湖上にお城ができるまで -写真アーカイブ-
昭和36年3月20日オープン当日
前日の雨も上がり快晴となったこの日、朝から行われた開館式には750名の関係者が招待されました。
当時の滋賀県知事 谷口久次郎氏が、本館2階正面入口においてテープカットを行いました。
(写真:滋賀県)
内池に設置された歌碑の除幕式。
歌碑には、吉井勇の歌
「うつしよの 夢をうつつに 見せしめぬ
琵琶湖のうえに 浮ぶ美の城」
と刻まれています。
開館式挙行後の祝宴の様子。
午後より一般入館始まる
前庭には、人だかりが出来ています。
祝賀行事 湖上パレード
モーターボート競走会、大津・湖南漁業組合、草津市不動浜町有志、大津曳山組鍛冶屋町・後在家町の協力によって、琵琶湖に大きな輪が描かれました。
祝賀行事 自衛隊機による飛行
文化館のシンボル・屋上のトンボと自衛隊機のレアショットです。
祝賀行事 観光地踊紹介
前庭に設置されたステージでは、日本旅行会の協賛で日本各地の踊りが紹介され、にぎやかなお祭りムードが開館を盛り上げました。
【開館当時の様子】
本館2階玄関
小さな子どもを連れた親子や制服を来た学生など、大人から子どもまで多くの来館者でにぎわいました。
本館1階水族館
中央池をのぞきこむ子どもたち。
照明のついたパラソルの下では、鯉やウナギなどが泳いでいました。
本館3階展示室
「彫刻工芸陳列室」と名付けられたこの会場では、県内のさまざまな文化財を展示していました。
5階展望閣
琵琶湖の景色を眺める人々。
望遠鏡が設置され、滋賀の美しい風景をより楽しむことができるように工夫されていました。
別館1階展示室
産業文化館より移された「舎利供養」(杉本哲郎筆)の大きな壁画が来館者を迎えました。