絹本著色 蓬莱群仙図 紀楳亭 筆 1幅 | 江戸時代 文化元年(1804) |
(けんぽんちゃくしょく ほうらいぐんせんず きばいてい ひつ) 本館蔵 | 法量 縦130.5 cm× 横50.5 cm |
本図は、与謝蕪村(よさ ぶそん:1716~1782)の高弟で「近江蕪村」と呼ばれた近江ゆかりの画人・紀楳亭(きばいてい:1734~1810)の作品です。楳亭は天明8年(1788)に大火(天明の大火)に遭い、それまで住んでいた京を離れ、近江大津に居を移します。 |
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なお、同じ画題の作品がいくつか現存していますが、ほぼ同時期で同題の作品が滋賀県立美術館に収蔵されており、平成28年(2016)秋に美術館の前身である滋賀県立近代美術館で開催された「つながる美・引き継ぐ心-琵琶湖文化館の足跡と新たな美術館-」展に滋賀県立美術館本、琵琶湖文化館本ともに出展されました。 ( 渡邊 勇祐 ) |