
月日が経つのは早いもので、令和4年度も今日からもう下半期です。そんな中、実に衝撃的なニュースを皆さんにお伝えしなければなりません。

我がお城:琵琶湖文化館の屋根の上には、羽根を広げた大きさが約3メートルにもなる大きなトンボのモニュメントがあります。昭和36年(1961)の開館以来、当館と共にあった大トンボですが、設置から60年以上が経過し、経年による劣化のため安全に支障をきたす恐れがあることから、この度、10月以降に予定している屋根および避雷針の改修工事に併せて取り外すこととなりました。
琵琶湖文化館と言えば「トンボのお城」で通じるくらい、地域の皆さんに親しまれてきたシンボル的存在の大トンボ。屋根からいなくなってしまうのは大変寂しいことではございますが、一旦当館での役目を終えて、しばし羽根を休めさせていただきます。

ということで、改修工事までの残りわずかな期間ではございますが、当館と共にある大トンボの雄姿を、末永く記録として残すため、皆さんから写真を募集することにいたしました。名付けて!「記録に残そう大作戦!〔大トンボと琵琶湖文化館〕」です!
幼い頃に文化館へ行った思い出の写真や、湖岸の風景とともに撮影した写真、お散歩中にスマートフォンで何気なく撮ってみたちょっと気になる写真など、「琵琶湖文化館が写っている写真」であればOKです。特に昭和36~40年代の カラー 写真(トンボが金色に輝いていた!) をお持ちの方、是非ご一報ください。皆さんのお家にもきっとあるはず!この機会に、昔のアルバムを引っ張り出して懐かしく写真を眺めるのも楽しい時間となるハズです!
是非、思い出の写真とエピソードと共に、文化館にお送りください。写真は、白黒・カラー、昔のもの、最近のもの、新旧問わず幅広く募集しております。応募期間は、10月11日(火)まで。皆さまふるってご応募ください!(応募に関する詳しいことはコチラ)
この度のニュースは、「大トンボよどこへ・・・」といった内容で一部報道機関でも取り上げられました。それだけ私たちにとって、皆さんにとって、注目に値する身近な話題であったのだと、心に刻んでおります。撤去した大トンボは(仮称)新・琵琶湖文化館開設まで、現在の文化館内で保管し、開設後の取り扱いについては、検討の上決定してまいります。

























































































こちらには薬師如来立像、地蔵菩薩立像、大黒天の彫刻が並んでいます。ギャラリートークに参加された皆さんは気付いておられますかね~?担当学芸員がイチバン滑らかにお話ししたところ(?!なんせ彫刻が専門なもので(笑))。
さて、ここからようやく第2章です(笑)。最澄が将来(請来)した天台宗の根本経典である法華経、先ずはその美しさをご堪能ください。藍で染めた紺色の紙に金や銀を使って筆で書かれた文字は、それはもう大変美しいものです。思わずため息が出てしまいますよ~。そして長浜市・大吉寺に伝わる両界曼荼羅図。密教の教えがこの2つの曼荼羅にギュッと詰まっています。雪深い古刹に伝わる大変貴重なお品です。
こちらは展覧会後期からお目見えした3幅です。法華経の中で、特に女性からあつい信仰を受ける普賢菩薩さま(右図)。全国的にも珍しい、左足を踏み下げて蓮華座に座る阿弥陀如来さま(中央)。どちらも天台宗の教えから生まれた幅広い仏教美術の奥深い魅力をそなえています。そして「阿字図」(左図)。密教では梵字の初めの文字である「阿(あ)」。行者はこの阿字図の前で瞑想をおこない、罪や穢れを滅して悟りを開くとされています。
最後に忘れてならないのが、天台を守る神々の存在です。最澄は、中国天台山の神に倣い、比叡山の神を山王(さんのう)と位置づけて天台の守護神としました。神さまと仏さまの最強タッグです。
さぁて、駆け足で展覧会会場の様子を、ギャラリートーク形式に紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?興味を持っていただけました?この度の地域連携企画展、展示されている文化財は、考古資料を除いては、当館が県内の社寺さまからお預かりしている文化財、および館蔵品で構成されています。

この日を待ちわびた方々が、多数会場にお越しくださいました。

最澄さんの肖像画とは、ちょっと異なりますかね?





皆さんは覚えておられるでしょうか?
大津市浜大津において令和9(2027)年度に開館を予定している新しい文化館に移設する方針が決まり、2月28日に当館において記者発表が行われました。
記者発表の場には、杉本氏の孫である太郎さんも同席され、「祖父もきっと喜んでいるだろう」と感想を述べられました。

オネエさんの話(!?!)などなど。把握できる限りの情報は、文化館前にある掲示板に貼らせていただいております。近くを通られたら、ぜひ立ち止まってご覧くださいね。
日中の寒さが少しゆるみ、春の気配を感じた27日(日)、守山市にある湖岸沿いの”コーエン(公園)”では、黄色のカンザキハナナ(菜の花)が早春の風に揺られ、人々の目を楽しませておりました。
「おそらく最澄も見たであろう(?!)」時代の仏像の変遷について紹介されました。代表的な仏像を写真で比較すると、確かにそれぞれの時代によって特徴的な違いが・・・。ココは言葉で想像していただきましょう・・・「素材が違う」「8等身」「量感がある」「太ももパンパン」「圧倒的な迫力」「少しスリムになる」「スッキリとしたプロポーション」などなど。講師から紹介される魅惑の言葉に、参加の皆さんは、感心しきりのご様子でした。
締めくくりました。