「も~い~くつ寝ると~お正月~♪」そんな歌を歌いたくなる年の瀬です。平成も残りあとわずか。。。
滋賀では、猪を神の使いとする、日野町にある馬見岡綿向神社さん(覚えてらっしゃいますか?今年の文化財講座「花湖さんの打出のコヅチ」で取り上げられた、新たに県の文化財に指定された巨大な絵馬が掲げられている神社さんですよ!)で、巨大な“干支”の絵馬が飾られたことがニュースになったり、最近では少なくなりましたが、お店で来年の“干支”のカレンダーをいただいたり…そうそう、“干支”の絵柄が入った年賀状の用意もしなければなりません!
“えーっと”ですね、何故「干支」「えと」と繰り返し言うのかといいますと、来年の干支は「亥」ということで、今月の館蔵品紹介「浮城モノ語り」でも「猪図(松村呉春筆)」を紹介させていただきました。
この絵の中で、伏した雌に寄り添うように立っている雄の猪…2頭は夫婦なのでしょうか?とても穏やかな絵です。 ちなみに、伏している猪は、“臥猪(ふすい)”と呼ばれ、「獰猛な猪が眠っているのは世が平和で安らかである」として、吉祥のシンボルとされているそうですよ。
例年、文化館前の掲示板では、お正月に「新年のご挨拶」を貼りだしています。平成31年は、やはりこの「猪図」の出番でしょう!臥猪の絵ならなおのこと、縁起が良いコト、間違いなし!!
文化館で行っている仕事の一つに、“収蔵品の写真貸し出し業務”があります。この猪図も「干支カレンダーに使用するため」との理由で、複数の依頼をいただきました。。。どこかで皆さんのお目に留まることを楽しみに。。。も~い~くつ寝ると~お正月~♪
先ずはコチラ。「びわ湖文化舘」の焼印が押された大工道具です。なんと特注?!簡単に手に入る市販のモノではないの?!というか、何故文化館にナタとカンナが??!!・・・えぇ~っと、謎は尽きませんが想像しますと、以前は文化館の正面に広場があり、たくさんの木が植えてあったので、時にはナタも必要だったかもしれませんし、中池ではアヒルなども飼っていたので、鳥小屋などは自分たちで作って自分たちで補修をしていたのかもしれません。あくまで想像ですが、館内に残されている様々な「手仕事」から推察すると、手の器用な職員さん達が自分たちで何とかしようと努力をしていたことは、容易にうかがい知れます。そのためのカンナとナタだったのでしょう。ちなみにスコップにもしっかりと焼印が押してありましたよ。
左隅に写っているのは電気の分電盤ですが、そこから壁や天井を伝って各部屋へ伸ばされる配管の湾曲!これ、実は固い鉄管です。業者さん曰く「真っすぐな鉄管を角に合わせて、その場で鉄管を熱しながら曲げながら敷設されてますね。恐ろしい技術です。今、こんなこと出来る人(する人)居ないです」とのこと。うぅ~ん、褒めていただいたのか何なのか(笑)。そう言えば今は塩ビのケーブルモールを使うことがほとんど・・・なのかな?天井を見上げると、このテの「曲げ鉄管」は、文化館ではよく見かけるので当たり前だと思ってました。ご指摘いただいて気付きましたが、どうもすごい職人技らしいです。
また、そのことを耳にした縄文時代生まれの長老(?)石山貝塚から出土した猪の牙さまも、「平成最後の亥年ならば、わしもキバって参加せねばならぬのう~」とおっしゃって、いそいそと摩利支天さまについて行かれましたよ!漏れ聞くところでは、お出かけ前に「芸能人は歯が命」とつぶやきながら、歯磨き粉をキュッと握りしめていたとかいないとか。。。まっ、ことの真偽はともかくとして、久々の晴れ舞台ですから、”半端ない”ご活躍を期待してま~す(笑)。

また、この掲示板を見て気になった方が、地図を片手に同じコースを歩き気軽に現地探訪を楽しんでもらえるように、ポイント毎の写真と簡単な地図を載せた

また、会場となる日吉大社さんは、日本遺産の認定などをきっかけに、積極的に文化財を活用して広く発信しようとされており、全国的な注目を集めています。そんな日吉大社さんで観光を視野に入れての文化財活用に取り組んでおられる、矢頭英征氏からお話しをうかがい、座学の後、境内の国宝建築等の文化財を見学しながら、活用の工夫について学ぶことが出来る内容となっています。
今回のテーマは「文化財」。なるほどこれは見ねばなるまい・・・と、テレビの前に陣取りチャンネルを合わせてみると、滋賀の文化財講座でもお馴染みの講師:県教委文化財保護課の井上優氏がスタジオゲストでお話されているではありませんか!番組内容も、滋賀県に住む私たちにとって、とても身近で面白い内容だったので、少し紹介しておきましょう。
そう!あれは2014年に発行された「1冊でわかる滋賀の仏像 文化財鑑賞ハンドブック」(発行:サンライズ出版)です!このハンドブックは、県教委文化財保護課さんが企画・編集をされていますが、発刊に際しては当館も協力させていただいており、非常に思い入れのある1冊です。何より分かりやすい!仏像の“いろは”はもちろん、県内の様々な仏像が多数掲載されていますので、是非お手元に置いていただければと思います。
「文化館の写真もあったよ」との情報を得て、
これは見逃してなるまい・・と会場へお邪魔させていただきました。
展示室は、昭和レトロを感じさせる白黒の写真パネルがいっぱい。琵琶湖岸の埋め立てや山の手の開発、公共施設などの整備がどんどん進められていった時代。写真は、勢いというか、エネルギー溢れる当時の様子を伝えていました。写っている人々の顔もとてもハツラツとしています。そして・・・ありました文化館!あっちにもこっちにも!琵琶湖文化館のコーナーも作っていただいてましたが、街を見下ろす遠景写真の中にも、埋め立てが進む湖岸の風景にも、
チラッとチョコッと文化館が写っているのですよ~ついつい身内贔屓な見方をしてしまいましたがね(笑)。そうなんですねぇ、文化館が建った時代ってこんなにも勢いがある時代だったのですね。でなければ、琵琶湖に浮かぶお城を作るという発想も出てこなかったでしょう。ましてやそれを実現するなんて!
いや貴重な写真を見せていただきました。是非会場でこの写真を見付けて下さい。
皆さんは、彫刻(仏像や神像など)をじっくりとご覧になったこと、ありますか?当館のウェブサイトをチェックしていただいている皆さんですので、「モチロン!」と即答?!元気なお返事が返ってくるものと信じておりますが(笑)、改めてその楽しみ方を伝授させていただきましょう。










また、休館となってからは、平成26年に安土城考古博物館において「琵琶湖文化館秘蔵品で味わう 茶を魅る」展において、松田氏の作品を展示公開しました。
松田氏は、昭和39年(1964)に滋賀県無形文化財「揉み紙」の技術保持者として認定された方で、伝統的な揉み紙の技法を受け継いだ最後の技術者とも言われています。
(タイトルから続きで)大丈夫!古文書(こもんじょ)を楽しめます!!
殊に織田信長の花押:麒麟(きりん)の「麟」の字をかたどったデザインは有名です。花押を見れば「誰から」の手紙か一目でわかります。これが文章の最初にバーンと書かれていると「ワシじゃ、よう読めよ」と少し上から目線となり(?)、差出年月日の下に官職と花押が書かれていれば、丁寧に礼が尽くされたお手紙となります。
他にも、充所(あてどころ:宛先)は文章の一番最後に書きますが、年月日より下であれば薄礼、上に書かれていれば厚礼、中には充所すら書かれていない(意図して書いていない!)場合もあるようです。・・・コレって少し書く位置をズラすだけで、恐ろしく高圧的で失礼極まりない手紙が出来上がってしまうのでは?!・・・そこには身分や格の違い、上下関係を明確に伝える意図があったようです。恐るべし心理戦。。。
世に広く知られているということです。しかし、その先生のご著書の中で、なんと「”松下説は間違っている”とまで言われた」と口惜し気に嘆いておられた講師先生(!!)。その後の発掘調査や信長研究の成果を論戦のための鎧兜として纏っての今回の反撃は、これからの季節、インフルエンザのように世に広がっていくのでしょうか(笑)?城郭研究の世界はまだまだ戦国時代の様相を呈しているようです。この先、誰が「天下人」となり、「天下静謐(せいひつ)」がどのようにして得られるのか、皆で注目してきたいですね。




いよいよ今日から10月です。今年度も半年が過ぎ、折り返しの地点に来ましたよ。今日はまず、先月9月のホームページアクセス数のご報告です。こちらは、1,593件と、また多くの方にご訪問いただくことができました。ちなみに、今年の上半期の累積アクセス数は、10,768件にもなりました!ご訪問いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
さて、10月ともなると昼間でも少しひんやりとして上着が必要な季節・・・皆さま、食欲の方、アップしてきませんか?体重の方も気になりますが。。。美味しいものをその旬の時期に味わう口福はしっかりと噛みしめておきたいものです!秋に美味しいものは、世の中に食べきれないほどありますが、特に滋賀ならではのものとして、今日は「アメノイオご飯」をご紹介いたしましょう!
これまた絶品なんです!この「アメノイオご飯」(レシピは



毒性があり、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、などと呼ばれたり、「家に持ち帰ると火事になる」という迷信が今も残っています。これらのイメージから、縁起を担ぐ日本人の好みには合わなかったのかもしれません。例えどんなパトロンでも「御家が火事になる絵を描いてくれ」というオーダーはしなかったでしょうし、有名な絵師の作品でも売れなかったことでしょうね。
中池にある歌碑、普段は水面下にあるコンクリート部分まで見えているではありませんかッ!(えっ?写真では分かり難い?スミマセン。これは一番雨風が強い時で、慌てて窓越しに撮影しているもので・・・。毎日見ているからこそ)これには僕もビックリ!思わず他の場所で作業をしていた職員さんを呼びに行き、「見て!滅多に見れんモンが見える!」と、その説明もいささかコーフン気味!!(笑)。ざっと見たところ普段より1m位は下がってます!いやぁ、不思議なことが起こるものデス。
←午後4時頃
・・・後から考えると支離滅裂(笑)。
翌朝、この綿で顔や肌を拭うと若やぐと言われたことから、若さを保ち長寿を願うとして、特に貴族の女性たちの間で、もてはやされたそうです。清少納言の『枕草子』や、紫式部の『紫式部日記』にもその様子が綴られています。そして、当館所蔵の月岡雪鼎(つきおか せってい)が描いた「十二月図」屏風にも九月にあたる部分に、この場面が描かれています。

ん~?とぐろを巻いた大蛇の弥三郎って、ひょっとして、台風(竜巻・つむじ風)の化身だったのではないでしょうか???

そんな秋の訪れを、当館でも感じる出来事があります。それは「赤とんぼ」が「あきつ君」のお友達だから?いえいえ、それだけではありません。当館は休館中ですが、他の博物館・美術館さんが、「秋の展覧会」に向けて収蔵品の借用に来られるため、その貸出業務の対応に「まもなく秋」を感じているのでございます。

そして、それぞれの仏さまの大きさに合わせて作られた「特注品」とも言える木製の担架に、仏さまに横になっていただき、安定している丈夫な箇所でしっかりと固定をするのです。そうしてようやく箱に入れられる状態となります。

近頃、文化館近くの湖岸で、このようなかわいい親子の姿を見かけます。ほのぼの癒される和みの風景です。水草をいっぱい食べて、大きく育ってくれることを祈りつつ、道行く皆さんもあたたかく見守ってあげて下さいね~。
僕も絵が上手だったらな~、エントリーするんだけどな~。
鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らし念仏踊りを踊る六斎念仏は、地域に伝わる民俗芸能としても注目されています。京都や若狭を中心に近畿の各地で行われていますが、滋賀県でも湖西の『真野の六斎念仏』『栗原の太鼓念仏』『針畑の六斎念仏』などが有名です。いずれも県選択無形民俗文化財に選定されていますが、後継者不足が深刻で、守っていきたい地域の誇りのうちの一つです。