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重要文化財
木造帝釈天立像 1躯 平安時代
[大津市/正法寺所蔵]
大津市黒津の正法寺に伝来する木造帝釈天立像です。大津に伝来する仏像の中でも、特に平安時代後期の典雅な作風を色濃く備えた仏像として知られています。理知的な印象を持った面相には、細く見開いた眼と、小振りな鼻・唇を表しており、額には・・・【続きはコチラ】
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県指定文化財
独鈷杵および五鈷杵」 各1具 鎌倉時代
[栗東市/金勝寺所蔵]
金剛杵(こんごうしょ)は、もとは古代インドの武器に起源があり、密教では煩悩(ぼんのう)を打ち砕く象徴として用いられます。金勝寺には、一具(いちぐ:ひとそろい)と思われる独鈷杵(とっこしょ)と五鈷杵(ごこしょ)が伝わっています・・【続きはコチラ】
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注目作品
寒華傲雪図 山本梅逸筆 1幅 江戸時代
[琵琶湖文化館蔵]
作者の山本梅逸(やまもと ばいいつ:1783~1856)は名古屋の出身で、字は明卿、号は梅逸・春園・梅花道人などと称し、盟友の中林竹洞(なかばやし ちくどう)とともに画を学び京都に出てさらに研究を重ね、花鳥山水を得意としました。
本図の最大の特徴は、草木に覆いかぶさる雪の表現です。冬のどんよりとした空気を・・・【続きはコチラ】