今年は冬の訪れが例年以上に早いようで、文化館の周りの水鳥たちも、日に日にその数を増してきているようです。「今日は朝から良いお天気~」と思いながら、ふと窓の外を見ると、プカプカ浮かぶ水鳥たちの向こうに、なんともキレイな七色の虹の橋が。。。イイことありそうです!
さてさて、気になる11月のホームページアクセス数ですが。。。この一月は1,278件と、またまた多くの方からのご訪問をいただきました。皆さま、どうもありがとうございました!毎月のことですが、検索用語を見せていただくと、皆さま本当にいろいろなキーワードを通して、このホームページに辿りついてこられるのに驚きます。そして、こちらもその度にハッと驚かされたり、改めて気付かされたりと、なかなかの刺激をいただいておりますので、実は密かな(?)楽しみとさせていだだいております。
今回の気になるキーワードは、プリンセス“文秀女王”さま。この方に関する用語で、このひと月に何件かの検索をしていただいたようです。ニュースによりますと、現代日本のプリンセス様は本日16歳のお誕生日をお迎えになったということで、お健やかに成長され、また勉学にも励まれているご様子、何よりでございます。で、こちらの文秀女王さまは、今から173年前の天保15年(1844)に伏見宮邦家親王の子としてお生まれになったプリンセス様でございます。御年3歳にして仏門に入られますが、書や和歌に優れた才能をお示しになったお方。この文秀女王の墨蹟2幅が文化館に収蔵されており、収蔵品紹介コーナーでご覧いただくことができます。「大胆にして力強く」「淀みない」、さすがプリンセス!という書風を、みなさまもぜひぜひ味わってみて下さい。
さあ、今年も残すところあと1ヶ月。年末ということで皆さま大変お忙しい時期だと思いますが、疲れた時はホット一息、文化館ホームページにアクセスしたら、きっとイイことありますよ!それでは、12月もどうぞよろしく!

JR米原駅に集合、電車で柏原駅に移動し、てくてく歩くこと約20分。訪れたのは、清瀧寺 徳源院さまです。こちらは県指定名勝ともなっている池泉回遊式庭園があり、色付くお庭を部屋からうっとり眺めながらご住職のお話をうかがいました。京極家の菩提寺であるお寺さまなので、境内には歴代当主を供養する宝篋印塔(ほうきょういんとう)がズラリと並び・・・そうですコレが見たかった!写真整理で見ていた風景が目の前に!ちょっぴり涙が出ました。。。(肝心なその写真がなくてスミマセン!)
この特別公開のために学芸員さんがお返しに向かわれており、館でお留守番をしている身としては、「一度お寺で展示されているところを見てみたいな~」と思っていたのです。それがこの機会に叶うとは!先ずはとても広い本堂にビックリ!ご住職が普賢十羅刹女像を説明された時、「今回参加の皆さんの中に『羅刹女(鬼人)』の方はおられません・・・ね?」と問いかけられ、一同苦笑い(笑)。いえいえ!大丈夫です!!
その後、旅の一行は近江長岡駅に移動し、最終目的地の石雲山 西福寺さまへ。こちらでは、特別に小堀遠州流の茶室「燕窓窠(えんそうか)」を見学させていただきました。元は長岡の庄屋であった田中家の迎賓施設であった建物。井伊直弼も訪れたというこの茶室を、境内に移築・復元し、最近完成したばかりなのだそうです(米原市指定文化財)。そうですコレが見たかった!歴史ある貴重な文化財を、地域の誇りとして保存・保護をするという選択。地元の皆さんに大切に守られ、これからも茶室として活かされ愛される・・・。一つの理想形を目の当たりにした気がして、とても素敵なことだと思いました。
伊吹山の麓でいろんな出会いがあった今回のツアー。行く先々でご住職の丁寧な説明とあたたかいおもてなし・・・小雨が降る寒さの中で、それは心に沁みるあたたかさでした。
週明けの月曜日、なんという寒さ!皆さん風邪など引いておられませんか? 11月に入ると、冷え込んだ朝には湖上で『蜃気楼』が発生し、文化館から眺める琵琶湖大橋付近はとても神秘的な風景・・・となっていましたが、今朝は更に比良山にうっすらと雪が積もっているのが見えます。なるほど寒いわけです。
ちなみにその後、まだ少し元気だったので、更に行動範囲を広げて、早尾神社にもお参りしてきました。こちらも三井寺さんと縁のある神社さんです。その境内にあった狛犬の一つが、なんとも可愛らしく胸キュン。。。近くの山上不動尊にも立ち寄り、自分はまだまだ知らないことがいっぱいある未熟者だな~と、新しい出会いに感謝しつつ、ちょっぴりご満悦・・・な時間を過ごしました。とさ(笑)。
がっしりとした首の白馬の姿が確認できますね。そう!こちらがその『木造神馬』です。ちらりとのぞく歯が今にも嘶きそうで、写真ではなかなか分かりづらいかもしれませんが、実際に目の前にすると、その荘厳さにホレボレする、かなりの「イケ馬(メ)ン」です。実際に皆さまにもぜひとも、ご覧いただきたい!


それはともかく、このようにいろいろと想像力を刺激される展示というのは良いですね~。あるテーマに沿って集められた資料を見て、ただただ見るだけでなく、そこから「あーではないか?」「こーではないか?」と、いろいろ考えてみる。これも博物館の展示の一つの楽しみかたではないかな?と思っています。
和服姿に凛々しいお顔のイケメン達の集合写真で、「京都画伯の肖像」となっています。これは繪畫叢誌五十四巻(発行兼印刷人 吾妻健三郎 明治24年9月25日発行)の附録に載っているものを、先輩学芸員さんがカメラでコピーしたもののようです。中には文化館の過去の展覧会でもお馴染みであった山元春挙や長谷川玉純、望月玉泉らの姿もあり、彼らが描いた作品は知っていたものの、描いたご本人まで知らなかった僕は、この画像にとてもコーフンしました。作品の印象と描いた本人が一致・・・想像がふくらみます。。。
そうです、何を隠そう、この方が岸竹堂御大!僕の中では、『岸竹堂=「(昭和49年文化館の年賀状にも使用した)虎図」を描いた人!』のイメージだったので、
なるほど、ピッタリ納得のイメージです(笑)。今回浮城モノ語りで紹介した作品には狸がいましたね。もしかして動物好き?「かわいい」よりも「野生」の魅力に惹かれた方だったのかもしれません。勝手な妄想ですが(笑)。
平成28年(2016年)、ユネスコ「世界の記憶」への登録に向けて日本のNPO法人朝鮮通信使縁地連絡協議会と大韓民国の釜山文化財団が共同で申請していた『朝鮮通信使に関する記録』について、ユネスコ国際諮問委員会での審議を経て正式に「登録」が決定された!とのことです!
ではここで皆さん、想像力を膨らませてみましょう。「琵琶湖図」の中で朝鮮通信使が描かれているのは、大津の湖畔。私たちにも馴染みの道を、異国の服を着た人たちがワイワイにぎやかに通って行ったと思うと、ちょっと楽しい気分になりません?これが「琵琶湖図」の楽しみ方、異文化交流の第一歩です。
藻刈船:スーパカイツブリの今年の操業は終了したと聞いています。では、どうするか?・・・そこは人力でなんとかするしかありません。


先日、とある事情で今まで踏み込んだことのない我がお城:文化館の深部に足を踏み入れてまいりました。そこは暗闇・・・音の無い静かな隠し部屋・・・一体何がおこるのか・・・。
懐中電灯が照らすその先に見たもの:琵琶湖文化館建設の際に据えられた大きな棟札と、建設費協力箱!なんと「
今年は例年より少ないと言えども、少し離れた沖合には、ジワジワと湖岸に寄って来そうな藻のカタマリが・・・。作業をされている方に聞くと、「今年は藻が岸に寄る前に沖合で一網打尽作戦!」なのだそうです(笑)。なんとも頼もしい。湖岸に建つ浮城:文化館としても大変有り難く、とてもお世話になっています。







みなさん、ご存知ですか?県内の様々な分野の数ある文化財を守り、次世代につなげようと尽力なさっている滋賀県の教育委員会事務局文化財保護課さんが、今、
ここで一句 『浮き城に とまったとんぼ あきつくん』


と、そんなタイミングに、世間で盛り上がっていたのが、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。主人公直虎の幼なじみで、時には敵になり味方になり直虎を陰で支えた小野政次が、壮絶な最期を遂げる回の放送でした。政次を演じた俳優高橋一生さんの演技力にも注目が集まり、「政次ロス」の人が増えるなど、インターネットでも連日話題となっていたましたね。




年代物の写真を前に、途方に暮れていた私たちですが、そこへ現れた救世主がこの方:今回の講座の講師先生でいらっしゃいます、滋賀県教委文化財保護課(民俗担当)の矢田直樹さんです。急遽こちらがお願いしたヘルプ!の要請を、快く引き受け下さった矢田さんは、お宝写真を眺めて、「おぉ~なるほど」「すごくいいですね」を連発!当時の様子にコーフンしながら、それはもう楽しそうに僕たちに詳しく説明して下さいました。
だから僕のテンションも上がっているわけです↑↑。
そこで気付いたコト・・・武将の肖像画には、体型・体格を想像させる「立ち姿」が残されていない?!戦や合戦の場面では、ガッチガチの甲冑姿ですもの、体型まで分かりませんよね。それが狙いだったのか、流行だったのか、座り姿の肖像が定番であるように思います。聞くところによると、エライ武将さまは神様・仏様と同じとされ、その威光により念珠や袈裟を掛けていらっしゃることもあるとかなんとか・・・そんな偉大な方に何時間も立ってていただくことはできませんよね?とにかく「戦国時代の武将の肖像画には立ち姿がない」というのが、『あきつ妄想研究所』の見方です。。。