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琵琶湖文化館について
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琵琶湖文化館のあゆみ

昭和23年
(1948)
11月03日 滋賀県庁西隣りの武徳殿(昭和12年建設の和風鉄筋コンクリート造の武道場)を改装し、「本県の産業文化の殿堂たらしめんとして本県で最初の県立博物館に相当する県立産業文化館が開館。
昭和29年
(1954)
06月15日 滋賀会館の開館により、産業文化館の県物産陳列の機能が同館(2階)に移設される。
昭和30年
(1955)
12月28日 博物館に相当する施設として指定(法規の改正による)される。
 
昭和35年
(1960)
04月18日 大津市上平蔵町(現在の打出浜)地先に観光文化館建設起工。
11月03日 定礎、滋賀県立琵琶湖文化館と命名。
昭和36年
(1961)
03月20日 滋賀県立琵琶湖文化館開館。  午後より一般入館(21時閉館)
07月07日 屋内プール開場式。
07月20日 熱帯植物園開館。
10月01日 滋賀県立琵琶湖文化館の所属の変更(県総務部財政課から県商工労働部工業観光課に変更)。 
10月13日 県立産業文化館から参考品を収蔵庫に搬入し、引き継ぎ完了。
昭和37年
(1962)
01月24日 博物館に相当する施設として指定(文社施第315号)。同日付官報第10526号に登載(文部省告示第4号)。
昭和41年
(1966)
07月20日 琵琶湖文化館友の会創立総会。
 
昭和45年
(1970)
04月01日 滋賀県立琵琶湖文化館の所属変更(滋賀県・商工労働部観光物産課から総務部総務課に変更)。管理を財団法人滋賀県文化体育振興事業団に委託。
昭和51年
(1976)
01月30日 文化財保護法(昭和25年法律第214号)第48条に規定に係る文化庁長官による重要文化財の公開施設(勧告・承認出品館)となった。
04月01日 滋賀県立琵琶湖文化館の所属の変更。(総務部総務課より教育委員会文化部文化振興課に変更)
昭和52年
(1977)
08月25日 博物館法第10条に基づき滋賀県教育委員会に備える博物館登録原簿に登録を受ける。
(登録博物館となる。)
昭和59年
(1984)
08月26日 県立近代美術館開館 (当館近代絵画109件を近代美術館に移管)。
 
平成04年
(1992)
04月01日 管理委託先の組織名変更:財団法人滋賀県文化振興事業団へ変更。
 
11月01日 県立近江風土記の丘資料館が閉館となり、新たに県立安土城考古博物館が開館。
(当館の主な考古資料を県立安土城考古博物館に移管)
平成06年
(1994)
07月11日 動物園水族館協会より15種について繁殖賞受賞。
 
平成08年
(1996)
03月31日 琵琶湖文化館の水族部門(水族館;155種 3,917点飼育)閉鎖。
10月20日 草津市に県立琵琶湖博物館開館(当館水族部門を移転)。
12月26日 文化財保護法第53条(第1項ただし書き)の規定に基づく重要文化財の公開承認施設として文化庁長官から承認(第53号)される。
平成09年
(1997)
04月01日 滋賀県立琵琶湖文化館の所属変更(滋賀県教委・文化芸術課より企画県民部文化振興課へ変更)。
平成10年
(1998)
04月01日 滋賀県立琵琶湖文化館の所属変更(滋賀県・企画県民部文化振興課より県教委・文化財保護課に変更)。管理委託先 財団法人滋賀県文化財保護協会
平成18年
(2006)
04月01日 県立琵琶湖文化館の指定管理者として地方自治法 244条の2第3項の規定により財団法人滋賀県文化財保護協会が指定された。
平成19年
(2007)
01月13日 文化庁の建造物模型製作事業によって製作された国宝苗村神社西本殿模型を国以外の施設において初めて公開する。
03月20日 ギャラリー展示「琵琶湖文化館のあゆみ-滋賀県博物館史事始め-」開催。
04月01日 4階パネル展示「とんぼとめぐる近江の文化財」リニューアルオープン。
11月06日 琵琶湖文化館友の会が滋賀県知事に対し、琵琶湖文化館の存続について要望書提出。
11月08日 滋賀県文化財保護連盟が滋賀県県知事に対し文化財予算の減額見直しと琵琶湖文化館の存続について要望書提出。
12月04日 琵琶湖文化館友の会が滋賀県知事に対し、琵琶湖文化館の存続について2684名の署名を提出。
12月06日 滋賀県議会において滋賀県教育委員会が平成20年3月31日をもって琵琶湖文化館の公開中止(休館)を表明。
12月21日 琵琶湖文化館友の会が滋賀県議会議長に対し、琵琶湖文化館について要望書提出。
平成20年
(2008)
01月08日 日本史研究県議会議会、京都民科歴史部会、大阪歴史学会、大阪歴史科学協議会が滋賀県知事、滋賀県教育委員長、滋賀長に対し、琵琶湖文化館の休館方針の撤回と学芸員の雇用確保等について要望書を提出。
01月18日 琵琶湖文化館友の会がシンポジウム「未来へつなぐ滋賀の文化財~琵琶湖文化館とともに~」を開催。
02月16日 美術史学会が文部科学大臣、文化庁長官、滋賀県知事、滋賀県議会議長、滋賀県教育長に対し、「琵琶湖文化館の活動に関する要望書」を提出。
03月30日 公開最終日。
04月01日 休館となる。
04月20日 「滋賀県立琵琶湖文化館のあり方調査検討会」が県教委文化財保護課内に設置される。
09月01日 琵琶湖文化館友の会が再開を求めて作品展を開催(会場:びわ湖大津館ギャラリー)。
11月20日 滋賀県行政経営改革委員会を設置する。
12月24日 外郭団体見直し計画策定部会での検討が始まる。
平成21年
(2009)
08月21日 行政経営改革委員会から知事へ県立施設の見直しについての提言提出。
09月01日 琵琶湖文化館友の会が琵琶湖文化館の開館を求めた作品展を開催(会場:大津市生涯学習センターギャラリー)。
11月07日 「滋賀県の博物館の将来を考える会」(世話人:小笠原好彦氏)の例会で琵琶湖文化館の休館・廃館問題が取り上げられる。
11月26日 滋賀県議会「地方分権・行財政対策特別委員会」へ滋賀県が「外郭団体および公の施設の見直し計画(原案)」を報告。
11月20日 滋賀県文化財保護連盟(会長:鷲尾遍隆石山寺座主)が滋賀県知事および滋賀県議会議長に対し、琵琶湖文化館の存続と機能の充実について要望書を提出。
12月18日 民主党・県民ネットワークが滋賀県知事に対し、県立施設の見直しは利用者と協議を行うことなどを含む要望書を提出する。
12月25日 滋賀県として「外郭団体および公の施設見直し計画」が策定される。
平成22年
(2010)
08月24日 滋賀県教育委員会において、「外郭団体および公の施設見直し計画」を踏まえ、琵琶湖文化館が果たしている機能を継承するため、別の展示保存施設確保のための基本的な考え方を検討するため、琵琶湖文化館展示保存施設検討チームが設置される。
平成23年
(2011)
05月14日 滋賀県において「美の滋賀」発信懇話会が設置される。
 
平成24年
(2012)
02月08日 滋賀県教育委員会において「近江の仏教美術等魅力発信検討委員会」の中で、琵琶湖文化館が果たしてきた機能を継承する「別の展示保存施設」の確保方策が検討され、「近代美術館に継承することが望ましい」と報告される。
02月15日 「美の滋賀」発信懇話会提言の中で、[滋賀の美の魅力に触れる機会や場を提供し、「美の滋賀」のわかりやすい入口となる新生美術館をつくる]ことが提言される。
平成25年
(2013)
12月26日 滋賀県において「新生美術館基本計画」策定。
滋賀県ならではの県民性や風土の結晶としての3つの美<神と仏の美/滋賀県立近代美術館のコレクション/アール・ブリュット>を柱に、滋賀県立近代美術館の機能を拡張した新生美術館(仮)を整備し、琵琶湖文化館の機能・収蔵品を移転することが決定。
平成26年
(2014)
  琵琶湖文化館において、移転のための準備事業を実施。(平成26~30年度) 
 
平成27年
(2015)
03月31日 琵琶湖文化館友の会解散。
 
平成29年
(2017)
03月14日 滋賀県文化財保護連盟(会長:馬渕直樹日吉大社宮司)が滋賀県知事に対し、新生美術館計画の充実について要望書を提出。
08月28日 新生美術館(仮)本体工事が入札不落となる。
 
平成30年
(2018)
07月25日 滋賀県議会において知事が新生美術館の整備について「一旦、立ち止まる」と発言。
08月31日 滋賀県文化財保護連盟(会長:馬渕直樹日吉大社宮司)が滋賀県知事に対し、新生美術館計画の抜本的見直しについて要望書を提出。
11月29日 滋賀県議会において知事が新生美術館プロジェクトについて方針変更を表明。
令和元年
(2019)
07月05日 滋賀県において、琵琶湖文化館の機能継承のあり方について、外部の有識者、文化財関係者等により構成する「琵琶湖文化館機能継承検討懇話会」を開き再検討が行われる。
令和2年
(2020)
03月31日 滋賀県において「琵琶湖文化館機能継承方針」が策定される。
独⽴性の⾼い施設と専⾨性の⾼い組織・体制を備えた「琵琶湖⽂化館後継施設」を整備し、近代美術館と後継施設の 2 つの拠点を核として「美の滋賀」を発信していく⽅針が示される。
令和2年
(2020)
11月02日 滋賀県において、琵琶湖文化館の後継施設の具体的な運営計画や整備内容等について、有識者や関係者から幅広く意見を聞くため「第1回琵琶湖文化館後継施設基本計画検討懇話会」が行われる。
令和3年
(2021)
03月31日 滋賀県において「(仮称)新・琵琶湖文化館基本計画」が策定される。
令和6年
(2024)
09月26日 琵琶湖文化館の管理地内にあった銅像・井上敬之助立像(建立者:井上敬之助顕彰会)、湖南市に移設される。