琵琶湖文化館 友の会
琵琶湖文化館友の会は昭和41年(1966)、美術文化に関心をもつ人々が鑑賞や学習を通じて、相互に教養を高め、親睦を図るとともに、琵琶湖文化館の活動に協賛し、生活文化の向上と文化財愛護の精神の高揚を図ることを目的として発足しました。地域文化を支え、先人が守り伝えてきた文化財を後世に受け継ぐという重要な役割を果たしてきた琵琶湖文化館の活動を支え共に歩み、とくに平成20年に琵琶湖文化館が休館してからは、再開や機能の継承を求めての活動など、この上ないご支援を賜りましたが、平成27年3月31日をもって解散いたしました。
発足から50年、これまでの会員の皆さまのご厚情に深く感謝するとともに、引き続き琵琶湖文化館の活動を見守りご支援くださいますようよろしくお願い申し上げます。
お別れの会(平成27年2月9日、於・琵琶湖ホテル)
これまでの活動紹介
【 友 の 会 設 立 】
昭和41年(1966)7月23日の設立当初の会員には知事や国会議員、県議会議員などの政界人、さらに県内を代表する経済人や芸術家などが名を連ねました。見学会・講演会のほか特別展展示解説ボランティアなどの活動が行われました。
【 見 学 会 】
県内外を問わず各地の様々な名所や文化財を見学し、知的好奇心を満たす友の会見学会。毎回、文化館学芸員が企画・解説・案内を行いました。個人ではなかなか行くことの出来ない場所を訪れることができ、会員相互の親睦も深まるとご好評をいただきました。
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【 自 主 活 動 】
会員の皆さんが主体となった作品展や自主見学会が行われました。作品展では、本格的で素晴らしい仏画や能面、書、写真、七宝焼、漆工芸、刺繍や陶器などが並びました。
【 総会記念講演会・新春の集い講演会・文化財講座 】
専門家をお招きして各分野のさまざまなお話をうかがいました。また、琵琶湖文化館と県教育委員会が共催する滋賀の文化財講座 『打出のコヅチ』に協賛し、一般参加者とともに毎回多くの会員の方たちが受講されました。