盛り上がってきましたね~♪我らが地域連携企画展「近江湖南に華開く宗教文化-野洲・守山の神と仏-」展!会場は野洲市歴史民俗博物館(銅鐸博物館)ですが、大津からも展覧会を盛り上げようと、遅ればせながら横断幕をご用意した次第です(笑)。
道行く皆さんの目に留まることしか考えておりまセン!!(情報量少なすぎ?!)・・・散歩中に「おやっ?」と思われた方は、是非当館の掲示板でチェックしてくださいね!
さて、何が盛り上がって来たかというと、先日(10/29)実施された本展の記念講演会・ギャラリートーク。会場にはたくさんの方がお越しくださいました。
冷めやらぬコロナ禍での開催ですが、数年前の事を思えば嬉しくて涙が出そう・・・。中には、「コヅチの現地探訪に参加できなかったからこっちへ来たわ」という方や、「探訪に参加してやっぱり今日も来てしまったわ」という方など♡いいですね~どっぷりハマってください(笑)。そんな魅力たっぷりの本展でゴザイマス♪
さてさて、講師を務めた当館の和澄学芸員、何を熱く語ってくれたのかな?ブログでは紹介しきれませんが、ここではマイクの音声を拾ってみましょう。皆さん想像力を高めて↑↑↑下さい。
「こちらは発見後まもなく市の指定になった・・・飛鳥時代から栄えた深い歴史を・・・。」
「・・・このヒラヒラから・・・極めて希少な奈良時代の木彫で・・・との関係が・・・。」
「神仏習合の証し・・・元々の平安時代の部材が残っているのは・・・のみ。来歴を保とうとする修理の仕方は、先人の心のあり方が現れている・・・よくぞ残してくれた。」
「色使いが淡いのは鎌倉時代の特徴。時代が下るともっと表現がオーバーに・・・。」
「非常にエキゾチックで・・・。」「このカッパの頭が・・・。」
かかかカッパ??!今、文字だけを読んでいる方には「?」だと思いますが、講演では出陳作品の拡大写真や、「○○寺にある類例」なども紹介され、とても分かりやすかったですよ。その後のギャラリートークでは、実物を目の前にして、皆さん『ほほぉ~なるほど』と感心しきり。「ほんまや!」の声を何度聞いたことか(笑)。とても熱心な参加者の皆さんに、講師も喜んでおりました♪
今回の講演を聞き逃したという皆さん、或いはこのブログの内容がとても気になってしまった (!) という皆さん、答え合わせは是非会場で♪♪♪展示も分かりやすい!!
最後に、講師が2回言った言葉を、ここにメモっておきましょうか。
「ついに・・・
ついに野洲でも、“快慶”一派の作品が
見つかったか、 と・・・。」
彼は2回言いました(笑)。