皆サマ!朗報です!県内のお寺さんで、これまた途方もない数の聖教類(仏教の経典や書物)の修理がこのほど完成し、それを記念した展覧会・シンポジウムが開催されるという、とてもおめでたい情報をキャッチしましたよ!
それは、大津市にある石山寺さんの『重要文化財「石山寺校倉聖教(あぜくらしょうぎょう)」冊子本 平成大修理完成記念展覧会』です(詳しくはココをチェック)。
今回は「石山寺校倉聖教」1,926点のうち、冊子本約1,000点の修理が行われたようで、膨大にして且つまた果てしない作業が行われていたもようです。。。
「真言系寺院の所蔵するわが国屈指の聖教遺品」(文化庁国指定文化財等データベースより)と聞けば、14年にわたる一大修理事業、その「達成」の意義も苦労も感動も、是非皆さんに見ていただきたい感も、ヒトシオかと思われます!
展覧会は平成27年7月26日から8月2日までの8日間限り!重要文化財「石山寺校倉聖教」の中から、淳祐筆「胎蔵私記」(平安時代中期)、「釈迦如来坐像図」(平安時代)など、全44点が展示される予定です。谷文一ほか筆「石山寺縁起絵巻(文晁本)」第6巻(江戸時代)にも出会えますよ。素晴らしい!
シンポジウムは7月31日に「石山寺校倉聖教修理をめぐって」をお題に、4名のパネラーさんから貴重なお話がうかがえます。これを聞けばきっと今回の修理のスゴさが分かるハズ・・・皆さん是非にご参加を!
問い合わせお申込みは直接石山寺さんまでお願い致します。締切は17日までとなっていますのでお早目に!
長年にわたって多くの人々が守り伝えてきた文化財。それらを後世に引き継ぐために今できること、守り伝えていくべきことの大切さに目を向ける、そんな時代が「今」なのですよ。
筆:あきつ