4月がスタートし、昨日までとは違う気持ちで新年度を迎えられた方も多いのではないでしょうか。キラキラのフレッシュマンを横目に、気持ちがマンネリにならないように頑張っていきたいと思います(笑)。
さて、こちらは毎月恒例:当館ホームページへのアクセス数についてのご報告です(マンネリとは言わないで!!)。3月は皆さまから1,626件のアクセスをいただきました。有り難うございました!
新型コロナウィルスの感染拡大防止に翻弄された3月。博物館などの公共施設においては、イベントの中止や臨時休館の延長などの措置がとられるなど、刻々と変化する状況の中で、
なかなか判断が難しい月でもありました。当館は休館中ですが、少なからずその影響にヤキモキ・・・ブログで用意していた記事が掲載できなかったり、「収蔵品公開情報」タイミングを逃してしまうなどなど、憎きは新型コロナです。
そのような中、地域連携企画展「安土・桃山時代の近江展 琵琶湖文化館収蔵品を中心に」の会場館である安土城考古博物館さんで、
感染拡大防止のために様々な対策を練って3月25日から公開を再開していただけたことは、当館にとってもホッと胸をなで下ろすニュースでした。会期終了(~5日)まであとわずかとなっています。新型コロナの影響は、予断を許さない状況ではありますが、皆さまにはくれぐれも自己防衛をお願いした上で、ごゆるりと展覧会をお楽しみいただければ幸いです。
気持ちも新たにスタートした4月、ドキドキわくわく、いいことありますよ~に!
年度末の気忙しさにアタフタしておりますが、今年も無事、桜の花の咲くころに!学芸員の調査・研究成果である「研究紀要第36号」を発刊いたしました!さて、その内容はといいますと・・・。
それぞれの専門・研究分野によって、書かれてきた内容は様々ですが、先輩学芸員共々、積み上げて来た成果を皆さんにお返しできるよう、引き続き頑張っていきたいと思います。




「へぇすごい!」と感動する場面に出くわしたりします。しなやかな曲線に細やかな飾り細工、考え抜かれた絶妙の配置・・・などなど、新たな発見があったりしますよ。お経を書き写す「写経」というものがありますよね、とても心が落ち着く。きっとそれに似ています。時間を忘れて没頭すること間違いなし!ちなみに、仏さまパロディのあきつ君は作るのにすごく時間がかかる。。。じっくりと向き合うというのは、大事なことですね!


最近・・・飛んでますよね・・・困ったことに。。。そう、毎年この時季になるとスギやヒノキの花粉が飛散し、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目の充血といった症状に、苦しんでおられる方もいらっしゃるのでは?今日は、そんな方におススメの「花粉知らず」な話題です。
本来であれば開催期間中ですので、会場で花粉を気にせず(!)、皆さんにご鑑賞いただいているところなのですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会場の安土城考古博物館さんでも臨時休館となっており、今しばらくご覧いただくことが出来ません。
檜図は、湖北(現:長浜市)に生まれ、狩野永徳や長谷川等伯らとともに名前を連ねる、安土桃山時代の巨匠:海北友松(かいほう・ゆうしょう)が描いた作品です。シンプルな画面構成がカッコイイ!






「パッと見るとスギかヒノキかわからない!」という方は、葉っぱにご注目。スギは先が尖ってイガイガなのに対し、ヒノキの葉は平たく広がっている感じです。この豆知識も、是非知っておいていただきたい!!友松が描いたのは間違いなくヒノキ・・・なのですヨ。

この企画展の文化館側の担当者でもあります古川史隆(滋賀県教育委員会文化財保護課・滋賀県立琵琶湖文化館)が講師を務めました。安土・桃山時代の優品を集めた今回の展示のなかでも、特に贅を尽くして作られたと感じさせるのは、蒔絵を施した工芸品でしょうか?講座では、工芸品のなかでも特に蒔絵の作品に焦点をあて、「高台寺蒔絵」と称される桃山文化を代表する作品と、関連する近江に伝わる数々の遺品について、詳しく解説していただきました。
三寒四温という言葉がありますが、今年は二寒五温(?)くらいのあたたかさで季節が進んでいるようです。2月にはブログで梅の話題をと思っていたのですが、うっかりしている間に、梅の蕾の可愛らしさを通り越して、満開になっていました。
インターネットで「梅 画像」を検索しても、おおよそ皆さん”花”をメインに愛でておられる写真です。かく云う私も冒頭の写真を撮った時には、「かわいく咲いてますよ」「春が来ましたよ」「よい香り届きますか?」といった”念”を込めての撮影でした。

ふっと考えました。どれも梅をメインに描かれていますが、今の私たちと随分好みが異なるといいますか、伝わるものが違うように思えます。
とても奥深く、また楽しみ甲斐がありますよ~。この講座を聞けば、モノの見方がこれまでとはすっかり変わるかも?!皆さま是非ご参加下さい!
なお、安土城考古博物館では、通常、イメージキャラクター:まめのぶ君による解説パネルが好評で人気となっているところ、本展では特別に「あきつ君」バージョンを採用していただいております。これも”連携”企画展のおかげ!安土博さんのご厚意に感謝しつつ、会場では「おしえて あきつくん!」の解説にも注目していただければ幸いです。
湖国に降った雪がうっすら残る2月8日(土)、企画展「安土・桃山時代の近江展-琵琶湖文化館収蔵品を中心に」が、安土城考古博物館で始まりました!
当日のオープニングセレモニーでは、公益財団法人滋賀県文化財保護協会 北川理事長よりご挨拶をいただき、安土城考古博物館の辻井館長、当館の澤本館長とともに、テープカットで華々しく開幕を宣言させていただきました!


今日は当館の作品が遠く首都(東京)へはばたくお話です。
日本で5館目の国立美術館として、平成19年(2007)に開館した美術館です。3月に開催される「
作品の入念な点検・梱包作業は昨日のうちに済ませてあるので、本日は積み込みのみ!近畿圏で集荷された他の作品とともに、朝一番、東京へ向けての出発を見送りました。
厳しい冷え込みの中、無事に”関ケ原”を越えられたかな?県内最高峰伊吹山の麓:関ケ原は、雪も多く路面凍結など高速道路でも注意が必要なところ。。。400kmの距離を超え、無事に東京までたどり着きますように・・・。
彼方にうっすら見える伊吹山に向かって手を合わせ、旅路の無事と展覧会の成功をお祈りするあきつ君なのでした。
ということで、今週の文化館は展示会ウィークとなり、出陳作品の点検・梱包・搬出作業が始まっています。今回の展示会には、館蔵品・寄託品、合わせて
たとえば、今回出陳される信楽焼の壺。表面や中にライトを当ててみたり、持ち上げたり、ひっくり返したりと、まさに”舐めるように”といった感じでの点検が行われ、特記事項があれば調書に記録されます。そして、もしも傷んでいたり、弱っているところがあれば(陶器などはヒビ割れや欠けなどが要注意)、運送中や展示中に傷みがひどくなることが絶対にないように、その部分を手厚く保護する形で、梱包材で丁寧に包んでいきます。箱に詰められ、梱包作業がすべて終わると、美術品専用のトラックに載せられて出発で~す!
ところで、今回の展示会のタイトルにもある「安土・桃山時代」について、皆さんはどんなイメージをお持ちですか? ごく簡単に言うと「信長から秀吉の時代」にあたるこの頃。天下統一の気運のもと、豪壮・華麗なる文化が花開き…といった感じでしょうか?今回出陳される文化館の収蔵品も、もちろんそんな時代の産物です。それが、時代の象徴でもある「安土城」のお膝元の博物館で展示されるわけですから、作品たちからはここぞとばかりの”異彩”が放たれるに違いありません。
調べものをする方たちに、大変重宝されているのだとか・・。双方にとって有り難い(笑)!。
ということで!そうです、今日は節分です。季節を分けると書いて節分。季節の変わり目には鬼や魔物といった邪気が生じると考えられてます。豆まき・柊鰯・恵方巻?各地方に伝わる風習は様々ですが、笑顔の人のところには鬼は寄って来まセン!(これは豆知識??)。大きな声で笑って悪鬼なんぞ追い払ってやりましょう!健康第一!!元気に明日(2/4)の立春:春を迎えるのです!





年の瀬の嬉しいニュースに、気分も晴れ晴れ。きっと明るい新年が待っているに違いない・・・!! 猪(ちょ)っとこれはもう子(ね)ずに年越しを迎えるしかない?!
【参加申込方法】
湖東の近接する天台宗寺院にこのような本格的な作例が残っているということも、その地域を知る上で驚きであったのではないでしょうか。
会場では、地域の方や観光ボランティアの方、また観光で偶然立ち寄られたと思しき方など、25名が講師の話に熱心に耳を傾けられました。
続いて実際に作品を見ながら解説では、先ずは「孔雀文磬(けい)」の説明から・・・「よっしきた!」と
そして、”豆”つながりで、個人的(個トンボ的?)に皆さんにぜひ紹介したい(!)のが、「漆塗太鼓形酒筒(うるしぬりたいこがたしゅとう)」です。この酒筒は、形は太鼓のように見えますが、用途としては祝いの席などでお酒をふるまう酒樽で、愛荘町の指定文化財にもなっています。皆さんは「日本昔ばなし」に出てくる
(・・・実際にはケヤキ製・・・という不思議には目をつむり・・・)昔話を大切に語り継ぐ作品に出会えるなんて、何だかとてもステキです。
もう1つ、おそらく今回講師が一番熱く語らせていただいたのが、木造の阿弥陀如来立像です。「寺外初公開」でも注目をされていますが、いつもは国宝の本堂の後陣に安置されているほとけさまで、今回、特別に、本展覧会のために、お堂からお出ましいただきました(展覧会担当:ギャラリートーク講師:彫刻が専門:和澄学芸員たっての願いにより実現!)。阿弥陀如来は、極楽浄土から雲に乗ってお迎えにきてくだる姿が表現されていますので、少し前傾姿勢であることがわかります。衣や雲が風を受けて後方になびく様子などは、今回特別に厨子からお出ましいただいたからこそ拝めるお姿です。彫刻にうっとり:和澄学芸員は、「正面からだけではなくこの機会にぜひ横からも見てほしい」と熱く語っておりました(笑)。
最後に、あきつ君的豆知識を披露しておきましょう。「日本昔ばなし」つながりで、皆さん、

孔雀文磬、素文磬、金銅透彫華鬘、云々・・・待って帰らないでッ!!「難しい漢字に馴染みの薄いコトバでなんだかよくわからない」と諦めるのは未だ早い!「磬」や「華鬘」を何と読むのか、何であるのか、知っている人のほうが“稀”ではないでしょうか?「磬(けい)」や「華鬘(けまん)」は仏教工芸あるいは仏具に分類されます。純粋な金属工芸として鑑賞しても飽きることがなく、うっとりなんですよ~。
どのような音が響いていたのでしょう?さて、磬に表された文様を見ていくと、撞座の左右に孔雀を配置しています。通常の孔雀文磬は左右対称の孔雀を表すことが多いのですが、こちらの磬をよ~く見てみると・・・、羽や脚の動きを左右で微妙に変えていますね。珍しい趣向を示しているものといえます。



「刃先と峰の間にある鎬(しのぎ)のヤマが少し減っているので、自分で(研いで)手入れをしていたのかもしれませんね」「錆が付いて銘は読めませんが、これが歴史の価値なんですよね」「いやぁ素晴らしい感激です」等々。全国で数々の刀剣類をご覧になっている嶋田氏。研ぎ澄まされた刀剣、美術品的価値の高い刀剣をご覧になる機会も多いと思いますが、だからこそ歴史的価値にもご理解のある言葉をいただけて光栄でした。

行きドキです!しかも愛荘町立歴史博物館さんは、「関西文化の日」に協力されていますので、16(土)・17(日)・23(土)・24(日)は、入館無料でご鑑賞いただくことができます!紅葉狩りとともに、多くの方に企画展を存分に楽しんでいただければ幸いです。
金剛輪寺のあたりは旧の秦荘町にあたりますが、秦荘の「秦」は、まさに古代にこの地域を本拠地としていた渡来系氏族「依知秦(えちはた)氏」に由来するとのこと。すると、行基がこの地に金剛輪寺を建てた背景にも依知秦氏の力があったのでしょうか。。。想像が膨らみます。
須恵器の直口壺と金属製の馬具(雲珠:うず)が収蔵されてるんですよ。収納されていた紙箱には「昭和31年6月」の日付が記されていますので、当時県立産業文化館(文化館の前身です)の学芸員でいらっしゃった故・宇野茂樹先生が指揮されたという、昭和31年の滋賀県による調査の際に発見されたものでしょう。文化館と愛荘町(当時は秦荘町)のこんな頃からのご縁。ここにもちょっぴり長い歴史があったようです。
先月、滋賀にも被害をもたらした台風19号。当館の周辺には大量の水草(藻)が押し寄せました。


水草を引き上げた後は、水気を切って早く乾燥させるため、石垣の上に少し広げた状態で乾かしています。もうしばらく、道行く方々にはあたたかい目で見守っていただければと思います。あとはお天気との戦い・・・これらを処分しきって作業は『完』となります。もう少し、あと少し、頑張りマス!
ほとんどが缶ビール?!発泡酒?!・・・もうッ皆さんどれだけお酒が好きなんですかーッ!琵琶湖が泣いていますよ?!
昨日のことですが、朝、何気に琵琶湖の方を眺めると、南湖の真ん中あたりが黒胡麻を振り掛けたようになっているではありませんか!写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、こんな感じ。。。そして、黒胡麻たちはみるみるうちに北から南へ、つまり文化館の方向へ押し寄せて来るのです。
あれは一体何???その正体は、近づいてくるに従ってはっきりしてきました。散らばった黒胡麻のようなものは、どうやら水鳥の集団のようです。毎年さまざまな水鳥が北国から渡ってきて越冬し、琵琶湖は水鳥の楽園と化しますが、今年もいよいよそんな季節の到来なのですね。水鳥たちが、文化館周辺の湖岸へやってくるのも、もうすぐかしら?
最後に大事なお知らせです。本日11月1日から、いよいよ地域連携展第2弾「
かく言う・・・文化館の周りにも・・・。モチロン?当然のごとく?当たり前のように?水草が寄って来てしまいました。「今年はもう(台風は)来ないよね」と平和に話していた10月初旬が懐かしい。。。

この日、水草を全部取り除くことはできませんでしたが、作業が終わるころには水面が見える範囲も広がり、「人力で減ったぞ!」というささやかな?!達成感がありました。
間近に迫ってきました琵琶湖文化館地域連携企画展第2弾!11月1日(金)から、愛荘町歴史文化博物館にて開催の本展覧会は、サブタイトルにもあるように、金剛輪寺さまから当館に寄託されている文化財の『里帰り特別公開』展となります。

気付けば、大津市内の街路樹が、秋の色になってきました。金剛輪寺さまの境内も紅葉が少し進んできた様子。 季節が本展覧会を盛り上げてくれているかのようです。
10月17日、絶好のウォーキング日和、実施いたしました現地探訪。今回は、受付定員MAX60名の皆さんとスタッフ7名が、「幻の坂本城をさぐる」ということで、明智光秀が築いた城があったとされる大津市下阪本とその周辺を探訪してきました。
幸運な方たちです(お断りした方ごめんなさい!)。驚くなかれ、その内約9割の方が、今回の探訪の予習回とも言える第5回の講座を受講されてのご参加です。とても勉強熱心な、生粋の歴史好きの方々が街中を歩くとこんな感じになります(笑)。先頭を行くのが講師:松下浩氏(県教委文化財保護課)です。













謎に満ちたお城だからこそ、「さぐる」楽しみがあるのですね。
歩きやすい靴&服装でお越し下さいね。また、お飲み物などは必要に応じて各自でお持ちいただくと良いかと思います。”おやつ”につきましては、昨年と同様に上限はございません(笑)。その他、詳しくは