日別アーカイブ: 2024年4月24日

「天下を取りに行く」 滋賀愛のご縁に感謝

 ご縁は“ココカラ”始まっていたようです。

 皆さんはもう読まれました?滋賀愛・炸裂の話題作!2024年本屋大賞を受賞した「成瀬は天下をとりに行く」、続編の「成瀬は信じた道をいく」。滋賀県大津市に住む主人公・成瀬あかりが、我が道を突き進む姿が痛快な青春小説です。“超”個性的なキャラクターを持つ主人公の行動が、様々な人々と絡み合い、思わぬ結果に結びつく・・・驚きのストーリー展開に、大賞受賞も納得の面白さです。

 作者の宮島未奈さんは、静岡県出身で大津市に在住。本作には、2020年に閉店した西武大津店や、膳所のときめき坂、平和堂フレンドマート、京阪電車、ユリカモメ、おおつ光ルくん、ミシガンクルーズ・・・等々、地元キーワードがたくさん出てきます。
 当館から”すぐそこ”の距離感でストーリーが展開するので、ドキドキ感が↗ ↗ ↗ ♡。描写がリアルで、文中の情景がスナップ写真のように頭に思い浮かび、何故か懐かしい気持ちになりました。

これは文化館から見た
ミシガン

 そこでふっと思い出したのが「ミシガンから文化館を撮った写真を投稿して貰ったことがあったなぁ(・・・しみじみ)」という記憶。令和4年(2022)に実施した「記録に残そう大作戦!大トンボと琵琶湖文化館」です。

(令和4年度実施)

 昭和36年(1961)の開館以来、館のシンボルとして屋上にあった「大トンボ」。そのモニュメントを取り外すにあたり、大トンボと文化館の思い出の写真を募り、HPで公開しました。

 その中には、幼い頃に訪れた写真や、四季折々の湖岸の風景とともにある文化館の写真、名残惜しくも大トンボの雄姿を収めた写真などなど、多くの投稿が寄せられました。

 文化館と同世代という方、近くにお住まいの写真家さん、帰省の度に文化館の近くを散歩するという学生さん・・・たった2年前のことなのですが、懐かしく思い出されます。皆さんお元気ですかね~~~。

 と、ここで話を戻します。何を隠そう、この「記録に残そう・・・」でミシガンからの写真を投稿してくださった方のお一人が・・・なんと!今回本屋大賞を受賞された宮島未奈さんだったのです!驚きました。なんというご縁!!
 滋賀県大津市で「文化館」と「大トンボ」愛に満ち満ちた企画ではございましたが、宮島さんの『滋賀愛』に触れた企画・・・としてご参加いただけたものと、思っております。改めて感謝・御礼申し上げます。

 宮島さんの写真も紹介している「記録に残そう大作戦」投稿写真は〔こちら〕からご覧いただくことができます。

 ちょっと懐かしく思い出しちゃいましたので、大型連休中、文化館前の掲示板に「記録に残そう・・・」の投稿写真を(すごく小さくなってしまいますが) 掲示しておきます♪。
 久方ぶりに帰省される方々、記憶にある懐かしい写真を、ぜひご覧ください。観光で大津を訪れる方々、この特徴ある建物をぜひ写真に撮って、思い出の一コマにしてください。
 いつか手にした小説の中に、琵琶湖文化館が登場する・・・かもしれません💛

 

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