みなさんは覚えておいででしょうか。8月3日付けブログで書いていた極秘情報:「北海道の記者さんが、とある事件を追って」当館にご来館・・・謹んで取材を受けた、あの事件。
「何ナニ?何があったの???」と、ご心配いただいた方も、中にはいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心を。
その真実は、近代日本史において重要な事件の生き証人である当館の歴史資料「大津事件関係資料」を、わざわざ取材に来られたのでした~。というのも、明治24年、訪日中のロシア皇太子ニコライが、遊覧先の大津で、警備にあたっていた巡査・津田三蔵にサーベルで切りつけられ負傷したのが大津事件。社会を揺るがしたこの大事件で津田三蔵はその後、無期徒刑(無期懲役)となって、北海道の釧路集治監(源:標茶町)に収監され、獄中死しています。
北海道新聞さんでは、毎週日曜日に「時を訪ねて」というタイトルで特集を組まれており、今回はこの大津事件を取り上げるとのことで、遠路はるばる滋賀までお越しになったのです。収監先の北海道にあっても、この事件がどれほど注目された事件であったか、よくわかりますよね。紙面では、大津事件において「司法の独立」が守られたことや、津田三蔵が亡くなった経緯などが詳しく書かれており、滋賀に住む私たちにとっても、大変興味深い内容となっていました。
・・・ということで、北海道新聞さんにちょっぴりワガママなお願いをさせていただきました・・・その結果・・・ご快諾!!
期間限定!当館の前にある掲示板に、8月16日付け北海道新聞別刷を、特別に掲示させていただきます!紙面は2ページ建てで、大変読み応えがあります!是非立ち止まって熟読していただきたい(熱中症に気を付けて)!
掲示期間は8月31日まで!「見に行けないわぁ」という方は・・・[北海道新聞 どうしん電子版]のパスポート会員となって読んでいただくか、・・・・・・・当館にご相談ください!