この夏、一つだけ心残りとなったことがあります。ブログでも再三ふれております。これで4度目?それは、琵琶湖・烏丸半島の蓮の花が、今年はなぜかあまり育たず、湖面を埋め尽くすほどの蓮花が見られなかったこと。実は文化館の中でもファンの多い、あの風景です。原因もよくわからないままですが、蓮は水の澱んだところに生育するので、これは琵琶湖の水がきれいになったからではないか?という話もあるようで。それならそれで良いのですが。。。でも、やっぱり寂しい。。。
そんな気持ちを察して(?)もしかしたら、仏さまのような方が代わりに用意して下さったのかも知れません。大津市瀬田の文化ゾーンにある滋賀県埋蔵文化財センターで、蓮の花が満開になるというニュースが届きました!!蓮の花と言っても、こちらは古代寺院の屋根の軒を飾っていた瓦の模様のことでございます!
今日から始まるロビー展示「瓦でたどる近江の古代寺院」では、古代寺院の宝庫といわれる近江で出土した貴重な瓦が、多数展示されるとのことです。文化館にも、崇福寺跡出土の複弁蓮華文軒丸瓦2点と四重弧文軒平瓦1点の出品依頼があり、先月下旬に、埋蔵文化財センターの職員さんが集荷に来られました。
崇福寺といえば、その昔、大津に都があったころ、天智天皇の願いにより滋賀里の山中に建立されたという古いお寺。当時は、屋根に瓦を葺くのはお寺ぐらいしかない時代です。仏教の世界を象徴する、蓮の花模様で飾られた瓦を載せたお堂の屋根を、いにしえの都人はどのような思いで見上げていたのでしょうか?
ちなみに、文化館でも昭和49年の「奈良時代の文化」展で、当時、滋賀県で知られていた古代寺院の瓦やその他の出土遺物が勢ぞろいしたことがあります。
それから40年以上もの時が過ぎました。今度の展示では、きっと新しい仲間もたくさん加わり、古代瓦の蓮華文はさらに賑やかに咲きほこっていることでしょう。みなさんも滋賀県埋蔵文化財センターへ、蓮の花を見に行ってみませんか?


コチラのお写真、文化館の正面入口付近、大勢の人だかりが中池に注目しています。階段の上から眺める人々の姿が写っています。何を見ていらっしゃるのですかね?記録によると、昭和36年7月20日の出来事です。昭和36年といえば、文化館が開館した年です。
・・・今となっては一体何を捕っておられたのか(笑)、そちらの方が気になります。。。
その時は、かろうじて元気に残っていた株を植えなおし、見事復活させたと聞きました。烏丸半島のハスも力強く逞しく、また涼しげな美しい花を咲かせて欲しいものです。

現在活躍の場は、このホームページに限定されていますが、近ごろのあきつ君は「なりきり」度合いに拍車がかかり、時には閻魔さまや神さま仏さま、風神雷神なんてのもありました。木製の神像をイメージして変身した時に「これは土偶かッ?!」と、厳しいお言葉を頂戴したりもしましたが・・・今の作り手のマイブームは、いろんな場面での「コラボ」企画です。。。おかげさまで今では300パターンくらいにまで成長いたしました!(一体何自慢?(笑))これもひとえに皆さまに育てていただいたおかげです~。。。
聞くところによると、この日誌にはその日何をしたのか、どこまで作業が進んだのか、次はどこからか、作業する人が代わっても分かるようにと、自分たちで考えて書き始めて下さったとのことです。毎回同じ方に来ていただけるわけではないので、非常に有り難い伝達日誌です。


梅雨が明けて土用に入ると、さすがに暑さも増してきましたね。一昨日、7月30日は土用の丑の日。最近はウナギが絶滅の危機に瀕しているため、ナマズの蒲焼が登場する時代になりましたが、皆さまの食卓にはどんなものが並びましたでしょうか?
時々、「文化館って何してるの?」というお声もいただきます。休館中で皆さまには少し見えにくいところがあるかも知れませんが、これからもさまざまな機会を通じて、文化館の活動をどんどん発信していきたいと思っています。まずは、8月も、ホームページを、み・て・ね!!
来てしましました。いつもより少ないですが届いてしまいました。夏の使者:水草:藻のご到着です。来ちゃったものは仕方アリマセン!環境美化に努めさせていただきます!!
と銘打たれたビアガーデンが10月16日までなぎさ公園にオープンしました。湖岸の夕陽を眺めながらビールとバーベキューが楽しめるという、なんとも贅沢な空間が・・・水曜から金曜は午後5時半から、土日祝は午前11時半から営業だそうです。仕事を終えて館を出た時、どうりでイイ匂いがするはずです(笑)。皆さん夏を満喫ですね~!
山法師とは武装した比叡山の僧侶のことであり、強訴とは時の朝廷に対して、徒党を組んで無理やり訴えを通すこと。よく見ると頭を丸めたお坊さんが神輿(みこし)を担いで攻め入るところが描かれています。これ、現代の感覚で言うと少し違和感・・・神輿は神社のお祭りで見る・・・それをお寺のお坊さん集団が担ぐ・・・やっぱり違和感。そう、このアタリが神仏習合なのですよ。
当日は、2台のトラックと梱包・輸送のための作業員が6名、文化館から学芸員が2人、また、滋賀県からは文化財保護課と新生美術館整備室の職員さんが立ち合われるという、総勢10名での大引っ越しとなりました。
「そうではないのですが・・・」と答えることも、いつものコトなのではありますが、閉ざされていた扉から新しい風が入るのも、なかなかにワクワクするものでございます。。。

梅雨の合間に届く日差しが、とーーーっても容赦のない季節になってきました。当たり前に気温30度を超える今日この頃デス。文化館から眺める景色もすっかり「夏色」になってまいりました。
文化館5階の展望閣にある双眼鏡で見てみても、やっぱり見当たりません。(この双眼鏡、懐かしく思われる方もいらっしゃるかも?100円を入れると今でも現役で絶景の琵琶湖ビューが楽しめるのデスヨ。)
体が黒くて頭のところが白いあのコですね?確かに文化館周辺でもたくさん見ましたし、季節的にも長いこと滞在されていた感はありますが・・・もしかして食べ尽くしちゃったとか?!

「琵琶湖をきれいにしよう」の呼びかけのもと、ここ数日の間、湖岸や川の一斉清掃に参加された方もいらっしゃるのではないでしょうか?昨年4月に水辺景観が「日本遺産」に認定されたのに続き、9月には「琵琶湖保全再生法」が公布・施行され、「国民的資産」にも位置付けられた琵琶湖。これを守り続けていくためには、なによりも人が自ら琵琶湖とのつながりを実感することが大切ですよね。


2016年6月16日(木)、海の向こうではイチロー選手が、日米通算4257安打という記録を作り出しましたが、こちら滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」では、参加者が126名という過去最多記録を更新致しました!



人の手によって作り出されたものであるなら、人の手で守っていこうではありませんか。被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたしております。



総会終了後には、会場館である
5月にしては気温の高い日が続いています。19日の大津の最高気温は27度。少し動くだけでもう汗が湧いてきます。そのような中でのスタートとなった平成28年度滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」ですが、今回は90名という多くの方にお越しいただきました。暑い中、足をお運び下さった皆様、本当にありがとうございました。



ちなみに皆さん、改めてお尋ねしますが、琵琶湖文化館の場所はご存知・・・ですね?そして館のすぐ向い側に滋賀県警察本部があることも・・・ご存知です?ね?
という方に是非チェックしていただきたい、春の一般公開のご紹介です。
沿道には桜が植えられており、訪れた時にはドンピシャの満開状態。送迎用の電気自動車に乗りながら、ご一緒になった外人さんたちと「ワンダホ~」を連発しておりました。(帰りは下り坂なので歩こうと誓!)
今回は「KAZARI」展の特集が組まれており、その中に平成22年に九州国立博物館で開催された「湖の国の名宝展」の図録が、今回の展示の構成を練る際のヒントになったと書かれているのですよ!!「湖の国の名宝展」、そうあれは琵琶湖文化館が休館になってから、初めて県外で行った珠玉の展覧会。。。学芸員ではない僕も写真フィルムのスキャンやチラシ作成のお手伝いをさせていただいた、とても思い出深い展覧会です。