琵琶湖文化館 the Museum Of Shiga Pref
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展覧会

琵琶湖文化館秘蔵品で味わう「錦秋から白銀へ」

 
滋賀県立琵琶湖文化館の館蔵品をご紹介する特別陳列の第一弾は、「錦秋から白銀へ」と題し、秋から冬にかけての風物を描いた絵画の名品を展示いたします。

日本には春・夏・秋・冬の四季があり、それぞれに独自の趣と美しさを見せています。花が咲き木々の緑が一斉に芽吹く春、太陽の照りつける夏はまさにエネルギッシュな季節、木々が色づき落ち葉が舞い散る秋はもの悲しいものです。やがて木枯らしが吹き、雪が降り積もる厳しい冬が巡ってきます。幾千万となく繰り返されてきた四季、人々はこの自然と共存しながら、季節の移り変わりを日常生活の衣食住の中に取り入れて、心を豊かにしてきたのです。

自然の風物を描いた山水画や花鳥画などは、日本画の重要なテーマとして広く親しまれたもので、自然との融和の情景の一つとして、古くから多くの画家たちによって描かれてきました。 自然は、寒暑日ごとに景色の色をゆるやかに変えて行きます。人々はその色彩の変容を瞬時にとらえて、色名を冠し、歌に詠み、文に託し、衣に纏うようになり、眼に映ずる自然の移ろいを身近に引き寄せたいとして、自然の一部を再現して眼を楽しませてきました。

この展覧会を通じて、美しい日本の季節の移ろいを感じていただけましたら幸いです。

 
  展 覧 会 名
  特別陳列 琵琶湖文化館秘蔵品で味わう「錦秋から白銀へ」

  会      期  
  平成25年11月26日(火)~平成26年1月13日(月・祝)
  会      場  
  滋賀県立安土城考古博物館 第2常設展示室(滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6678) 
  主      催  
  滋賀県立安土城考古博物館・滋賀県立琵琶湖文化館

  出 品 作 品 
  菊花図     鈴木其一筆  1幅  絹本著色  江戸時代  滋賀県立琵琶湖文化館所蔵

  栗紅葉月図  渡辺始興筆  1幅  紙本著色  江戸時代  滋賀県立琵琶湖文化館所蔵

  柿叭々鳥図  高橋草坪筆  1幅  紙本淡彩  江戸時代  滋賀県立琵琶湖文化館所蔵

  秋景山水図  亀田鵬斎筆  1幅  紙本淡彩  江戸時代  滋賀県立琵琶湖文化館所蔵

  雪中山水図  日根対山筆  1幅  絹本淡彩  江戸時代  滋賀県立琵琶湖文化館所蔵

  雪景山水図  横井金谷筆  1幅  紙本淡彩  江戸時代  滋賀県立琵琶湖文化館所蔵