「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」仙台
滋賀県立琵琶湖文化館は、昭和36年(1961)に開館して以来、仏教美術を中心として文化財の展示公開はもとより、何よりも地域の文化財の保護に尽力し、大きな役割を果たしてきました。半世紀以上にわたる活動で培ってきた信頼が、国宝・重要文化財を含む多数の文化財をお預かりする状況につながり、全国有数の質の高い収蔵品を誇る博物館となっています。
このたびは、この滋賀県立琵琶湖文化館の収蔵品を一挙にご紹介する巡回展を静岡市美術館・仙台市博物館、島根県立古代出雲歴史博物館において開催することとなりました。展覧会は二部構成となっています。
第一部は、琵琶湖文化館の寄託品を中心に滋賀の神道美術、仏教美術を代表する優品57件(94点)を紹介します。県内には神道・仏教美術が時代や宗派を問わず数多く伝来しており、これらは重層的に、かつ地域の暮らしに寄り添いながら存在しています。まさに、人々の祈りとともに現代に守り伝えられてきたものだといえます。
第二部の近世絵画は、琵琶湖文化館の活動のもう一つの柱となるコレクションです。滋賀は古来、美しい景勝地として知られており、たびたび歴史の表舞台に登場することから、多くの画家たちがこの地を訪れて作品を描き残してきました。今回は館蔵品を中心とし、滋賀を舞台とする作品、滋賀ゆかりの作家の作品など24件(32点)を紹介します。
国宝2件、重要文化財28件、滋賀県指定文化財18件を含む81件の選りすぐりの琵琶湖文化館収蔵品を通して、滋賀の魅力ある「神と仏の美」、そして琵琶湖を望む豊かで風光明媚な滋賀の地に対する理解が深まる機会となれば幸いです。
展 覧 会 名
「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」
会場/会期/主催など
●静岡会場
【会 場】静岡市美術館(静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
【会 期】平成25年1月2日(水)~2月11日(月・祝)) ※終了しました
【主 催】静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、滋賀県、滋賀県立琵琶湖文化館、
毎日新聞社
【協 賛】野崎印刷紙業株式会社
●仙台会場)
【会 期】: 2013年7月12日(金)~ 8月25日(日) ※終了しました
【会 場】: 仙台市博物館(仙台市青葉区川内26番地 <仙台城三の丸跡>)
【主 催】: 「近江巡礼 祈りの至宝展」仙台展実行委員会(仙台市博物館、TBC東北放送、河北新報社)、
滋賀県、滋賀県立琵琶湖文化館
【協 賛】: 富士通株式会社、野崎印刷紙業株式会社
【企画協力】:毎日新聞社
【後 援】:産経新聞社東北総局、仙台リビング新聞社、NHK仙台放送局、仙台放送局、ミヤギテレビ、
KHB東日本放送、Date fm、ラジオ3FM76.2、IBC岩手放送、テレビユー山形、テレビユー福島
【テーマ曲】: 姫神(「祈り~近江巡礼」)
●出雲会場)
【会 期】: 2014年3月28日(金)~5月11日(日) ※終了しました
【会 場】: 島根県立古代出雲歴史博物館(島根県出雲市大社町杵築東99番地4)
【主 催】: 島根県立古代出雲歴史博物館、滋賀県、滋賀県立琵琶湖文化館、毎日新聞社
【協 賛】: 野崎印刷紙業株式会社
【後 援】:朝日新聞松江総局、産經新聞松江支局、日本経済新聞社松江支局、読売新聞松江支局、
中国新聞社、山陰中央新報社、島根日日新聞社、新日本海新聞社松江支社、共同通信社松江支局、
時事通信社松江支局、NHK松江放送局、山陰中央テレビ、テレビ朝日松江支局、日本海テレビ、
BSS山陰放送エフエム山陰、出雲ケーブルビジョン株式会社、山陰ケーブルビジョン、
ひらたCATV株式会社
主な出品作品 (全体の概要はこちら)
会場により出品作品が異なります。展示替もございますので、詳しくは各会場へお問い合せください。
国宝 金銀鍍透彫華籠 | 重要文化財 帝釈天立像 | 重要文化財 楼閣山水図 |
平安~鎌倉時代 | 平安時代 | 曽我蕭白筆 江戸時代 |
神照寺所蔵 | 正法寺所蔵 | 近江神宮所蔵 |
【関連事業】 写真パネル展「水と神と仏の近江」
お問い合わせ先
●静岡会場(静岡市美術館) ※終了しました
〒420-0852 静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
TEL 054-273-1515
●仙台会場(仙台市博物館) ※終了しました
〒980-0862 仙台市青葉区川内26番地 仙台城三の丸跡
TEL 022-225-3074
●出雲会場(島根県立古代出雲歴史博物館) ※終了しました
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東99番地4
TEL 0853-53-8600