祝!県民の宝 滋賀県指定文化財 新指定に当館の「檜図」!

 春うらら~のお天気ですね。今年はスギ花粉の大量飛散に泣いている人も多いと思いますが、こちらは「ヒノキ」に嬉し泣き♡です♪
 本日、令和5年3月17日、滋賀県では県民の宝「滋賀県指定有形文化財」が新たに指定されました。ざっと紹介しておきましょう~♪

○有形文化財7件
・建造物1件 弘誓寺本堂 1棟(東近江市)
・絵画1件 紙本金地著色檜図 海北友松筆 六曲屏風 1隻 滋賀県[県立琵琶湖文化館]
・彫刻1件 木造金剛力士立像 2躯 正福寺(甲賀市)
・工芸品1件 太鼓 1口・太鼓台 1基 (文安元年、永尾護国寺等の墨書銘がある)
                           長浜八幡宮(長浜市)
・書跡典籍・古文書2件
      木内石亭墓碑 1基 本像寺(守山市)
      木俣清左衛門家文書(付属品共) 605点 彦根市[彦根城博物館]
・考古資料1件 真野古墳出土品 162 点 大津市[大津市埋蔵文化財調査センター]
○有形民俗文化財1件
  北比良の石屋用具 1,112 点 滋賀県[県立琵琶湖博物館]

 ・・・気付いた方おられます?そうです! 当館:琵琶湖文化館の館蔵品である「紙本金地著色檜図」が新たに県指定文化財の仲間入りを果たしました!いやぁ、いつかこの日が来ると信じておりました!(笑)♪
 皆さん覚えておいでですかね~令和2年に安土城考古博物館で開催した地域連携企画展「安土・桃山時代の近江展-琵琶湖文化館の収蔵品を中心に」に出品していたのですが・・。そう! “あの” 海北友松(かいほうゆうしょう)が描いた、檜図です!

  海北友松は近江ゆかりの絵師で、狩野派に弟子入りをし、豊臣秀吉に重用されるなど、公家や宮家とも交流しながら活動の域を広げた桃山時代を代表する巨匠のひとりです。

 現存する友松の作例は水墨画が多数を占め(京都建仁寺の雲龍図など)、本図のような金碧画は10例もありません。

 友松が描いた金碧画のうち、本図は、現存する友松の金碧画中最も早期に位置付けられるものとして注目されます。県内所在の数少ない友松画であり、桃山時代の金碧障壁画の優品であることが評価され、このたび県指定文化財と相成りました。
 手前味噌な自慢話♡をしてしまいましたが、今回指定された他の新指定文化財も、とても興味がそそられます。なかなかに個性的と言いましょうか、「滋賀県」らしい「滋賀県の宝」に改めて気付く・・・それが県指定の素晴らしいトコロだと思います ♡ 。

 そしてやはり何といっても、令和5年3月17日は、当館の収蔵品に「指定文化財」が1件増えた、嬉しい♡祝いの金曜日です。最後までソレを言いたい(自慢したい)文化館贔屓の職員ですが・・何卒オユルシくださいませ(笑)。

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花湖さんの打出のコヅチ特別講座「近江のなれずし製造技術」登録記念講演会 開催しました

 3月も2週間が経ち、桜の開花予報がニュースで流れ始めました。文化館にある鉢植えの桜が、街中の桜よりも一足先にたくさん花開いた3月14日、滋賀の文化財講座「花湖さんの打出のコヅチ」特別講座を開催しました。

 例年この時期に「打出のコヅチ」を開催することが無く、毎年参加される熱心なファンの方なら「なぜ?この時期に??」と思われたのではないでしょうか。今回のコヅチは、2023年1月20日に、「近江のなれずし製造技術」が国の文化審議会から登録無形民俗文化財に登録するよう答申を受けたことで、登録記念の特別講座を開催することとなりました。急遽決まった記念講演…皆さんにお知らせする時間が短かったにも関わらず、会場には85名もの方にお越しいただきました。

滋賀県立琵琶湖博物館
専門学芸員 橋本道範先生

 第1部の記念講演では、滋賀県立琵琶湖博物館の専門学芸員である橋本道範先生に「フナズシ研究最前線」というテーマで、お話していただきました。
  寿司の原型「なれずし」は、古くからの食文化として知られています。現在最も有名なのが「ふなずし」ではないでしょうか。県内では、琵琶湖の固有種のニゴロブナが最もポピュラーです。4月~6月くらいの産卵期に漁獲されたものを仕込んだ後、夏に漬け込み、乳酸発酵させて冬に食べはじめます。これが昔からの伝統的な作り方だと誰もが思いますよね。ですが、元禄2年(1689年)の料理本「合類日用料理抄」に「江州鮒の鮨」という箇所に「寒(かん)の内ニ漬申候」との記述があるのだとか。これには、冬に獲れるフナは脂がのっていて美味しいとの話もあり、寒漬けの方がおいしいとされていたようです。子持ちのフナを夏に漬ける現在のふなずしとは違います。
 お話からは、歴史的に見た「ふなずし」の多様性が見られ、古くから変わらないと思っていた「ふなずし」が時代によって変わるということに驚きました。

 ふなずし1つでも多様性がある「なれずし」、、、他の種類を含めるとその多様性はもっと広がります。なんとも奥が深い!
 講師の橋本先生は、江戸時代の書物のように寒い時期に漬け込んだり、玄米や更には糯米(もちごめ)を使用して漬け込むなど、様々な「なれずし」を試作されています。今後も新しい発見がありそうで、期待が膨らみます!

  第2部は特別PR企画として設けられ、滋賀の食文化に関心を持った有志が集まる「滋賀の食事文化研究会」の方が、湖魚を使用した滋賀のなれずしについて、その活動内容ともにお話してくださいました。
 県の水産課からは、手作りふなずしについて紹介されました。ふなずしを自分で作ろうと思うと、かなり難しそうですよね…ですが、県内には「ふなずし漬け方講習会」なるものがあり、各地で開催が拡大しています。(詳しくは滋賀県漁業協同組合連合会のサイトをご確認ください)この講演をきっかけに「近江のなれずし製造技術」に興味を持たれた方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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地域連携企画展会場にて、メッセージ募集中&期間限定でプレゼント中☆

 2月4日から開催中の、安土城考古博物館での地域連携企画展「琵琶湖文化館収蔵品にみる四季」は、もうご覧いただけたでしょうか?前回のあきつブログでもふれた、「新しい文化館にメッセージを届けよう!」について、詳しくご紹介いたします。

 会場では、2つのメッセージをご記入いただける特設ブースを設置しています。そのメッセージとは…

 【投票】「あなたが思う“新しい琵琶湖文化館でも
      見たい作品”はどれですか?」
 【募集】「新しい琵琶湖文化館での“展覧会へのご
      意見”をお知らせください!」

 現在、計画進行中の新しい琵琶湖文化館について「ぜひ皆様からメッセージをいただき、展覧会活動に反映させたい!」。そんな学芸員のアツイ想いから、募集しております。特設ブースでは、琵琶湖文化館収蔵品(寄託品を含む)が数多く掲載された図録と、昨年の8月に開催した県民フォーラムでのプレゼン資料をご覧いただくことができます(県民フォーラムについてはコチラ)。こうしたものも参照して、メッセージをお寄せいただければ幸いです。

 2つのメッセージをご記入いただくと、3月12日(日)までの期間限定で、豪華なプレゼントもありますよ!
(詳細はコチラ)

     ①琵琶湖文化館収蔵品ポストカード(3種類から1枚選んでください)
     ②近江の城 滋賀県中近世城郭分布地図

 このうち、②近江の城 滋賀県中近世城郭分布地図をご紹介いたします。広げると、なんと大きな滋賀県の地図!その数約1300もあったという、県内のお城すべての網羅を目指してつくられました。近江のお城の全貌を見渡すのにぴったりですね♪



 上記でいただいたメッセージをもとにお話しする座談会「新しい文化館と収蔵品を語る」は、現在内容を検討中です。登壇する学芸員たちの打ち合わせに耳を澄ませ聞いていたところ・・・「自分の“推し作品”も紹介する?」「このご意見は面白いね!」「そんなこと話しちゃって大丈夫?」「○○さんにはヒール役をやってもらいましょう」・・・さて、どんな座談会となるでしょうか。ご期待ください!

 座談会は3月19日(日)開催予定ですが、まだまだ参加者募集中です。ご参加にはコチラ(滋賀県立安土城考古博物館サイト)をチェックしてください!

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3月の文化館はイベント満載!

 「一月往ぬる二月逃げる三月去る」とはよく言ったもので、早くも3月の始まりです。まだまだ寒い日もありますが、暖かい日もあり、少しずつ春の訪れが近づいているのを実感します。

 さて、3月と言えば、3月3日の「桃の節句」ですよね。ですが、今日は少し趣向を変えてコチラの絵をご紹介しようと思います。桃の木の下で3人の男性が、何かをしています。これは、平安時代の宮中行事「曲水(きょくすい)の宴(えん)」と言って、流水に酒杯を浮かべ、自分の前に流れ着くまでに詩を詠み楽しんでいる様子が描かれています。3月3日に行われたらしく、まさに今の時期にピッタリの絵です。
 この絵は、月岡雪鼎筆の「十二カ月図屏風(文化館蔵)」の中の一扇(せん:屏風を構成する縦長の画面1枚。6枚の扇がつながって6曲の屏風)に描かれています。
 「十二カ月図屏風」 は、滋賀県立安土城考古博物館で開催中の地域連携企画展「琵琶湖文化館収蔵品にみる四季」に出品しています。普段はなかなか見ることができない文化館の収蔵品を、多くの皆様に見ていただける貴重なチャンスです。雅な宮中文化に触れて、いつもと違う桃の節句を感じてみてください。

 さらに、会場には「新しい文化館にメッセージを届けよう!」という特設ブースを設けて、皆さんから以下のような2つのメッセージを受け付けています。

【投票】「あなたが思う“新しい文化館でも見たい作
     品”はどれですか?」
【募集】「新しい文化館での“展覧会へのご意見”を
     お知らせください!」

 しかも!3月12日までは、2つともメッセージを書いてくださった方に、特別にプレゼントも用意してあります!ぜひ、多くのメッセージをお寄せくださいね。また、ここでお寄せいただいたメッセージをもとに、3月19日に座談会「新しい文化館と収蔵品を語る」も開催します。気になった方は、コチラ(滋賀県立安土城考古博物館サイト)をチェックしてくださいね。

 そして、もうひとつ忘れてはならないイベント『滋賀の文化財講座「花湖さんの打出のコヅチ」特別講座』も、3月14日に開催となります。滋賀を代表する食文化である“なれずしの製造技法”が、国の登録無形民俗文化財に登録されるのを記念した講演会です。こちらも、ただいま絶賛参加者を募集中ですので、まだ予約をされていない方は、お早めにお申し込みくださいね。

 3月もイベント満載の文化館ですが、皆様に楽しんでいただけるように、頑張っていきたいと思います。

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大トンボの製作者が判明!!

 皆さまにご報告申し上げます。1月26日深夜に屋根から取り外した大トンボについて、ご報告申し上げます。

  現在、大トンボは当館内で“静養中”ではございますが、からだの隅々を調べさせていただいたところ、職員の目が釘付けになった箇所がございます。それは「背中」と言っていいのでしょうか。頭と羽根の間の部分。屋根から降ろしたトンボを真上から見ないと決して分からないトコロに「それ」はありました。新たに見つかったもの・・・それは「銘板」です!今までナゾであった大トンボの製作者がついに明らかに?!これはコーフンです!!

【銘板の概要】
滋賀縣観光文化館蜻蛉/大阪市大淀区豊崎西通り一丁目七/谷田鈑金工業所製作/TEL(36)3128/昭和 36 年 1 月 15 日  ※「/」記号は改行箇所

 この銘板により、文化館の大トンボは、大阪市の「谷田鈑金工業所(現在は廃業)」が製作し、昭和36年1月15日に完成したことが判明しました。住所は今で言うところの大阪市北区豊崎。谷田 鈑金工業所さんは現在は廃業して事業所は存在しませんが、かつては盛業で大阪府板金工業組合に属し、優れた技術を誇っていたとのことです(同組合による)。
 大阪の市内局番が2ケタの頃の製作ですもの、致し方ないこととは言え、是非ひと言お礼が言いたかった・・・「有り難うございました!頑丈に作っていただいた大トンボ!60年以上屋根の上で風雪にも耐え、文化館のシンボルとして皆さんに愛されました!有り難うございました!!!」・・・お会いできれば堅く握手を交わしたと思います。。。コーフン。。。

 ちなみに、銘文にある「滋賀県観光文化館」は、昭和 34 年 3 月から同 35 年 11 月 2 日まで使われた琵琶湖文化館の「仮称」でした。昭和 35 年 11 月 3 日に行われた定礎式で、ときの谷口久次郎知事が正式館名を命名して以後は「滋賀県立琵琶湖文化館」と呼ばれるべきところ、昭和 36 年 1 月 15 日に完成した大トンボに「滋賀県観光文化館」の仮称 が刻まれ、そのまま同年 1 月 22 日の「蜻蛉上翔祭」で屋根に上げられたようです。当時の大らかな世相を感じさせるエピソードですね(笑)。

 開館当時のことと言えばもう一つ皆さんに披露しておきましょう。それは開館式 (昭和36年3月20日)の翌日、産業経済新聞に掲載された記事の一部なのですが、
「(略)それにしても下から見上げるトンボ灯台はずいぶんキャシャな感じだ。台風がやってきたら一度に吹っとびそう。草野館長も「設計者は風速六十㍍まではたえる・・・ということですがね」と心配そうだった。(略)」
 ・・・草野館長ぉ!大丈夫でしたよぉ!立派に耐え抜きましたよぉ!・・・こちらも是非届けたかった言葉です(笑)。

琵琶湖文化館 トンボ 20230126-53

 さて、そんなラブリィ♡な文化館の大トンボですが、このたび、ホームページから画像がダウンロードできるようになりました。その画像は、厳寒の深夜に行われた大トンボ取り外し作業の写真!トンボが地上に舞い降りた時の写真です。一般の方でこの日に撮影したという方はほぼいらっしゃらないハズ・・・。画像はスマホサイズですので、ぜひダウンロードして思い出の一枚にしていただければ、大トンボもきっと喜びます♪

 ・・・ちなみに気付かれた方いらっしゃいます?写真を見比べるとわかるのですが、実は大トンボは2回飛んでます!!さてさてその違いは???→「文化館写真集」で要チェック!

 

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緊急告知!花湖さんの打出のコヅチ特別講座開催決定!!

 今年度予定されていた全6回の講座を10月に終えた「滋賀の文化財講座 花湖さんの打出のコヅチ」。参加者は、メイン・サテライト会場を含み延べ600人を超える人気講座となっています。たくさんの方にご支援いただき、本当に嬉しいかぎりです。

 さて、当初予定の講座が終了して、早4カ月。コヅチファンの皆さんは、淋しい思いをされている方も多いのではないでしょうか。そんな方に耳よりな『緊急告知』です!

 3月14日(火)に、滋賀の文化財講座 花湖さんの打出のコヅチ特別講座『「近江のなれずし製造技術」登録記念講演』の開催が決定いたしました!

 今回実施する会場は、いつものメイン会場:コラボしが21(3階大会議室)のみとなります。時間は、午前9時30分(9時15分開場)からですので、くれぐれもお間違えの無いように!


 「近江のなれずし製造技術」は、今年1月20日に、国の文化審議会から登録無形民俗文化財に登録するよう答申を受けました。今回の特別講座は、この登録を記念して実施するもので、「近江のなれずし製造技術」の解説をはじめ、草津市にある滋賀県立琵琶湖博物館の専門学芸員・橋本道範氏をお招きして、「フナズシ研究最前線」と題してお話していただきます。

 滋賀の食文化を語るうえで欠かせない、“フナズシ” 等の「なれずし」ですが、詳しく知っているという方は、意外にも少ないのではないでしょうか? 講座を受けると「なれずし」を、より詳しく知ることができますよ。県水産課さんのPRタイムも特別に用意されていますので、こちらもお楽しみに。お申し込みは現在受付中です。 ぜひとも皆さん、なれずしの魅力に触れてみてくださいね。(詳しくはコチラ

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琵琶湖文化館収蔵品にみる四季 安土で開幕

  2月4日に開幕しました地域連携企画展!近江八幡市の安土城考古博物館を会場に、 「琵琶湖文化館収蔵品にみる四季」開催中です!!

 当館の収蔵品の中から豊かな四季を感じられる作品を・・・と、学芸員が選んだ珠玉の作品たち。
 会場で先ず皆さんをお出迎えするのが、本展のチラシにも登場している十二カ月図屏風(月岡雪鼎筆)です。



 鮮やかな色彩で艶やかに描かれた登場人物と、季節ごとの情景が一月毎に描かれています。
 さて、十二カ月図と言うからには、それぞれの絵がそれぞれの月に当てはまるハズ!?皆さんお分かりになります?
 「う~ん、分かりそうでワカラナイ・・・。」
という方は、会場で是非、この可愛らしいパンフレットを手に取ってみてください。


 お手ごろなサイズのこちらのパンフレットは、本展をより楽しんでいただくための『鑑賞のおとも』となっております♪

 中を開くと十二カ月図のヒ・ミ・ツが・・・☆
 
   


   開幕初日は、風は冷たかったものの陽ざしが暖かで「春近し!」と思えるいいお天気でした。 雪はまだ少し残っていましたが、少しずつ近づいてくる春の気配に何やら気分も浮かれ気味(笑)。季節がある日本で、四季のうつろいを楽しめる、滋賀県民でありたいと思う、そんな展覧会です。是非皆さま、ご鑑賞くださいませ♪

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地域連携企画展第3弾開催まであと少し

 この間お正月を迎えたばかりのつもりでしたが、今日から2月。そして、文化館の屋根から大トンボが下りてから、一週間が経とうとしています。文化館に向かう道を歩いてふと前を見ると、トンボのいなくなった屋根が、、、淋しくなってしまった文化館…この屋根も時の流れと共に、いつか見慣れる日が来るのでしょうか。。。60年以上もの間、雨の日も炎天下の日も、台風にも負けず、最後には大寒波を受けて頑張っていただきました。現在は、館内でゆっくりと羽を休めております。「お疲れさま」と言ってあげたいです。

 さて、かねてより告知していました、本年度最後の地域連携企画展「琵琶湖文化館収蔵品にみる四季」。今週土曜日からの開催を前に準備も佳境に入っております。今日は朝から、展覧会に出品するため、丁寧に梱包した収蔵品を、美術品運搬用のトラックに積み込む作業が行われていました。搬出を担って下さる輸送業者の方が、慎重にかつ手早く、次々と収蔵品を収蔵庫から外に運び出していきます。文化館にはエレベーターが無く、皆さん階段を何度も往復してくださいました。滞りなく作業が進み、30分ほどでトラックへの積み込みは完了。いよいよ安土へと出発します。この後、学芸員さんたちは安土での展示作業を行います。開催まであと3日。みんな頑張ってください。

 地域連携企画展「琵琶湖文化館収蔵品にみる四季」は2月4日から、滋賀県立安土城考古博物館で開催です(詳しくはコチラ)。普段は見る機会のない琵琶湖文化館の収蔵品をたっぷり見られる展覧会です。さらには、大トンボの設計図も今回特別に公開されます。元々存在しないと思われていた設計図ですが、撤去を前に発見された奇跡的な図面です。琵琶湖文化館のことをより一層知ってもらえる展覧会となっていますので、ぜひ皆様、足をお運びください。

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大寒波襲来 雪化粧

 冷えましたね~凍えましたね~~。10年に1度の大寒波と言われる寒気が流れ込み、大津でも今朝方の気温がマイナス3.8℃という厳しい冷え込み。JRは運休、道路は路面凍結で大渋滞が発生するなど、久々に「非日常」を味わった気がします。あぁ生きてることが有り難い。

 そんな極寒の日、交通状況に苦労しながらも出勤すると、ちょっといい事がありました。これ、激レアだと思うのですが・・・。

 逆光で少し分かりづらいかもしれませんが、我らがお城のシンボル・大トンボが雪化粧しています。うぅ、こんな日にもアナタはそこに・・・ありがとう。

 今までにも何度となく、雪景色の文化館を写真に収めようとチャレンジしてきたのですが、当館、とても日当たりがよく、出勤する頃には雪が解けて「いつもの文化館」の写真になってしまうのです。
 今回はそれでも解けなかった(寒かった)ようで、貴重な写真が撮れました。

 そう考えると、いろんな写真を撮っておきたくなり、施設の点検がてら、長靴を履いて右へ左へ。とりとめのない写真ですが、 令和5年1月25日大寒波襲来の日の文化館です。

 この後、スコップを持って、雪かきに勤しみました(汗・笑)

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琵琶湖文化館の姿を記録に残すドローン撮影:動画公開!

皆さま、完成しました!
現在の琵琶湖文化館の姿を記録に残す動画!完成いたしましたよ!
本邦初公開デス!!

  日付を少し遡りましょう。時は令和4年10月某日、琵琶湖文化館の周辺を怪しい物体が飛び廻っておりました。目撃者多数の怪・・・ナゼ??!
 ハイ正解!澄み渡る秋空に、飛んでいたのは文化館の大トンボ・・・否否(笑)。文化館の現在の姿を、空から・湖から撮影するための「ドローン」を飛ばしていたのですヨ!

 湖上に建つ浮き城:そのシンボルでもある大トンボのモニュメント。このたびの取り外しを前に、秋に皆さんから写真の投稿を募る「記録に残そう大作戦!」を決行しましたが、実はほぼ同時期に「動画で残そう大作戦!」も進行していたのデス!

 当館の背後はひろ~い琵琶湖・・・とは言え、大津の市街地に立地しています。隣りには滋賀県警さんのヘリポートもあり、特別な申請をしないと、ドローンを飛ばすことができないエリアとなっています。
 そこはちゃ~んと申請をして許可をいただきしたよ。我がお城、昭和の名建築ですもの(自ら言う!!?)、皆が愛する大トンボのためですもの・・・撮るなら今でしょ!

現在公開中!(動画の一場面)

 ということで各方面のご協力を得まして、約3分の動画が完成しました。皆さまにお披露目いたします。過去形となってしまう「在りし日のトンボの姿」、いつもと違う角度から、とくとご覧くださいませ。

 え?見た感想??
・・・いろいろとツッコミどころが多く感じられるかもしれません。強いて言うなら「ドローンの普及があと50年早ければッ!」とも思いましたが、現在の姿、それも60年という歴史を積み重ねた文化館の姿ですから、この機会に、記録に残せたことを、大変有り難く思っています。

 前置きが長くなりましたね。どうぞごゆるり、ご覧くださいませ!

〔制作:滋賀県文化スポーツ部文化財保護課 文化財活用推進・新文化館開設準備室〕

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ユネスコ無形文化遺産「風流踊」登録記念講演会 開催(滋賀県)

 みなさん、もうご存知です・よね?昨年末に飛び込んできた嬉しいニュースです。
 このたびユネスコの無形文化遺産に、新たに「風流(ふりゅう)踊り」が登録されることが決定し、全国24都府県41件の民俗芸能の内、滋賀県からは、
   草津市・栗東市の「近江湖南のサンヤレ踊り」
   守山市・甲賀市・竜王町・東近江市の「近江ケンケト祭り長刀振り」

の2件が、ユネスコ登録されることになりました。

守山市/ 小津神社で開催されたセレモニー式典の様子(撮影12月1日)

 地元では登録決定を喜ぶ記念式典が開催されるなど、ニュースでも大々的に伝えられましたね。滋賀県民としても誇らしい限りです。
 一方で、伝統的な祭りの担い手が不足するという課題も生じています。これは現代社会が抱える共通の課題でもあり、何とか解決の糸口を皆で考えたいところ・・・。
 ということで今回は、滋賀県文化財保護課さんからのお知らせです。

 

 『ユネスコ無形文化遺産「風流踊」登録記念講演会』が草津市で開催されます。

【会 場】草津市立草津クレアホール(草津市野路6丁目15-11)
      JR琵琶湖線南草津駅 徒歩10分
【日 時】令和5年(2023年)1月29日(日)13:30~16:00(開場は13:00から)
【内 容】[第1部]記念講演
          演題:ユネスコ無形文化遺産の意義と、これからの継承の課題
          講師:俵木 悟 氏(成城大学教授)
     [第2部]実演
          近江のケンケト祭り長刀振り(山之上のケンケト祭り)
          草津のサンヤレ踊り(志那のサンヤレ踊り・下笠のサンヤレ踊り)

【参加費】無 料 
【定 員】600名 ※予約は不要です。
           会場に直接お越しください。

 会場では講演だけではなく、登録された踊りの中から、3つの地域の踊りを特別に舞台で披露されます。是非、貴重なこの機会に足を運び近江の風流踊りの魅力にふれてみてくださいね。(問い合せなど詳しくは滋賀県文化スポーツ部文化財保護課※別サイト)

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新しい年は兎のように…

 新年あけましておめでとうございます。今年は3年ぶりに行動規制の無い年末年始となったため、久しぶりに遠方にいる家族の所や、旅行へ行ったという方も多いのではないでしょうか。。。皆さま、楽しいお正月を過ごされましたか?三が日も過ぎた4日から仕事始めのかたもいらっしゃるのでは、、文化館も本日から仕事始めです。新しい年の始まり一緒に頑張りましょう!

 多くの収蔵品を誇る文化館では、新年に欠かせない干支の動物に事欠きません。去年の寅年にも、岸岱の「巌上咆哮猛虎図」が活躍してくれました。

 今年は卯年。雄々しい虎の絵からバトンタッチしたのは「鶏兎図」に登場するフワフワの毛並みがかわいい5羽の兎たち。今にもぴょんぴょんと跳ねだしそうな活き活きとした絵です。

鶏兎図 森徹山筆(琵琶湖文化館蔵)

 江戸時代に活躍した森徹山が描いたコチラの作品は、名前からもわかるように2つの掛け軸(双幅)にそれぞれ鶏と兎が描かれています。鶏の絵には、つがいと思しき2羽の鶏と、3羽のひな鳥が描かれています。今年の干支ではありませんが、ほのぼのした家族の絵が「家内安全」を思わせ、ちょっと縁起良く感じてきませんか?そして、兎は跳ねるもの。その跳躍力にあやかって、この一年がより一層飛躍しますように…どうですか、この「鶏兎図」が吉兆絵に見えてきませんか?!…え?無理やりすぎる?…いやいや、それでもこの絵が吉兆絵となることを願っているのです!更には、皆さまにとって今年一年が良い年となりますように!

 今回紹介した「鶏兎図」の“ 兎絵 ”は、文化館前の通りにある掲示板に張り出しています『新年のごあいさつ』にも使用しました。お近くを通られた方は、是非ご覧くださいね。それでは、本年も琵琶湖文化館を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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掲載されました!「湖国と文化」「おうみ文化財通信」

〔記録に残そう大作戦!大トンボと琵琶湖文化館〕事務局からのお知らせです。  
  今年度、当館の屋根および避雷針改修工事に併せて、館のシンボルであった大トンボのモニュメントを取り外すこととなった旨、皆さまにお知らせしてまいりました。工事については、いよいよ12月27日、本館に 工事のための足場が設置されました。

 夏から取り組んだ〔記録に残そう大作戦!大トンボと琵琶湖文化館〕では、皆さんから写真の投稿をいただき、パネル展を開催するなど、多くの方々にご協力いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
  そしてこの度、〔記録に残そう〕のその記録(!)を、文化館の大トンボを、下記の2誌に掲載していただくことができました!

〇滋賀の文化財情報をお届けする文化財だより
 「おうみ文化財通信」vol.54
  A4版リーフレット 無料
  発行)公益財団法人滋賀県文化財保護協会
  滋賀県埋蔵文化財センターほか博物館・図書館等に配布

〇滋賀の魅力ある文化を発信する季刊誌
 「湖国と文化」 冬 第182号
  B5判 定価660円(税込)
  発行)びわ湖芸術文化財団 地域創造部
  県内主な書店にて販売

 皆さんからご投稿いただいた写真の一部が、掲載されています。両誌とも1月1日発行なので、そろそろ皆さんのお目にとまる頃・・・。この表紙を見て「おやっ?」と思われた方は、是非手にとってご覧くださいませ!

 

 今年1年を振り返ると、「有り難う」と「感謝」の言葉ばかりがよみがえる、そんな濃密な時間を過ごした気がします。皆さんはいかがでしたか?

 大トンボにとっては、文化館の屋根の上で過ごす最後の年越しとなります。トンボにとっても、皆さんにとっても、輝かしい未来が待つ新年を迎えられますように!

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文化館の助っ人たち

 12月になって早一週間。2022年もあと一カ月を切ってしまいました。寒さも一段と増して、湖畔も冬の季節となりました。ここで少し、今年の夏から秋にかけての琵琶湖を思い出してみます。

 琵琶湖では、毎年7月から11月にかけて水草(藻)が大量発生します。湖の上に立っている文化館も、例年なら夏から秋の台風シーズンを中心に水草の除去作業をします。文化館の周りは藻刈船が刈り取ってくれますが、文化館の中央部分は、人力でなんとかするしかありません。小舟に乗って水草を引き上げる…これが重労働なのです。ですが、今年の夏は水草が何だか少ない…引き上げを手伝ってくれる作業の方と「今年は少ないな」と喜んでいたのですが、、、なんと、11月に例年の夏よりも多くの水草が襲来!なぜ今年はこんなことに!?水草除去のエキスパート「藻刈船スーパーカイツブリⅡ号」も11月中頃には引き上げてしまい、12月に入っても周囲には水草が残ることとなってしまいました。まさか、この様なことになるとは。。。今年は何か違いました。

 そして冬本番を迎えようという今現在、湖面に残る水草対策は?というと、この季節に頼もしい助っ人が登場。それは“水鳥”たちです。湖岸には渡り鳥など水鳥が多く飛来します。さながら鳥たちのお食事処となります。
 「今年もよくいらっしゃいました!」と歓迎しながら、鳥たちを観察すると、いつもより水鳥たちが多いような…?やっぱり水草の量が多いから?何はともあれ千客万来。お食事はたくさんあります。お代はかかりません!水鳥の皆さん、い~っぱい食べてくださいね。

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御礼 〔大トンボと琵琶湖文化館〕写真パネル展

撤去当日の朝も立ち止まって
写真を撮っておられる方が!

 あっっっっっっっっっっっという間の16日間でした!

 11/15~30までの間、大津市内2会場で開催してきた記録に残そう大作戦!「〔大トンボと琵琶湖文化館〕写真パネル展-記録がつむぐ思い出写真-」が、無事終了し、本日、会場を撤収してまいりました。分かってはいましたが、やっぱりちょっと寂しい・・・。とは言え、本展を無事終えて、今はホッとしているところ・・・。多くの方々にご覧いただけましたこと、大変嬉しく、また心から感謝申し上げます。

名残惜しそうにパネルを眺めるヒト

  振り返れば、「記録に残そう大作戦!」が始まった8月から、慌ただしい日々を過ごしてまいりました。これを充実の日々と言わずに何と言う!・・・皆さんからの投稿が、心の支えとなりました。思い思いに撮って下さった大切な写真、添えていただいたコメントが、背中を押してくれました。 本当に有り難うございました!

 「なぜ屋根の上にトンボ?」との疑問の声をよく聞きます。パネル展でも紹介しましたが、初代館長であった故草野氏は、「澄みきった空高く琵琶湖の上をスイ々々と飛ぶ、トンボの明朗にして健康な雰囲氣を想像して、こうした結果となりました」と語っています。古来、トンボは勝虫とも呼ばれ、前にしか進まない縁起のいいものとされており、そのめでたさにあやかったところもあります。巷では「ヤンマーさんが寄付をしたから」という、まことしやかな都市伝説の方が広まっていたり(?)してますが(笑)。

 でも、こうして皆さんに「お疲れさま」の花道を作っていただいたおかげで、今は私にもよく分かります。文化館というお城の上に飾るのは、トンボでなければいけなかった・・・と!
 正直に言いますと最初は、もっとメンテナンスしやすい場所にあればいいのにと、思っていました。地表とか、文化館で言えば中池の歌碑がある湖面の上とか、せめて低い壁とかいろいろ・・・。でもそれではダメなんです。見上げる位置にいないと!空をバックに、羽根を広げた「大きさ宇宙一」(館長談)のトンボを見上げるからこそ、皆さんの思い出に残る大トンボになれたのだと思います。
 草野氏は「子供の頃から何とはなしに蜻蛉が好きであった。目をクリ々々と油断なく、快活に炎天にもめげず元氣によく飛び廻る姿に、心うたれたのであろうか」とも語っています。

10月 撮影

 文化館の絵馬が、長浜・草野神社にあると聞き、10月初旬に草野氏の地元を訪れたことがありました。【写真はコチラ
 その頃には既に田んぼの刈取りが終わっていましたが、辺り一面に飛び交うトンボの姿を偶然見かけた時「あぁ、これが草野さんが見ていた景色だ」と思いました。ちょこっと心が震えました。初代館長、貴方は正しかった!そして有り難うございました!文化館の大トンボ、皆さんに、″しばしお別れ ″の花道 を作っていただきましたよ!と、心の中でご報告させていただきました。

 さて、文化館の大トンボ、当初の予定では10月以降に取り外しになると告知しておりましたが、屋根の改修工事が遅れており、実はまだちゃんと屋根に居ます(笑)。とは言え、そろそろ足場が組まれる・・・お別れのカウントダウン・・・この度、自分もカメラ小僧となり、痛感しております。当り前の景色って当り前じゃないんです。記録に残すなら今!記憶に残すなら今!
 ということで、ちゃっかり写真募集を再開しています(笑)。遅くなりましたが、11月にご投稿いただいていた写真も、本日更新いたしました!皆さま是非ご覧ください!!

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御礼「近江湖南に華開く宗教文化-野洲・守山の神と仏-」展

 誰かが言いました。「開かない展覧会はない」・・・と。これは展覧会が始まる前の学芸員の苦悩を少しでも和らげるための、業界の合言葉(?)みたいなものです。でも今は「終わらない展覧会はない」・・・とでも言いましょうか、なんかちょっと寂しい・・・。あっっっっという間の42日間でした!
 10/8~11/27までの間、野洲市歴史民俗博物館を会場に開催してきた地域連携企画展「近江湖南に華開く宗教文化-野洲・守山の神と仏-」展が、無事終了し、本日、当館から出品していた作品が戻ってまいりました。

 
 ご来場いただいた皆さま誠に有り難うございました。
  皆さんお気付きでしたか?今回の展覧会では、[講演会・ギャラリートーク]がいつもより5割増し(?!)だったことを!初回担当が当館の和澄学芸員、第2回が守山市教育委員会文化財保護課の渡邊氏、そして最後を飾ったのが野洲市歴史民俗博物館の齊藤学芸員・・・という豪華ラインナップでした。それもこれも野洲市・守山市・琵琶湖文化館の「連携」展であったからこそ!それぞれの担当分野で持ち味を活かした充実の内容で、実施することができました。これぞ地域連携の醍醐味♪
 もとより、野洲市歴史民俗博物館には、とても勉強熱心な「友の会」さんが活動されています。講演会にも多数参加されてました?講師の言葉に対する「うなずき」加減や、ギャラリートークでの「通(つう)」なツッコミ(?)など、皆さんの反応がすこぶる上質!(笑)!博物館さんが、しっかりと地域に根を張った活動をしておられるからだろうなぁっと、ちょっぴり羨ましく思えたり・・・いやはや、今回の地域連携でもいろいろと勉強させていただきました!

  ご出品いただいた各社寺さま、ならびに本展の開催にご協力いただきました関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

 会期終了間際、「これで見納め・・・展覧会が終わると寂しくなるなぁ」と名残惜しくも訪れた会場には、じっくりと作品を熱心に鑑賞する多くの方々がいらっしゃいました。その姿にまた元気をもらい、帰り道では、野洲の古社・兵主神社さんにお参りさせていただきました。こちらの紅葉もそろそろ見納め・・・寂しさが5割増しに・・・なるところでした、が!

 手水鉢に浮かべられていた、まん丸な菊の花を見て、元気5割増しにて帰宅することができました。よし!また頑張ろう♡

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パネル展と投稿御礼・記念マグネット

 本日は金曜日・・・今週も一生懸命働きました!!なんだろう、この達成感!!! それはですねぇ・・・充実した時間を過ごしていたから!なのです~♪
 というのも、皆さんご覧いただきました?「大トンボと琵琶湖文化館 写真パネル展-記録がつむぐ思い出写真-」。滋賀県庁と京阪びわこ浜大津駅ターミナルデッキで現在開催中です(11/30まで・県庁は土日閉庁)。両会場とも、スタッフが常駐しているわけではないので、日々、会場の様子が気になって仕方がない!!

  なので、仕事に行く前に、昼休みの休憩時間に、はたまた出張した帰り際に、ちら~っと立ち寄ったりしてみるわけですよ。すると、いいタイミングで、写真を投稿していただいたご本人と出会えたり、そのご家族の方とお話しできたり・・・するわけですよ。他にも、偶然通りがかって足を止めたであろうご年配の方や、ママさんとお子さんの「あら、トンボさんがいっぱいね~」なんてかわいい姿に出くわしちゃったりなんかすると、なんだかもう、それだけで胸いっぱい♡

 「あぁ、私、この場所でお布団敷いて眠りたい・・・ 」
アレ?この言葉、つい先日も聞いたような? (笑笑)。
詳しくは11/14付けブログ参照

 そんないい出会いをたくさんいただいた本パネル展は
皆さんの投稿写真に支えられております。ところで、この投稿写真を募集した際、チラシにはこう書かれていましたね。「ご応募いただいた方には記念に、投稿写真をマグネットにして進呈します。」と・・・。そういう“お約束”でした。

 ということで!今週は『投稿御礼・記念マグネット』の作成に、全集中!

 事務所の中は、さながら工房と化し・・・こちらはモチロン、職員自慢の手作りです♪投稿への感謝の気持ちは、すべてこのマグネットに込めました・・・・・♡
こうして並べると壮観です。宇宙が広がってます!

 → ご投稿いただいた皆さま、お待たせしました!本日無事、発送いたしましたので、週末にはお手元に届く・かな~?楽しみにしておいてください!

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滋賀県に新しい重要文化財の誕生

 おめでたいニュースが入ってきました。国の文化審議会は18日、新たに全国の美術工芸品の4件を国宝に、47件を重要文化財に指定するよう答申しました。このうち滋賀県では、以下の3件の美術工芸品が重要文化財に指定されることが決まりました。

【絵画】紙本墨画鳥獣人物戯画丁巻断簡 1幅:公益財団法人秀明文化財団(甲賀市)
【古文書】近江国比良庄絵図 1鋪:北比良財産管理会(大津市)
【歴史資料】国友一貫斎関係資料 953点:個人

近江国比良庄絵図(北比良財産管理会蔵)

 その中で文化館として、特に注目したいのが、当館でお預かりしている「近江国比良庄絵図」です。こちらは、鎌倉時代後期に作成された原図を室町時代に写したもので、比良庄域(現在の大津市北部)が墨線で書かれ、庄園内部には、寺社の堂舎や鳥居、樹木などが詳細に描かれています。鎌倉時代後期と南北朝期の裏書が存在しており、この絵図が周辺庄園との境相論(さかいそうろん:所領などの境界をめぐる紛争)に際して作成されたことが分かり、中世社会経済史研究のうえで極めて貴重であることから、平成12(2000)年に滋賀県指定文化財となりました。そして22年の時を経てこの度、国の重要文化財となることに決まりました。今後、事務手続きが完了したら、正式に重要文化財に指定されます。

 それにしても、県内に3件も重要文化財が増えるのは凄いことです。国宝・重要文化財保有件数第4位の滋賀県は、文化財の宝庫です。琵琶湖文化館では収蔵する重要文化財が一つ増え、文化財をお預かりしているものとして、より気が引き締まる思いです。大切な滋賀県の文化財。これからも、みなさんと一緒に大切にしていきたいです。それでは最後になりましたが、、、 !!重要文化財指定おめでとうございます!!

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パネル展 ニュースになります

 本日(11/15)から始まりました「大トンボと琵琶湖文化館 写真パネル展」! 初日から、写真をご投稿いただいた方など、多数の方が会場へお越し下さったとの情報が入ってまいりました♡早速のご来場、有り難うございます♪

 そしてこちらも嬉しいニュースです!本日、NHK大津で放送される「おうみ発630(18:30~」と「おうみ845(20:45~」の中で、このパネル展が紹介されることとなりました!!皆さんの投稿作品や会場の様子などをご覧いただくことができると思いますので、是非チェックしてくださいね。
(見逃してもネット配信がきっとあるハズ♪)
→〔見逃し配信ありました!→ 外部リンク

以上、文化館より速報をお届けしました!!

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大トンボと琵琶湖文化館 写真パネル展 始まります!~11/30まで

 ようやくここまで辿り着きました!いやぁ、思えば怒涛の日々を過ごしてまいりました!!すべてはこのパネル展のため! 「大トンボと琵琶湖文化館 写真パネル展~記録がつむぐ思い出写真~」。本日無事、会場設営も完了しました。皆さんの投稿写真が一堂に並んでおります~♪

展示作業中(県庁にて)


  作業中も足を止めて「いやぁ懐かしいわぁ」と見て行かれる方が多数♡そうでしょうとも♡投稿いただいた作品を含め、これだけ文化館一色に染まった展示は、平成19年度休館直前に当館で開催した「琵琶湖文化館のあゆみ」展以来です。それを他の施設をお借りして展示しようというのですもの、そりゃぁ無理もいたします(笑)。それだけの内容をこのパネル展に盛り込みました!

 〇こちらの想定を上回る投稿をいただいた写真たちは、154枚のパネルにギュッとまとめ
  て一堂に!
 〇昭和36年:湖上にお城が出来上がるまでの記録や、この度奇跡的に発見されたトンボの
  設計図など、超貴重な記録写真を余すとこなく大放出!
 〇琵琶湖文化館のこれまでとこれからをつなぐ思い出写真等々!
 ご覧になった方が「へぇ」「ほぉ」と楽しめる盛りだくさんな内容となっています♪

 そして今回の展示では、会場が①京阪びわこ浜大津駅ターミナルデッキと、②滋賀県庁の2会場となっていますが、展示されている写真は同じものです。設営の関係で、①浜大津の方が展示スペースに制限があったため、少し小さめの写真となっております。が、見応えは充分です。その代わり、皆さんの写真を少しでも大きく見せたいと取り組んだのが②県庁です。記録写真の説明なども詳しく書き込んでいます。皆さま是非お立ち寄りくださいね ♪

 準備を終えた担当者は言いました。「私、皆さんの投稿写真が並んだこの場所で、お布団敷いて眠りたい・・・」
(笑)。 パネルの編集は大変でしたが、皆さんの愛溢れる投稿のおかげで、幸せな時間を過ごすことが出来ました。有り難うございました。

 あと気になることと言えば、このパネル展を見た皆さんの反応・・・!
「大トンボと琵琶湖文化館 写真パネル展~記録がつむぐ思い出写真~」は11/15~11/30までの開催です。 どうか楽しく見て行ってくださ~い♪

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11/16放送「ヒト、モノ、コトを未来につなぐ Good Sign」琵琶湖文化館登場!

 先日、晴天の青空のもと、びわ湖放送さんの取材がありました。

 「“Good Sing-良い兆し-”をキャッチする、それは滋賀・京都の魅力を再発見すること!」をコンセプトにした4分番組、そこで我らが琵琶湖文化館も取り上げていただくこととなりました!!

 撮影場所は、モチロン我がお城をバックに♡文化館のあんな事やこんな事、新・文化館開設に向けての野望(?!)まで、終始アツく、また、和やかに、語らせていただきました(笑)。

放送時間はちょっぴり遅めの深夜となります。

放送は、11月16日(水)23:38~びわ湖放送にて!
番組タイトルは「ヒト、モノ、コトを未来につなぐ Good Sign」です!


「ちょっと夜遅くて見てられへんなぁ~」という方は、番組終了後〔YouTube〕でもアップされますので、そちらで要チェック!!です!  【→外部リンクYouTube「市民の思い出が集う 大津のシンボル 大津市 滋賀県立琵琶湖文化館

 (ココだけの話ですが)ウワサによると、とんぼパネル展のこともチラっと取り上げて貰っているそうですヨ。皆さんの作品が放送されるカモ・・・ですヨ。放送を是非チェックしてくださいね~♪楽しみッ♪♪

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皆既月食 文化館 トンボ 投稿きました!

 有り難うございます~ご投稿有り難うございます~!11/8の皆既月食とトンボの写真、ご投稿いただきましたのでご紹介します!

 うぅっすみませーん!HP用に画質を落とすと綺麗な☆たちが見えにくくなってしまいましたー!!それでも美しいお月さまと大トンボ♡サイコーです!!
 現在、写真受付の担当が、11/15から始まる「写真パネル展」の準備に日夜勤しんでおりますので、「続・写真募集」でいただいた画像は、12/1以降に改めて専用サイトにアップさせていただきます。何卒ご了承くださいませ!

 とにかく即、この写真募集に応えていただいたのが嬉しくって、ブログにてご紹介させていただきました!皆さんもドシドシご投稿くださいませ!!

 ちなみに、当日の午後7時過ぎ、月が赤くなり出した頃の撮影者は3人。その後、人はどんどん増えて結果10人くらいは、いらっしゃったのではないでしょうか。私の当初の目的は、「文化館のトンボと月食のレアショットを撮りに来た人たちを撮る!」だったのですが・・・「お月さまも入れて人も撮りたい、でもフラッシュたけない」・・・で、散々な結果に。。。せっかくの機会だったのに!!無謀な野望に終わりました(笑)。

 で、本命のカメラで撮影した私のレアショットは・・・こここ怖くて見れない・・・絶対失敗してる・・・でも1枚くらいは奇跡のショットがある・かも?後日皆さまにご報告ができますように・・・(笑)。

 撮影に来られていた人の中には「大作戦!」に参加して下さっていた方もいらっしゃいましたよ~。「今日の分の投稿待ってます!」と伝えると「あれ?終わったのでは?」とのツッコミが(笑)。そうです。調子に乗って再開しております。皆さまのご投稿お待ちいたしておりま~す!
 大トンボはまだ、屋根におります!

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皆既月食 文化館 トンボ 写真募集!!!


9月に撮影のシルエット(写真加工してマス)

 本日、11月8日、午後6時頃から月食が始まります。月のすべてが影に入り込む「皆既月食」は、午後7時16分から午後8時42分まで!みんなで写真を撮りましょう!!文化館の大トンボと世紀の天体ショーを撮影する絶好の機会です!

〔写真投稿専用フォームはコチラから〕

 そして文化館では、このタイミングで「記録に残そう大作戦!写真募集」を再開します!「続」です(笑)!投稿いただいた写真は、文化館HPで公開いたしますので、皆さんぜひご投稿ください!!

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秋の景色と文化館

キレイに色づいた文化館周辺の街路樹

 ここ最近爽やかな、秋晴れに恵まれ、文化館の周りでは街路樹がキレイに色づいてきて、“秋本番”な景色を見ることができます。時折、風が吹いて舞い散る落ち葉が、より一層季節の景色に彩を加えてくれます。そして、あとには道に残った葉っぱたち… そうです。この季節、キレイな景色の裏では、落ち葉掃除が待っているのです。

 琵琶湖文化館は休館中ですが、館を含め周辺の掃除をさぼるわけにはいきません。早速箒を手に歩道を掃いていきます。途中イタズラな風に邪魔をされ、集めた落ち葉が再度舞い上がることも「待って!しばらくの間だけ風よ止まっていて!」そんなことを思いながら、落ち葉をかき集めていきます。通りの向こうでは、同じようにお掃除する方も、、、「お互い大変ですよね」と目で挨拶しながら。さぁ集めた落ち葉をゴミ袋につめて作業は終わり!…と思っていたら、数時間後に歩道を見たら元通りに…落ち葉との戦いは、まだまだコレからのようです。ですが、歩行者の方から「ご苦労様です」や「ありがとうございます」など、お声をかけていただくことがあります。お掃除をしていて何よりの励みとなっています。落ち葉の季節ははじまってばかり、まだまだ頑張ります!

 さて、野洲市で開催中の地域連携企画展「近江湖南に華開く宗教文化 -野洲・守山の神と仏-」は、最終日まで残り一カ月を切りました。先日、1回目の講演会&ギャラリートークも無事に終了し、11月は、第2回(11/12)と第3回(11/26)を予定しています(事前申込制:詳しくは銅鐸博物館まで)。さらに、後半には展示替えをして皆さまをお待ちしております。11/19(土)と11/20(日)の関西文化の日は、来館者すべての方が無料で見ていただけるスペシャルな日となっています。是非、この機会に足をお運びくださいね。
 そして皆さんから、たくさん応募いただいた力作が一堂に会す写真展「記録に残そう大作戦!〔大トンボと琵琶湖文化館 〕写真パネル展~記録がつくる思い出写真~」が、いよいよ15日から、湖都・大津の玄関口2か所で開催します(詳しくはコチラ)。大津に来られた際は、皆さんお立ち寄りくださいね。

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近江湖南に華開く 講演会&ギャラリートーク

 盛り上がってきましたね~♪我らが地域連携企画展「近江湖南に華開く宗教文化-野洲・守山の神と仏-」展!会場は野洲市歴史民俗博物館(銅鐸博物館)ですが、大津からも展覧会を盛り上げようと、遅ればせながら横断幕をご用意した次第です(笑)。

 道行く皆さんの目に留まることしか考えておりまセン!!(情報量少なすぎ?!)・・・散歩中に「おやっ?」と思われた方は、是非当館の掲示板でチェックしてくださいね!

 さて、何が盛り上がって来たかというと、先日(10/29)実施された本展の記念講演会・ギャラリートーク。会場にはたくさんの方がお越しくださいました。

野洲市銅鐸博物館提供

 冷めやらぬコロナ禍での開催ですが、数年前の事を思えば嬉しくて涙が出そう・・・。中には、「コヅチの現地探訪に参加できなかったからこっちへ来たわ」という方や、「探訪に参加してやっぱり今日も来てしまったわ」という方など♡いいですね~どっぷりハマってください(笑)。そんな魅力たっぷりの本展でゴザイマス♪

  さてさて、講師を務めた当館の和澄学芸員、何を熱く語ってくれたのかな?ブログでは紹介しきれませんが、ここではマイクの音声を拾ってみましょう。皆さん想像力を高めて↑↑↑下さい。

「こちらは発見後まもなく市の指定になった・・・飛鳥時代から栄えた深い歴史を・・・。」
「・・・このヒラヒラから・・・極めて希少な奈良時代の木彫で・・・との関係が・・・。」
「神仏習合の証し・・・元々の平安時代の部材が残っているのは・・・のみ。来歴を保とうとする修理の仕方は、先人の心のあり方が現れている・・・よくぞ残してくれた。」
「色使いが淡いのは鎌倉時代の特徴。時代が下るともっと表現がオーバーに・・・。」
「非常にエキゾチックで・・・。」「このカッパの頭が・・・。」

 かかかカッパ??!今、文字だけを読んでいる方には「?」だと思いますが、講演では出陳作品の拡大写真や、「○○寺にある類例」なども紹介され、とても分かりやすかったですよ。その後のギャラリートークでは、実物を目の前にして、皆さん『ほほぉ~なるほど』と感心しきり。「ほんまや!」の声を何度聞いたことか(笑)。とても熱心な参加者の皆さんに、講師も喜んでおりました♪
 今回の講演を聞き逃したという皆さん、或いはこのブログの内容がとても気になってしまった (!) という皆さん、答え合わせは是非会場で♪♪♪展示も分かりやすい!!

 最後に、講師が2回言った言葉を、ここにメモっておきましょうか。
 「ついに・・・
  ついに野洲でも、“快慶”一派の作品が
  見つかったか、 と・・・。」

彼は2回言いました(笑)。

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「花湖さんの打出のコヅチ」第6回 現地探訪 開催しました

 10月27日、ついにこの日を迎えました。滋賀の文化財講座「花湖さんの打出のコヅチ」現地探訪です。少し曇り空が広がるものの雨が降ることはなく、ウォーキングをするにもちょうど良い気候となりました。今回は、野洲市歴史民俗博物館(銅鐸博物館)で開催されている地域連携企画展「近江湖南に華開く宗教文化 -野洲・守山の神と仏-に関連した探訪となっており、「野洲市御上神社とその周辺」 をテーマとして、定員いっぱいの40名の方たちと共に、御上神社と2つのお寺を訪ねました。

 集合場所の御上神社の大鳥居前には、すでに受付開始時間5分前ですが、数名の参加者が、集まってこられました。皆さん、本当にこの講座を楽しみにしておられるのが伝わってまいります。今回講師を務めたのは、第4回でも講師を務めた琵琶湖文化館の和澄浩介主任学芸員です。野洲の地域連携企画展の担当も務めていますので、展覧会についてもお話いただきます。

入母屋造りの本殿と蓮形の礎石

 旅の始まりとなる御上神社の歴史は古く、「古事記」や「日本霊異記」「延喜式」にも載っています。境内にある本殿は国宝に、拝殿・楼門・若宮社・三宮社は、それぞれ重要文化財になっています。本殿の屋根は、一般的な神社の造りの切妻造ではなく、仏教建築に使われる入母屋造になっており、礎石には蓮の形が刻まれています。蓮と言えば仏様が乗っているお花…まるで寺院のようです。「古文書ではなく現物そのものを通して神仏習合を知ることができる」貴重な神社です。

 御上神社を後にした打出のコヅチ隊は、三上山を眺みながら北へ歩き出します。のどかな住宅街を1km程歩くと、次の目的地西林寺さんに到着します。ご住職に案内され本堂の中へ…。

 こちらの本尊「阿弥陀三尊像」は、鎌倉時代の仏師快慶一派の作風が強いお像となっています。中尊の阿弥陀如来像は、野洲市歴史民俗博物館(銅鐸博物館)で開催されている地域連携企画展に展示されており、お寺では脇侍である観音菩薩像と勢至菩薩像を拝見させていただきました。両菩薩が、強い前傾姿勢をとっている形は、快慶の高弟・行快風の作品では滋賀県には他に例がなく貴重です。普段は見ることができない像を特別に間近で見られる機会…皆さん、じっくりと鑑賞していました。中には、もう一度列に並びなおし2回見ている方も…。そうですよね、、、コチラに向かってくるかのような前傾姿勢が圧倒的で思わず見入ってしいました。

 西林寺を出発し、次は三上山の方に1.5kmほど歩いて宝泉寺に向かいます。本尊「阿弥陀如来立像」は、平安時代後期の特徴があり、仏師の祖と呼ばれる定朝(じょうちょう)の作風を踏襲しています。1メートル弱くらいの阿弥陀如来立像で、温和な作風が平安時代後期の特徴をよくあらわしています。当初の光背は飛天光だった可能性があるそうですが、光背の附属と思われる宝泉寺の「飛天像」が展覧会に出展されています。ですが、実際見るとこの飛天は15cm程の像…この阿弥陀様には、大きいような…?講師のお話では「本尊と飛天像のサイズが合わないため、別の平安時代の阿弥陀像についていたのではないか」とのこと。なんと、、、別の阿弥陀様があったとは!その仏様、いったいどのようなお像だったのでしょう??…う~ん。気になってしまいます。

 西林寺と宝泉寺のお像は、展覧会を開催するにあたり調査をした結果分かったものなのだとか。和澄学芸員からは「県内には古い良い仏像があり、まだまだ評価されていないままの文化財がいっぱいある。皆さんにその良さを知ってもらいたい」との話をされました。聞いている方、感嘆の声を上げ大きく頷いておられたのが印象的でした。ココにいる皆さんに、まだ知られていない“ 仏像の良さ ”が伝わっているの事を感じました。探訪に参加された方のお言葉にも「貴重な仏像を見せていただいて嬉しかった」や「湖南にこの様な場所があることを知ることができた」などあり、初めて知る仏像やお寺に興味を持たれた様子です。

 多くの方にご参加いただいた、滋賀の文化財講座「花湖さんの打出のコヅチ」も、この現地探訪をもって、本年度は無事にすべて終了致しました。皆さんから「来年も参加したい」との嬉しい声もいただいております。来年も、皆さんに楽しんでいただけるよう、スタッフ一同頑張っていきたいと思います。

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続)大作戦!〔大トンボと琵琶湖文化館〕写真パネル展 開催決定!

 皆さま有り難うございました~~~!たくさんの素晴らしい写真をご投稿いただき有り難うございましたーーー!!!「記録に残そう大作戦!〔大トンボと琵琶湖文化館〕写真募集」のコトでございますよ、皆さん。8月25日にスタートし、募集を締め切った10/11までの48日間で、県内外から延べ84人の方からご投稿があり、結果195枚の“とっておき”写真が、我が手元に届いております!ご協力いただきました皆さまに、心から感謝申し上げます!

 ということで!告知していた通り、皆さまから届いた写真を「パネル展」で紹介します!日程と会場が決まりました=令和4年11/15(火)~11/30(水)会場は、大津市内の2会場です♪
ふらっと皆さんに立ち寄っていただきたい・・・との思いから、
 ①京阪びわこ浜大津駅のターミナルデッキ(屋根のあるとこ!)
 ②JR大津駅から近い滋賀県庁(2階渡り廊下)
の2会場です。投稿写真に加え、アーカイブの古写真なども紹介する予定です。  [※2会場で展示する内容は同じ写真 です。]

 この2ケ月ほど、皆さんの投稿写真をウェブサイトで紹介するため、セッセと作業を続けてきた事務局ですが、皆さんの思いの詰まった投稿に触れるたびに、こちらの気持ちも胸いっぱい♡。普段カメラを持ち慣れない事務局職員ですが、皆さんに影響されて「自分も撮りたい!」と、走り回ることになりました。トンボと文化館・・・今更ですがカッコイイ・・・ですよね?(笑)。いやぁこれ以上はないというくらい「文化館」たるものにどっぷりハマリました(笑)。なかなかない経験をさせていただきました♪

 気付けばそこにあった文化館・・・(えっ?!琵琶湖の上??!)
 日常の何気ない風景の中に存在していた屋根の上の大トンボ・・・(いったい何故?!)
 ・・・もはや何も気にならない(笑)。それが琵琶湖文化館!デス!

 ということで、あまり時間がない!既にホームページ上で投稿作品を紹介していますが、コレきっと・・・ズラッと一堂に写真が並ぶと、かなり見応えのあるパネル展になりますよ!
 当初の予想を上回る投稿の多さに、事務局としては嬉しい悲鳴を上げておりますが、このままパネル展まで突っ走ります!
 あ、タイトルを言い忘れてましたね~↙↙↙

タイトル: お月さまとチュッ♡
          (事務局撮影)

〔大トンボと琵琶湖文化館〕写真パネル展
~記録がつむぐ思い出写真~
【詳しくはコチラ】 http://www.biwakobunkakan.jp/kiroku.html

皆さん楽しみにしていて下さい!

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近江湖南で「華」開いてます・地域連携企画展

野洲市歴史民俗博物館

  皆さんちゃ~んとチェックしてますよね?琵琶湖文化館地域連携企画展!10/8より、野洲市歴史民俗博物館〔銅鐸博物館〕において「近江湖南に華開く宗教文化-野洲・守山の神と仏-」展が、はじまってますよ~華開いてますよ~♪

 この度の展覧会、野洲市と守山市さんとタッグを組んだ地域連携展となっていますが、なぜこの「くくり」なのかピンと来ない人も、もしかして多いですか?
・・・お隣りの市だから?・・・うーっ、確かにそれも正解!なのですが、もはや忘れそうな過去の事となっていますが、「旧野洲郡」と言えば『あ~なるほど!』とわかっていただけるのでは?!

  野洲川の下流域に位置する野洲郡は、現在の野洲市全域+守山市と近江八幡市の一部が含まれ、野洲川や琵琶湖がもたらす恵みと、水路・陸路における重要な拠点として栄え、早くから仏教や神道文化が根付いた地域でもありました。 本展を開催するにあたり、昨年から現地(出品社寺さま)での事前調査を重ねに重ねての今回のお披露目。当館の学芸員、調査から帰ってくるたびに「いやぁ凄い」「県内でもなかなかお目にかかれない・・・ですよ!」と、コーフン気味に語っていたコトが、昨日の事のように思い出されて涙が出マス(笑)。これぞ地域連携でございます!

  地元の学芸員さんや文化財保護課職員さん達との強力な協力体制(!)で挑んだ本展・・・実は評判がイイ♡。
 当館は(残念ながらSNSでの情報発信には手が及んでませんが)、ちゃんと皆さんの情報はチェック!しています。「こんな展示するみたい」「展覧会はじまったよ」「行ってみた」関係のツイートには、軒並み『いいね』の数が・・・多い!気がいたします!!

 皆さんこんな展示を待っておられたんだな~楽しみにされてるんだな~と、ニンマリしてしまう今日この頃です♪(笑)。    

 

 10月 29日(土)には、当館学芸員が語る講演会も行われます〔事前申込制〕。コロナも少し落ち着いて、お出掛けしやすくなりましたもの…ぜひ本展を行楽のおともに!いえいえ、目的のメインに据えて!(笑)、文化と自然が豊かな野洲の地へ、足をお運びください♪

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地域連携企画展いよいよ開催!

 今週土曜日(10/8)から、琵琶湖文化館地域連携企画展「近江湖南に華開く宗教文化-野洲・守山の神と仏-」が始まります。文化館では、展示する文化財を会場である銅鐸博物館さんまで運ぶため、梱包作業が行われました。今回はその様子を、学芸員さんたちの邪魔にならないように少しだけ覗かせていただきました。

 展覧会に出展される文化財の多くは、社寺からのお預かりものです。貴重な文化財を会場まで運ぶためには、より一層の注意を払わなければいけません。こちらでは、担当学芸員と梱包・運搬のプロの業者さんが、文化財の梱包の仕方を話し合っています。「このお像は表面が少し脆いので気を付けてください」との言葉を聞いて、早速段ボールを組み立て、中に和紙で包んだ綿布団を何重にも敷き、ふんわりと包み込むように寝かせていきます。「あれ、それじゃ、輸送中動いちゃうのでは⁉」と心配になっていると、、、すかさず、綿布団と多くの薄い和紙を使い、箱の中で動かないようにしっかりと梱包されました。さすがです。

 そして、こちらでは像高が約85cmの仏像が梱包されています。先ほどとは違う梱包方法です。仏像を動かないように運ぶため、専用の木枠が使われています。仏像が傷がつかないように、薄い和紙や綿布団をしっかりと当て、平紐を使い木枠に固定していきます。「緩衝材にきちんと当たっているか」「ココも固定しましょう」など、仏像が動かないよう、何度も確認をした後、段ボールの板で覆って梱包完了です。
 今回あらためて、梱包作業を近くで見学していると、それぞれの仏像(文化財)に応じた形で梱包していくプロのお仕事に驚くばかりでした。

 そして、すべてを梱包し終えたら、トラックに積み込みです。大切な文化財を運ぶため、作業は、声を掛け合って万全の体制で行われます。トラックの中でもしっかりと固定して、いざ、会場となる銅鐸博物館さんに向けて出発です。これから一カ月半、みんな!いってらっしゃい‼

  いかがです?普段は見る機会が無い展覧会準備の裏側。文化館の文化財がどのようにして会場へ運ばれているのか、ほんの少々分かっていただけました?
 地域連携企画展「近江湖南に華開く宗教文化-野洲・守山の神と仏-」 は、10月8日(土)から11月27日(日)まで、野洲市歴史民俗博物館(銅鐸博物館)で開催します 。期間中には、関連事業の講演会もあります(事前申込制)。どうぞ皆さま、ご期待下さい♪


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感謝感激!写真募集☆経過報告

  皆さま、写真のご投稿、有り難うございますぅぅ♪ホントに嬉しいです!!

 記録に残そう大作戦!を始めて早1ケ月あまり。始まった当初は、「本当に来るかな?ちゃんと来るかな?」とドキドキ案じておりました・・・ところがどっこい!順調に枚数を重ね今や60点を超える投稿作品が集まっております!!感謝感激~☆☆☆彡

  実は迷いました。投稿の写真は「今秋実施予定の「大トンボ写真パネル展(仮)および当館HPで紹介します」とチラシに書いています。『じゃぁそのHPでの紹介はいつするの?』。パネル展より先にHPで披露してしまってもいいものか・・・悩みました。その時、神サマのひと声が・・・『写真を送った人はいつ紹介されるかとドキドキ待っているんじゃない?』・・・ですよね~。他の人がどのような写真を送っているのかも気になりますよね~。皆さんの力作と一緒に愛のこもったコメントも紹介して、この大作戦を盛り上げたい!!・・・そこから事務局の戦いは始まりました(笑)。

 日々メールで送られてくる「とっておきの写真」たち。いただいてからあまり日数が経つのも申し訳ない・・・更新は早めに・・・。なので現在、トップページの下段にある「更新情報」にはお知らせしておりません!きりがないので (笑) !「随時更新中!」です! みなさんチェックしてくださいね~♪

 いつもの文化館なら、HPを更新すると、歩道沿いにある掲示板にもすぐにその情報を貼り出すところ ・・・ではございますが、今回ばかりは敢えて掲示しておりません。その代わりに道行人々の目に留まるよう、(写真撮影の邪魔にならないよう)掲示板側面を使って、投稿を呼びかけております!そこまでする?! (笑)!この思い・・・伝われ!!

とある文房具屋さんの店先で

 この度の大作戦では地元地域の皆さんに大変おせわになっております。「お店にチラシ置いて貰うわ。壁に貼れるポスターもある?」と声をかけて下さった商店街連盟の皆さん、チラシは地元自治会の組回覧にも入れていただきました。そしてご近所にある地元密着の郵便局さんでも特別にポスターを掲示していただいております(ここの駐車場からも文化館がいい角度で見えるのです!)  
 おかげさまで、確実に地元の方からの投稿が確実に増えています。

街角で見かけたポスター

HPでは投稿いただいた方のお住まいは公表していませんが、遠くは北海道から、他にも神奈川県や京都、奈良からも当館を懐かしんだ投稿が寄せられています。
 9月の中秋の名月、大津港で花火が打ち上げられた日、カメラをスタンバイしていた人々にダメ元でチラシを配り、投稿をお願いしたところ、皆さん本当に写真を送ってくださいました。なんと嬉しかったことか!!
 それぞれに文化館に思いがあって撮っていただいた写真、当館にとっても宝物です。

 記録に残そう大作戦!〔大トンボと琵琶湖文化館〕も、後半戦に突入です!!まだまだ、皆さまから”粋”な投稿作品が届きますように・・・心よりお待ちいたしておりま~す♪

←9月の月夜、職員が撮影した奇跡の1枚 (⋈◍>◡<◍)。✧♡

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