常日頃、悩んでいることがあります。どうすれば皆さんに、滋賀の文化財の魅力を知っていただくことができるのか!?!・・・これは永遠のテーマでもありまする・・・。
休館中の当館が出来ること・・・ウェブサイトの更新?他館での展示?文化財講座?いえいえ、それだけではございません。この方たちの助力なしには語れない!「滋賀を盛り上げたい」という共通の思いを抱く同士=友(?)として、頼りにさせていただいているのがマスコミの方々です!より多くの人々に情報を届ける、その機会を作ってくださる力強い味方!(時に激しいツッコミをいただくことも(冷汗)・・・ございますが(笑)。)
ということで今日は、(公財)滋賀県文化財保護協会が実施するセミナーで、現役記者さんから直接お話をうかがえる貴重な機会が ございましたので、「興味をそそる情報の出し方」そのノウハウを詳しく聞いてまいりました!
お話しくださったのは、読売新聞の渡邉記者さん。2001年に奈良県のキトラ古墳で「朱雀」が発見された時、取材応援に行って世間が大騒ぎになっているのを目の当たりにし、「千年以上前のモノが現代人に感動を与えている。文化財ってスゴイ、面白い!」と自身も興奮されたのだそうです。それがきっかけで文化財に興味を持ち、幅広く知識を積み重ねてこられたのだとか。その結果、今や押しも押されぬ、本当に頼りになる「文化財担当」記者さんになっておられます♡。キトラ古墳に感謝デス(笑)。おかげでこの滋賀でも、どれほどこの業界を盛り上げていただいたことか!
お話を聞いていて感じた事は、まず自分が文化財を面白い・楽しいと思っておられること。そのテンションをいかに記事で伝えるか。メイン記事もさることながら、追加取材で「+α」の情報を読者に届ける。記者さんの熱量を感じられる文章は、確かに読んでいて面白い!それがこの記者さんの魅力です(笑)。先ずは自分が楽しむ→楽しさ・魅力を伝える→皆が楽しい♪ですよね。情報発信はこうでありたい!
この業界、正直なところ「漢字が多くてムズカシイ」と思われがちで、私たちも説明に頭を悩ませるところ。読者の皆さんに分かりやすく興味を持ってもらえる言葉や言い回しなど、こちらも勉強させていただくことが多く、本当に頼りになる存在でした。・・・そう、実は過去形・・・。この度ご栄転で滋賀を離れられることに・・・こここれは、貴重な文化財の流出に匹敵するのでは??!
頼もしい兄貴が居なくなるのは寂しいですが、また滋賀に戻ってこられた時に「なんや滋賀県、全然面白くないな」と言われないよう(!)、私たちも頑張って楽しい話題を提供していきたいと思います。「やっぱり滋賀県サイコーやな」と言ってもらえるように!!
ということで突然ですが、楽しい話題です~(笑)♪
皆さん忘れてませんか?滋賀県内のJR4駅で配られるあのカード!健康推進アプリBIWA-TEKU(ビワテク)を利用して駅の改札窓口でスマホ画面を提示した人に「近江ゆかりの武将カード」をプレゼントするあの企画♪
月が替わり、6月から貰えるカードの種類が替わりましたよ~!
おやおや、今話題の「ど○する家康」にも登場したあの武将や、秀吉に仕えて活躍したあの武将もいますね~これは要チェックです!〔詳しくはコチラ〕
ちなみに滋賀県立安土城考古博物館さんでは、特別展「信長と家康-裏切る者・裏切らざる者 」が6月4日(日)まで開催されています。歴史が学べるよい機会ですよ~。(しまった!お知らせするタイミングが遅かった! 皆さん急いで見に行ってくださーい!!)