎の多い密教法具について、このような切り口で語られるなんて。。。まだまだ、わからないことも多く今後の研究が進むことが期待されます。「独鈷杵および五鈷杵の科学的調査」については、研究紀要第37号に詳しく記載されていますので、ぜひ読んでみてください。

盛だくさんの内容に時間が経つのも早く感じてしまいます。皆さんからのお声の中には、「開始時間を早くして欲しい」というご意見もありました。たしかに今年は例年より、30分遅く始めています。…といのも、皆さんが会場に入られる前に会場の机を1台ずつアルコールで拭いたり、サテライト会場と調整を行うなど、どうしても準備に時間が掛かってしまいます。そのため、今年は開始時間を午後2時からとさせていただきました。コロナ禍での文化財講座の開催。皆さんに安心して、受講いただけるように、感染症対策に取り組んでおりますので、どうかご理解のほどお願いいたします。

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7月7日は・・・

どよ~ん。。。厚い雲に覆われた空は、どよ~ん。そして大粒の雨。。。本日夜の9時頃、天の川が見えるであろう方角の、空はこんな感じ。。。1年に一度の夜に託されたロマンチックな願いは、今宵叶えられるでしょうか・・・?心配です。せめて雲の上で、織姫と彦星が会えますよ~に!

そうです。今日7月7日は、七夕の日です。二十四節気の中では「小暑」。そしてもう一つ、文化館マニアとして心に留め置くべき事柄があります。文化館が所蔵する近世絵画の数々、その中でもとくに柔らかなフォルムで「ほわっ」と和む人物を描いた、近江ゆかりの画人・紀楳亭(きばいてい1734~1810)が亡くなった日でもあります。
収蔵品紹介のコーナーでも作品を紹介していますが、こちらの絵は「五老図」といって、仙人たちが酒を飲みながら談笑する様子が描かれています。
楳亭が描く絵からは物語が見えるというか、その場の空気感が伝わり、あまりの微笑ましさに絵に見入ってしまいます。このゆるキャラ感(?)は、師匠である与謝蕪村ゆずり。晩年に大津に移り住んでからも、精力的に絵を描いた楳亭は、地元の人々にも「九老(きゅうろう)さん」と呼ばれ親しまれました(通称を立花屋九兵衛と名乗っていたことによるもの)。

その楳亭が亡くなったのが、文政7年7月7日(77歳)。楳亭が住んでいた大津鍵屋町の居住跡には、「畫家紀九老僑居之址」の標石が立っています(現在の長等/光徳寺付近)。
そこには楳亭が住んでいた家が2、30年前まではあったのだとか。旧家が残る町並み、頬をほんのり赤くそめた好々爺が路地裏からひょっこり・・・なんてことも?!。だって今日は七夕ですから~(笑)!


令和3年7月7日、天気:雨。雲の上で九老さん、織姫と彦星の物語をサカナに、お師匠さんらと一緒に楽しく、七夕談義に花を咲かせていらっしゃるかもしれません。。。

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6月のホームページアクセス数

記録的な速さで梅雨入りをした近畿地方。どんよりと曇った日が続き、久しぶりの晴れ間かと思うとどこからか黒い雲がかかって、大雨を降らせたり、早くスッキリと晴れのお天気が続く夏になってほしい!そんな気分です。ですが、こんな暗い雰囲気に負けてはいられません。今日は、重たい気持ちを吹き飛ばすため、こちらから参りましょう。ホームページアクセス数の発表です。6月のアクセス数は2,422件となりました。今回も北は北海道から南は福岡まで、日本各地から本当に多くの方にアクセスいただきました。いつもありがとうございます。

さて、滋賀県外からこのホームページをご覧になっている方も多いようなので、今日は、この日についてお話したいと思います。皆さんは、「びわ湖の日」を知っていますか?本日7月1日は「びわ湖の日」です。環境保全に関する活動への参加意欲を高めるため定められた記念日です。1977年5月、琵琶湖では富栄養化が進み赤潮が大規模に発生。原因の一つである“りん”が含まれる合成洗剤の使用をやめ、粉石けんを使おうという取り組みが、県民主体のもと始まりました。「石けん運動」という言葉を、教科書で目にした方もいらっしゃるのでは。石けん運動の盛り上がりを背景に、1980年7月1日、滋賀県では全国に先駆け、窒素やりんの排出規制等を定めた「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例(通称:琵琶湖条例)」を施行しました。そして翌1981年、施行一周年を記念して7月1日を「びわ湖の日」と決定したのです。なんと今年は制定から40周年。←文化館でもポスターを貼らせていただきました。

毎年7月1日湖岸では、一斉清掃が行われます。文化館でも、この日はいつも以上に湖岸のお掃除を頑張ります。ポイ捨てされたペットボトルに空き缶。コンビニ弁当の容器まで!なんということ。琵琶湖はゴミ箱ではありません!ゴミを袋に詰めていき最終的には6袋になりました。。。う~ん、、、思っていたよりもかなり多い。あらためてゴミ拾いをすると、琵琶湖の環境保全は、まだまだのようです。だからこそ「びわ湖の日」の必要性を実感します。キレイな琵琶湖を守っていくには、県民だけでなく、全国のみなさんの意識があってこそ。これからも、日本一の湖・琵琶湖と、湖上に建つ文化館を、どうぞよろしくお願いします。

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