琵琶湖文化館 the Museum Of Shiga Pref
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皆さんからのメッセージ

琵琶湖文化館HPに寄せられたご意見・ご感想(2010年度)

! 熱望します。
 
2011/03/31
初めてお便りします。仏教文化に関心をもつ者で、『芸術新潮』最新号の「法然」特集を見て驚きました。800年ぶりに浄土宗に遷座した阿弥陀如来像についての記事に興味をひかれて読んでいますと、その仏像の像内納入品を「滋賀県立琵琶湖文化館で撮影」したエックス線写真が大きく掲載されており、良い意味で非常にショッキングでした!。同文化館については老朽化した個性的に過ぎる建物のイメージが強くて、正直なところ中でどのような活動をしているのかなど考えたことすらありませんでした。ところが、今月京都国立博物館で始まった「法然展」の目玉として全国の注目を集めている阿弥陀像のエックス線写真を撮影しているのですから、全国レベルの研究機関であることは明白です。同文化館のHPを閲覧してみたところ、その充実した内容に二度驚かされました。館の沿革、収蔵品紹介、最新情報のいずれも申し分なく、デザインもすっきりしていて魅力的です。こんな素晴らしい館が「休館中」なのは残念なこと。何らかの形で再開いただくよう、熱望します。
お願い
神奈川県
2011/03/09
先日、仕事で大津に伺いました。地図に文化館の表示があったのででかけたところ休館でした。HPも一応覗いてから出かけたのですが、HPの休館のお知らせはもっとはっきり目立つように表示すべきではないでしょうか。また、駅やホテル等で配られる地図等に文化館の表示と共に“現在休館中”ときちんと書くべきでは?随分以前から閉まっているのに不親切だと思いました。

※ 遠くからわざわざお越し下さったにもかかわらず、大変不快な思いをなされたこと、深くお詫び申し上げます。地図の表示については、発行元に判断を委ねておりますが、建物の形に特徴があり、目印として表記をされている場合もあるかと思われます。HPについては仰るように一見してわかり難いところもございますので、誤解の生じないように対応させていただきたいと思います。ご指摘有り難うございました。
「移転」問題、貴重な人的財産の確保を
 
2011/03/03
最近、滋賀県立琵琶湖文化館のHP上で県が発表された「移転」問題について議論が沸騰しています。意見の多くは施設の機能を生かすという方向性について賛意を示しつつ、収蔵庫増設、人員拡充、利用者配慮、ビジョン構築といった諸点を課題提起されている点で一致しています。私はとくに、現在おられる琵琶湖文化館の学芸員さんの雇用をしっかり確保されることを求めたい。なぜなら、1.九州国立博物館での「湖の国の名宝展」を企画して成功させ、滋賀県の文化行政に起死回生の快打を放ったのは現在の学芸員で、2.滋賀の社寺との間で信頼関係を築いておられるのも今おられる学芸員だからです。移転や併合を機に、そうした貴重な人的財産を切り捨てることがあるのならば、それこそ「もったいない」の極致。知事さんは部下が誤った人事や財政を行わないよう、しっかり目を光らせておくべきです。
琵琶湖文化館をめぐる問題について
彦根市民
2011/02/24
先日、県が有識者による検討委員会を立ち上げて、琵琶湖文化館の機能の継承について協議を始めるとの新聞報道に接しました。琵琶湖文化館をめぐる問題について県が(ようやく)具体的に対応する姿勢をみせたこと自体は評価できるのですが、最初に「移転」ありきの検討であるとしたらやはり疑問です。県は文化館の耐震性や建物の強度に関する公式な調査を依然として行なっておりませんし、また文化館の収蔵庫は現役として十分機能しているとのことです。それでも文化館を廃止して収蔵品や機能を他の施設に移転させるというのであれば、県はまずそうした判断に至った客観的な根拠を県民に示す必要があります。また、他の施設に移転する場合であっても、①収蔵庫の拡充ないし新設、②人員の拡充(あわせて現在の文化館の学芸員・職員の雇用確保)、③寄贈者・寄託者および「友の会」など地元利用者への十分な配慮、④文化館問題を生じさせるに至ったこれまでの県の文化財行政の批判・反省と、その上に立った今後の明確な文化財行政ビジョンの構築、といったことが最低限の課題になるかと思います。まずは、検討委員会での議論を見守ります。
「死蔵」は大きな損失
京都市民
2011/02/23
琵琶湖文化館は多くの文化財を所蔵、保管をしておられます。さらに休館後に新たに寄託される文化財も少なくないと聞き及んでいます。 現在の状況からいえばこれらの文化財は、いわば「死蔵」というべきで文化的観点からは大きな損失と言わざるを得ません。県内外への各展覧会への積極的出展は当然のこと、たとえば大津市歴史博物館内に小スペースを確保して随時新規収蔵品を展示をするとか、さらに一定規模の団体には閉鎖中の施設での収蔵品の拝観を許可するということも考えられたらどうでしょうか。 ちなみにもし特別展観が許可されるのなら40人ほどの同好の士を引き連れてお伺いするつもりです。
文化財を無事に未来に引き継ぐために
京都府
2011/02/21
仏教美術の専門サイトである「観仏三昧」のblogに、滋賀県立琵琶湖文化館に関する新しい情報が掲載されている。毎日新聞の2月3日地方版記事を引く形で、「県は来年度に有識者による検討会を立ち上げ、収蔵品の移転に向け協議を始める。候補地は県立安土城考古博物館と県立近代美術館が有力で、来年度中に提言をまとめる」と伝えられた。昨春から文化館OBや学芸員を交えて、移転の課題や候補地の洗い出しを進めてきた結果のようであり、県教委の担当者も「施設の新設は財政的に厳しいが、近江の宝を再び鑑賞できる環境を取り戻したい」としているから、現場の意見を聞きながら実質的な問題解決に向けて一歩を踏み出すという姿勢なのだろう。まずは評価できる動きと捉えたい。その際は、「観仏三昧」さんも仰るとおり、収蔵庫の増設と職員の増員は必須です。収蔵している文化財を無事に未来に引き継ぐために、今後とも最善の努力を望みます。
滋賀の美術館にふさわしい施設を
 
2011/02/08
今月3日の『毎日新聞』は滋賀県が来年度、びわ湖文化館についての検討会を立ちあげ、収蔵品の移転に向けた協議を始めると報じました。同館HPには早速意見が寄せられています。いわく、現在の館を耐震補強して、再開館すればよい等。確かに私も休館当初は、県の仕打ちに憤りを感じたものです。ところが、休館後も文化館や県から絶えず発信されてくる考え方や姿勢は前向きで、県民として評価できるものでした。厳しい財政難の中で県が安土城博物館や近代美術館への「収蔵品移転」を考えておられるのだとすれば、いたし方ない選択なのかもしれないと考えるに至りました。私見ですが、これまでびわ湖文化館が収蔵作品を古美術として展示されてきた経緯等もふまえると、単独の新館建設が無理なら近代美術館への移転が次善策だと思います。その場合、館の名前は変更することが望ましいでしょう。ともかく、あせらずじっくり計画を練り、文化財の宝庫である滋賀の美術館にふさわしい保存や展示、研究、修理そのほか必要な施設を完備した新館建設を望みます。
立派な展示館を再整備されるよう
 
2011/02/03
今朝の「毎日」紙に琵琶湖文化館について、県が来年度に有識者による検討会を立ち上げ、収蔵品の移転に向け協議を始める旨報じられた。昨年、知事が御約束頂いた文化館再生の具体的第一歩につながる動きなのであろう。只、ソウデアレバ、何故に安土城考古館等への「移転」が予め有力視されているのか理解に苦しむ。移転と言はず新築や、文化館の耐震補強再開館等も選択肢となるべきように思うのだが、如何?。素人考えでは量りかねる色々な事情があるのであろう事は、何となく想像が付く。然し乍ら、最終的に「移転」の提言と成るにシテモ、最初は白紙から始めるのが会議の常道では勿かろうか。兎に角、県の担当者の言はれる如く、近江の宝を再び鑑賞できる環境を取り戻す為に、立派な展示館を再整備されるよう、有識者十賢人の大人の知恵に、期待して居ります。
隠れた文化館の殊勲プレーを
 
2011/02/02
「毎日」紙の琵琶湖文化館連載、今週は「両界曼荼羅図」で、仏教美術の御話しかと思いきや、中身は其の「修理」に就いて紹介する記事であつた。I学芸員の文は何時も意外性の高い内容と瑞々しい筆致によつて、大いに惹きつけられる。今回は特に又、意表を衝いた内容で驚かされました。琵琶湖文化館が所蔵される曼荼羅図が修理された時、同館では一つの挑戦を試みられたのだとゆう。其れは全国でも数例しか無い珍しい表装に仕立て上げる事。途絶えて仕舞うかも知れない表装の技術を、後世に伝えようとする意図も在り、其の挑戦に踏み切られたのだ!。文化館の決断で、途絶える惧れの在つたプロ技術が再び振るわれ、美術品と共に貴重な伝統技術が未来へと伝えられたのである。隠れた文化館の殊勲プレーを、さり気無く伝えた良い記事でした。今後も、修理の話題などを交えて執筆頂ける事を期待して居ります。
どうなっているのだろう?
 
2011/01/22
さいきん、びわこ文化館のウワサをきかないが、どうなっているのだろう?。なつかしい思いでのある場所なので、きになっている。HPをみると、いろいろやっているようなのだが、入り口は閉じたままだと聞いている。なんとかつぶさないで、また再開してもらえないものだろうか?。
「初音」を心待ちに
 
2011/01/20
今週火曜日の「毎日」紙に、久々の登場で琵琶湖文化館収蔵品を紹介する「淡海のたからもの」が掲載された。年末年始を挟んだ為と思われるが、実に待ちに待つた再開である。今回はU学芸員の「源氏物語図屏風」初音の巻だが、長く待つた甲斐があるつた、と思はせる程の快作だ。「源氏物語」の中でも古来新春を寿ぐに相応しい縁起物とされた「初音」の挿話は、明石の御方が離れて暮す愛娘に与えた「年月を松にひかれて経る人 今日鶯の初音聞かせよ」の和歌に由来するとゆう。実に意味深長な歌では無いか。我々県民も此迄、休館されて久しい琵琶湖文化館の復活を待つ年月を経てきた。昨年、知事閣下が九州で文化館の再生をお約束頂いた事は、光源氏が帝の御許しを得て京へ帰つた出来事に重なる。ソシテ今又、小生らは「初音」を心待ちにして居る。文化館の具体的な再生法に就いて、知事閣下が鶯の美声で謳い上げて下さる事こそ、県民にとつて芽出度き初音の訪れを意味しませう。春告鳥の声に乗つて、四月からの爽やかな新政策が聞こえます事を、固く信じて居ります。
何時迄も学び続けたい県民の期待に応え
 
2011/01/18
生涯学習が叫ばれてから久しいが、小生は矢張り人間は学ぶからコソ生き生きと居られるのだと信じて疑はぬ。琵琶湖文化館を応援して已まぬ理由も又、同館が常に県民へ新鮮な学びの機会と刺激を与えて呉れるからであると言える。文化館最新の「ブログ」は、次回の友の会見学会で訪問される予定の「津の観音さん」こと津観音大宝院を紹介した内容だ。その御本尊である阿弥陀如来様は、伊勢内宮の御祭神で在る天照大神の御本地として、「阿弥陀に参らねば片参宮」と称せられた仏とゆう。物知らずの小生は何時もソウシタ新知識を文化館ホームペエジから拾わせていただいて居る。先日は他の御方から文化館に「寄せられた御意見」 を見て、初めて「塗り残し技法」なる絵画制作技術を知り得たが、そうした別の文化館フアンから受ける刺激も貴重だ。今後共、何時迄も学び続けたい県民の付託に応え、肌理細かく教育的なホームペエジをお願い致します。
作品紹介ブログ
 
2011/01/14
びわ湖文化館の公式ブログにいつも注目していますが、とくに最新ブログである「雪景色」は勉強になりましたので、お便りします。今年は積雪が多く、雪の話題は身近なもの。安土で開催されている「四季の花に遊ぶ鳥」から、雪景色を描いた作品について紹介されています。山本梅逸が描いた「寒華傲雪図」なのですが、その絵の製作技法が変わっていて、絵具を用いて雪を描くのではなく、下地を『塗り残し』て白い雪を表現しているのだそうです。・・・それを読んで、学生時代に少しばかり絵を学んだ私は、セザンヌを思いおこさずにはいられません。セザンヌは白色を表現するのに、それまでおこなわれていなかった塗り残し技法を導入したと教わりました。その「ネガティブペインティング」技法が、実は江戸時代の日本で行われていたとは!。山本梅逸はたぶんセザンヌよりも前の時代の人ですよね。ネガティブペイントを創めたのは、実は日本人だったのでしょうか?。とても刺激的な文化館ブログ、最高デス。
引き続き滋賀県立琵琶湖文化館に注目を
京都府民
2011/01/07
昨年末のこと、「金剛輪寺下倉米銭下用帳(げぐらべいせんげようちょう)」の翻刻本を刊行したというニュースが流れた。中世寺院史や京極・六角氏の勢力研究、戦国期城郭研究などの上で非常に著名な史料であるが、完全な翻刻が存在せず、これまでは戦前期の古い刊本に頼らざるをえない状況にあったので、歴史学界の朗報と称しても過言ではない。しかも、それが地域の古文書教室で10年がかりで進められた翻刻であると聞き、驚くとともに賞賛したい。中世文書の解読は技術的に困難なものがあるが、滋賀県立琵琶湖文化館の井上ひろ美学芸員の指導があったとの報道で、納得が行く。地域での歴史研究を強力に支援することこそ、博物館学芸員に課せられた真の役割であろう。滋賀県立琵琶湖文化館は現在休館中で、学会や研究者はその動向を注視している。その琵琶湖文化館から、九州国立博物館での収蔵品公開に続き、次々に旺盛な活動の情報が流れてくるのは良い事である。2011年も、引き続き滋賀県立琵琶湖文化館を注目していきたい。
新文化館の実現を
 
2011/01/06
謹んで新年の御慶びを申し上げます。昨年は小生の注目する琵琶湖文化館が、九州国立博物館での名宝展示会で県内外から脚光を浴び、収蔵文化財の素晴らしさで全国の美術フアンを魅了致しました!。また、九州の地で知事閣下が「琵琶湖文化館の再生を御約束」と仰つて頂いた事は何よりも心強く、休館とゆう隧道の先に光る出口が示された喜びに湧きました。今年こそ愈々文化館の再生に向け、具体的な施策をお示し頂けるであろうと、期待も新たにして居ります。新時代に相応しき、新しい琵琶湖文化館が不死鳥の如く蘇つて来る姿が、目に浮かんで来るようです。近江の心である仏教文化財や郷土の書画に、今迄以上の親しみ易さと迫力ある演出の下で鑑賞出来る新文化館を実現して頂き度い。小生の初夢であります。
多くの人をひきつける魅力が存在
 
2010/09/23
「滋賀の文化財九州で高い評価」というニュースが流れました。九州国立博物館の館長さんが県庁を訪れ、休館中のびわ湖文化館の国宝などを展示する特別展を開催した報告をされたということです。同館長は知事さんに、「滋賀の文化財が多くの人から高い評価を受けた」ことを話されたようです。特別展には期間中、国内や海外から8万4000人を超える人が訪れたということで、滋賀の文化財には多くの人をひきつける魅力の存在することが証明されたと思います。九州館長は「琵琶湖文化館に限らず全国の博物館や美術館は財政難などで厳しい状況にあるが、貴重な文化財の魅力を、より多くの人に知ってもらえるように協力をしていきたい」とおっしゃられたとか。とてもありがたいことで、財政難のおりがら、今後とも国立博物館の強力なバックアップを、ひきつづき滋賀の博物館にいただけるとうれしいですね。
心からのエールを
大津市民
2010/09/21
九州に出張していたびわ湖文化館の名宝たちが、無事に「帰郷」したことが新聞紙上で報道されていました。わたしも先週、湖畔の散歩中に日本通運さんのトラックが数台文化館にとまっているのを目撃していましたので、あれだったんだな、と得心しました。何でもないようなことですが、美術品がちゃんと無事に役割を果たして帰ってきたということは、大事なこと。いつぞやの安土博物館での事故のようなことは、二度とおきてはなりません。はなやかな展覧会の陰で、美術品の輸送などの裏方仕事は、地味ながらとても重要な役割をはたしていると思います。びわ湖文化館でブログを担当されているあきつさんも、ブログを拝読すると陰から職場を支える方のようです。今回の「名宝展」でも、ずいぶん活躍されたことがうかがえました。いつもがんばるあきつさんに、心からのエールをお送りしたいとおもいます。
湖国の名宝達を見守る象徴的美術品として
 
2010/09/14
週末の新聞紙上に「文化館の壁画、存亡の危機」とゆう記事が載りました。件の壁画は杉本哲郎画伯の手に成る作品で、元は県立産業文化館に在つた物を移転したのだとゆう。確かに此れも近江の宝だ。先月、知事閣下が九州に於て琵琶湖文化館再生を御約束頂いた事は誠に以て有難い事。トコロが今回の記事に依ると、県は収蔵品に就いて別の展示、保存施設を確保する方針だとゆう。ならば、今の文化館は今後一体ドウなるのか。小生は必ずしも文化館の移転に反対はせぬが、脱殻と成つた文化館の建物が、壁画もろ共に破壊されて仕舞う事丈は、何としても認められませぬ。壁画「舎利供養」の存亡に就いて、作家の長男氏為らずとも大いに気掛かりです。此処は是非、新たな展示場所に文化館本体共々移転され、湖国の名宝達を見守る象徴的美術品として、永く伝えられん事を願います。
文化館の再生と学芸員の待遇に配慮を
京都府
2010/09/10
滋賀県立琵琶湖文化館の名宝展(於九州国立博物館)が終了した。私も観たが、同展を観るため、今回わざわざ九州を訪れた研究者は周囲に多かった。ネット上での情報によると、一般にも非常に評判が良かったようだ。会期終盤には滋賀県知事が会場で館長対談やギャラリートークをされ、盛り上がったともいう。これを基礎に、滋賀県として仏教美術の展示公開に本格的に取り組んでいただき、琵琶湖文化館の再生を果たしてもらいたい。ことに、展覧会を成功させた学芸員について、琵琶湖博物館並みの待遇をされるよう、特段の配慮が必要と存じます。
これからのびわ湖文化館に期待
大津市民
2010/09/09
とおく九州で滋賀ブランドの旋風をまきおこした「湖のくにの名宝展」が終了し、さっそくびわ湖文化館のHPがリニューアルされましたね!。「淡海のたから」をテーマにした、新しいトップページは美しく、びわ湖の湖面をイメージされたようなキラメキが美術品の写真とくみあわされて、これまで以上に魅力的にかんじます。ブログもあいかわらずの絶好調。次から次へと、ようやらはるなあ、すごいねと家族でうわさしています。さいきん、知事さまもびわ湖文化館の今後について明るいご発言をされていると聞いています。大津市民としても、とてもうれしいこと。これからのびわ湖文化館に、期待しています。
文化館の巻き起こす「風」に期待
 
2010/09/02
琵琶湖文化館の九州出張展示「湖の国の名宝展」も、残り僅かな日を残すバカリと成つた。様々な話題を県の内外に振り撒き、遠く九州の地で人々を魅了した。後世、記念碑的展示会で在つたと評される事、請け合いである。此の、奇跡の展示会を成功させた文化館の職員様並びに県当局、九州国立博物館様の御尽力に、改めて感謝致し度い。大いなる感動を与えて戴き、本当に有難う御座居ました。職員の皆様は暫く英気を養つて頂きたいのだが、今週の『毎日新聞』の連載を読むと、早くも次の御活躍が始まつて居るようだ。今回の記事で紹介された文化館の収蔵品「扶桑城郭志」が、既に県立安土城博物館で公開されて居るとゆう。流石は琵琶湖文化館、収蔵品の豊富さと素晴しさは全国的に群を抜いてをります。I学芸員の読み易い筆にイザナワレ、週末は安土博に出掛けて見ると致します。名宝と学芸員、二人三脚の御活躍は、暫く終わりそうに有りません。クレグレモ御自愛第一に、デモ文化館の巻き起こす爽やかな「風」に期待して居ります。
存続~復活はありうるのかどうか?
東京都民
2010/08/30
九博の陳列、7月末にみました。来週、後期をみにいくつもりです。文化館の照明も2000年代になってかなり改善されていましたが、さすがに九博はライティングがみごとで、とてもよかったです。さて、来年3月で琵琶湖文化館は開館50周年を迎えるので、「有形文化財の登録がなされるのかどうか?」を注視しております。「存続~復活はありうるのかどうか?」を推し量るバロメーターになるとおもうからです。安土城考古博物館の企画展示室は狭すぎるし、琵琶湖博物館は駅から遠すぎるので、打出浜での復活を熱望するのですが、文化財公開施設の認可を自ら取り下げておられると聞いていますし、もしも存続、復活するとしたら、駐車場を潰されたことも深刻な問題になるはずです。「土日だけでも県警の来庁者駐車場を利用できる」といった対応が取れるといいですね。
待ち望んで居た再生
 
2010/08/26
小生は此の処、琵琶湖文化館に就いての知事閣下の御発言に、感激覚めやらぬ毎日を過させて頂いてをります。九州国立博物館に於いて、「琵琶湖文化館の再生をお約束」「仏教文化を発信」すると仰つて頂いた御言葉は、正に小生等が待ち望んで居た物。御再選を契機に愈々琵琶湖文化館の再開をハツキリお約束戴いた事に、幾ら喜んでも喜びきれぬ位の感謝を感じて居ります。斯くなる上は、一日も早く、県民に対し再生プランを明らかにして頂きたい。何卒宜敷く御願い申し上げます。尚々、米国の美術館にも琵琶湖文化館の文化財が貸し出されるとゆう。再生の祝砲打ち上がる、誠に目出鯛限りです。
文化館の発展的再生への舵取りを
 
2010/08/24
日曜日の『毎日新聞』に、九州で開催中のびわ湖文化館展「湖の国の名宝展」好評だという現地取材記事が掲載されいました。文化館のHPには、地元九州の方からも展覧会について高評価が寄せられ、展示を見て滋賀の寺院を訪れたくなったというご感想も寄せられていますね。注目の嘉田知事と九州国博館長との対談内容について報道では、「文化館をいったん閉めると決断したが、これは次へのステップ。」という知事のご発言が紹介されています。知事としての責任をもち『1000年の仏教文化』を発信していく、というご決意はさらに素晴らしいことです。さすがは学芸員知事。文化への高いご見識はさすがであり、びわ湖文化館を通した仏教文化発信へのご決意には、重みと迫力を感じます。びわ湖文化館の発展的再生への舵取りを、大いに期待申し上げております。
福岡県北九州市に住み、古代史に興味を持つ者です。
北九州市民
2010/08/23
先日、九州国立博物館で開催中の「―最澄がつないだ近江と太宰府― 湖の国の名宝展」を鑑賞してまいりました。九博の文化交流展示室のうち、2室での展示ということで規模は小さいのだろうと当初は思っていましたが、実際は展示品ひとつひとつが見ごたえがあり、それぞれを近くで見ることができたため、大変充実した時間を過ごすことができました。 図録も、もちろん購入させていただき、繰り返し見ています。滋賀県を訪ね機械があれば参詣したいお寺が増えました。 とても嬉しく思います。今回の九博での展示にあたって多くのご苦労があったことと拝察いたしますが、ありがとうございました。 *今回の展示について、わたくしのブログ記事で、ささやかですがご紹介させていただきました。 http://blog.goo.ne.jp/kakitutei/e/34a31a5cb2eabab47967c4b5a4892463
滋賀の魅力発信の「奥の手」
 
2010/08/19
九州国立博物館のH.P.で、おもしろい企画を知りました。きたる8月21日(土)に九州国博館長と知事とが対談をされるそうですね。さらに第2部では、びわ湖文化館の収蔵品展「湖の国の名宝」を開催中の展示室で、「ギャラリートーク 嘉田知事の一日学芸員」がおこなわれるという。いたって素直に、これは楽しい企画とおもいます。知事が学芸員でおられたことは周知の事実でありながら、「一日学芸員」として活躍いただくという思いきった発想は、これまでになかったのでは?。まさに滋賀の魅力発信の「奥の手」というべき方策。仕掛け人の発想が豊かなのか、もしくは知事ご本人のサービス精神の現われか?。いずれにせよそれ以上のトップセールスはないでしょう。ちまたでは「仏像ガール」のような素人さんが学芸員のまねごとをして人気ですが、知事こそは本物の学芸員さんなのです。これからはぜひ、県内外の博物館で知事の「一日学芸員」が見てみたいです。
名宝展、協働で創作された図録のあり方に
 
2010/08/9
滋賀県立琵琶湖文化館の収蔵品による九州国立博物館「湖の国の名宝」展を見学しました。同館の国宝や重要文化財を久しぶりにまとめて観覧できる貴重な機会であったと同時に、展示図録の素晴らしさを高く評価したいと思います。同館の図録はこれまで特別展のものが中心で、収蔵品を学術的に解説した図録はなかったように思います。ですから、収蔵品の写真と解説が纏まっただけでも貴重な上に、今回のものはデザイン的にもきわだって工夫されていて、日本の博物館展示図録の中でも画期的なものではないでしょうか。すなわち、展示作品の写真のみならず、作品の伝来環境が理解できるような寺院の境内風景などが、巧みに組み合わされております。それもイメージ的な示し方で、洒落た感覚に唸らされました。九博と琵琶湖文化館の学芸員が協働で創作されたこの図録に、これからの博物館のあり方が示されているように思います。
ムーブメントの象徴に
守山市民
2010/08/07
先週の「毎日新聞」で、琵琶湖文化館の館蔵する「琵琶湖図」を紹介していました。江戸時代の琵琶湖のほとりをゆく、朝鮮通信使が描かれている絵。とても大事なものと思います。滋賀県の美しさや国際性が表現され、「びわ湖を世界遺産に」というムーブメントの象徴になるのではないでしょうか?。琵琶湖文化館には雨森芳洲の作品もあると聞きました。県はそうした大切な文化財を守り、もっと活かしてほしいと願います。
白テープを剥がしてよみがえることを
大津市民
2010/08/4
JR膳所駅のホームで、あることに気づきました。ホームには駅名表示板とならんで、「名所案内表示板」がかかげられています。表示板にはむかしから義仲寺、竜が丘俳人墓地などとならんで、「びわこ文化館」の文字が書かれていたのですが、その部分だけに白いテープを貼っておおいかくしてあることに気づいたのです。それを見てわたしは、かなしいような、さみしいような気持ちになりました。でも、まだテープ貼りにとどめられているのは幸いなのかもしれません。びわこ文化館が復活したあかつきには、テープをはがしたらよいだけなのですから。なるべく早い時期に、白テープを剥がして文化館がよみがえることを、心から祈念いたします。
扁額を仰ぎ見る日の訪れを
 
2010/08/04
びわ湖文化館の学芸員さんが担当されている『毎日新聞』の連載「淡海のたからもの」の最新記事は、扁額「開物成務」。かつてびわ湖文化館に入館した来館者をお出迎えしていた1枚の額が主役でした。そういえば、かつて学芸員さんの説明をうけて仰ぎみたような記憶があります。「人々の知識を開き、世の中の事業を達成させる」という意味があるそうです。じつに県立博物館の入り口にふさわしい揮ごうですね。しかしながら、もとは1948年に開館した県立産業文化館の入り口にかかっていたことが写真入りで説明されており、数奇な運命をたどった額のようです。産業文化館は文化館の前身。扁額とともに県立博物館の歴史は移り変わり、今は休館中です。次にこの額が来館者を迎える日は、いつやってくるのでしょうか?。一日も早くびわ湖文化館が再開され、晴れやかにこの扁額を仰ぎ見る日の訪れを、心待ちにしております。
文化の薫り高いまちづくりを
大津市民
2010/07/28
知事さまはご存知だとおもいますが、びわこ文化館や滋賀会館、武徳殿といった歴史的に価値のある公共建物を、文化財に登録して守ろうという運動をはじめられた県議さんがおられます。県庁の周辺は「京町問題」などといわれるほど寂しい状態ですが、歴史ある公共財がたくさん眠っている場所でもあります。中心市街を活性化し、かつての賑わいをとりもどすためには、ぜひとも県庁さんの力で文化財を利用し、文化の薫り高いまちづくりをしていただく必要があると、わたしたちも思います。そぞろ歩きしてわくわくするような、すてきな京町、打出浜を夢みています。
大事な文化館の役割を
 
2010/07/28
東近江市の永源寺で火災、のニユースに、緊張が走りました!。庫裏を焼いたが文化財は無事であつたとゆうので、先ずは胸を撫で下ろした。文化財は琵琶湖文化館等に預けてあつたから無事だつたのではなかろうか。斯うゆう時にも、矢張り文化館や県内博物館の役割の大きさを感ぜずには居られぬ。文化財は其れが本来在るべき場所に在るのが一番良いと思うが、圧倒的に木造家屋が多い我が国の建築事業の中では、信頼すべき地域の博物館に預託することが次善の策として考えられる。琵琶湖文化館のような実績ある館には、社寺からの信頼も厚いであろう。文化館は防犯のみならず、防火上の「駆け込み寺」でもあることが想像できます。斯くも大事な文化館の役割を、今後もシツカリ守つて戴きたく願います。
アンフェア
 
2010/07/28
九州国立博物館でのびわ湖文化館収蔵品展示が好評だそうです。1ヶ月で2万人を超える入館者数だと『京都新聞』が報じました。休館前で一番入館者がおちこんだ、2003年度文化館の年間最低入館者数を、わずかな期間で上回ったことになります。そのことは、お金のかけ方や宣伝のやり方次第で、入館者数の増減は何とでもなるという事実を、雄弁に証明したのではないでしょうか。県の進めた「公の施設の見直し」は、費用対効果や施設の公共性・貴重性をひとまずおいて、施設の新旧や年間入館者の実数といった現状の「わかりやすい」指標のみで博物館を評価したものです。そんな評価方法ならば、施設も予算も大規模な新設博物館が、もっぱら高い評価を受けるのにきまっています。アンフェアとしかいいようがありません。現実に、他県で文化館展が大人気を博しているという事実は、県内でもカネとヒトのつけ方しだいで文化館展示の入館者を増やすことが可能だということです。九州国博からそれらのノウハウについても学ぶべきです。
今のままでは宝の持ちぐされ。もったいないです。
 
2010/07/20
週末を大津市のなぎさ公園ですごしました。かつて殺風景そのものだったコンクリート護岸が水辺に親しめる場所に姿をかえていました。打出浜の方面にもびわこホールやオープンカフェなどができて、すばらしいいこいの場になっており、ひさしぶりに行って目をみはる思いです。それにつけても、びわこ文化館の沈黙が、わたしには寂しい。かつては文化館をめあてに大津市に行き、思い出も数多くあります。びわこ文化館は老朽化したというけれども、中の展示品が老朽化したわけではないです。九州の展示のすばらしさを見て、やっぱり問題は文化館にきちんと「手入れ」をしてこなかった県の問題と感じました。財政難といいますが、県の財政が悪くなる前から、長期的な展望をもって時代にふさわしいリニューアルを施しておけば、今のようにはならなかったと思います。とにかく今のままでは宝の持ちぐされ。もったいないです。
シツカリ滋賀県が守つて下さい
 
2010/07/16
本日の「毎日」紙に於ける琵琶湖文化館連載「湖の国の名宝展」のお題は、国宝・金銀鍍透彫華籠。華籠を「けこ」と読むと判り辛いが、「はなかご」と読んで初めて得心が行つた。執筆者は何と、東京国立博物館教育普及室長の伊藤信二氏。天下の東京国立博物館の学芸員さんが登場である。琵琶湖文化館の文化財が、如何に全国的な注目を浴びて居るか良く解る。次の「文化館名宝展」は、ヒヨツとしたら東博で開催されるのあろうか。考えて見たら、国宝のある博物館が県内に幾つあるダロウ?。恐らくは、琵琶湖文化館と、彦根屏風のある彦根博物館の2館丈なのでは無いだろうか。国宝が複数ある館を探せば、其れこそ琵琶湖文化館以外には存在しないだろう。新発の宗教系美術館が世界中からコレクシヨンを集めても、国宝丈は簡単に入手できないで居る。改めて、国宝を収蔵して居る博物館の偉大さ、大切さを知る事である。琵琶湖文化館の国宝は決して他博物館へ流出させず、シツカリ滋賀県が守つて行って下さい。
滋賀の博物館を活性化してください
 
2010/07/13
まずは2期目の滋賀県知事ご当選、おめでとうございます。選挙戦で示されたマニュフェスト「もったいないプラス」などを拝見しておりますと、知事は2期目の県政運営の中で文化・文化財行政に「誇りをプラス」することを公約されています。私たち文化を愛する県民は、その公約が十分に実行されるよう、大いに期待しております。1期目はびわ湖文化館の休館や滋賀会館・文芸会館の廃館など、正直文化振興のうえで残念なできごとが多くありました。今、びわ湖文化館の豊富な収蔵品が九州国立博物館で脚光をあび、改めて滋賀県民の心をゆさぶっています。「世界に誇る近江の文化を、大切に次世代にひきつがなければ、もったいない」ということに、ようやくみんな気づき始めたのだと思います。この機会をのがさず、びわ湖文化館を再生し、滋賀の博物館を活性化してください。滋賀の誇りである文化財やびわ湖文化館を輝かせることは、財政措置を含めた知事のリードいかんにかかっていると思います。どうかよろしくお願いします。
九州博物館を、徹底的に応援して居ります
 
2010/07/10
昨日は「九州国立博物館で国宝の毀損事故発生」とゆうニユースに衝撃を受けました。現在同館では琵琶湖文化館収蔵品展を開催中であり、心配致しました。事故は文化館収蔵品とは全く関係のない藤ノ木古墳出土品と判り、ホツト胸を撫で下ろして居ります。九州国立博物館当局には、是を機にヨリ一層の安全管理に努められ、名宝展終了まで万全の取扱いを期して戴きたいと願う。九州国立博物館にも琵琶湖文化館同様に、優れた学芸員さんが居られる。特に小生が「毎日」紙の連載でフアンに成ったのが「丸山猶計氏」である。今週の名宝展記事は氏の筆になる、寂室元光墨蹟「越溪」。切れの良い端的な文章で、書の魅力を巧みに伝え秀逸だ。氏は当該作品を「文藻豊かな名品」と讃えたが、小生には氏の解説も又、深い教養を感じさせ「文藻豊か」に感じる。文化館のI氏も名文家だが、少し其れに似た印象で好感が持てた。九州の諸君は事故を反省しつつも、萎縮せずに頑張つて欲しい。小生は文化館同様に、文化館に手を差し伸べて呉れた九州博物館を、徹底的に応援して居ります。
地道な活動を
 
2010/06/22
今、ちょっとした「びわ湖文化館ブーム」です。新聞各紙やテレビニュースなどで、偶然に文化館関係の報道を目にすることが多い。それは何より九州国立博物館で始まった「湖の国の名宝展」が注目を集めているからなのでしょう。注目はうれしいことですが、それゆえブームが過ぎ去ると、ふたたび文化館のことが忘れさられはしないかと、少し心配になます。そうした目で今朝の『毎日新聞』に目を通すと、びわ湖文化館の連載「淡海のたからもの」で新鮮な出会いがありました。「文秀女王墨跡2幅」と題された今朝の一品は、皇族出身の尼公が書かれたご染筆です。「文秀女王」といわれてもピンとこない人物ですが、写真版でみる書は墨痕鮮やかで淀みなく、とても惹きつけられました。文化館にはこんな作品もあったのか、と改めて驚かされます。国宝や重文、「名宝」だけじゃない文化館。仮に報道ブームが去っても、こうした地道な収蔵品紹介はいつまでも輝きを失わないと思いました。これからもひとつひとつの博物館資料を大事に、活動していただきたいです。
名宝展でみた「近江のこころ」
 
2010/06/21
びわこ文化館の収蔵品を九州国立博物館展示している「湖の国の名宝展」を見に、私も行ってきました。文化交流展示室の中で、ひときわスポットライトを浴びて輝く滋賀の名宝たちは、いずれも美しく、県民としてとてもほこらしい思いがしました。それに、守山市あたりから見た、琵琶湖のむこうに見上げる比叡山の大写真パネルに感動しました。「近江のこころ」を象徴されたものと思います。併催の写真展でも滋賀の美しい風景が紹介されていて、すばらしいと思いました。名宝展というと、国宝とか重要文化財といった品物だけ持ってきて「特別に見せてあげる」という傾向が強い中で、名宝の背後にある滋賀県の風土まで伝えようとする展覧会は、もしかすると初めてなのではないでしょうか。展示図録にもそうした試みが良くあらわれていました。とにかく、びわこ文化館と九州国立博物館のご努力で、今までにない画期的な展覧会になっています。感動!。
「湖の国の名宝」連載、日韓文化交流の証人、九州で脚光
 
2010/06/18
今週の「湖の国の名宝」連載は、被帽地蔵菩薩像とゆう珍品の紹介であつた。東近江市の寺院に伝わつた品物らしいが、失礼ながら寺の名前を聞いてもピンと来ない。恐らく大寺院の所蔵には非ずして、防犯上の理由等から琵琶湖文化館に預けられた品なのでは無かろうか。近江の文化財には斯うした例が非常に多く思う。神社や仏堂等、特定の檀家を持たぬ宗教施設や其の文化財は、村全体で守つて来た伝統が有るものの、最近ではソウシタ仕組みが誠に危ういのである。改めて文化館の持つ「文化財駆け込み寺」としての役割に思いを致したい。又、帽子をお被りになつた地蔵様は、朝鮮画の影響を受けて我が国で描かれたとゆう。日韓文化交流の証人だ。琵琶湖文化館が地道な調査に因つて斯くなる貴重な文化財を見出し、保護し、其れが今正に、日韓交流の中心地である九州で脚光を浴びて居る事は、実に素晴しい。博物館とは、実に斯く在るべきぞ!。
九州国立博物館へ行ってまいりました!
 
2010/06/14
週末、九州国立博物館へ行ってまいりました!。おめあてはもちろん、びわ湖文化館の開館50年記念行事「湖の国の名宝展」鑑賞です。わたしははじめて九州国博へうかがいましたが、まずは建物の立派なのにビックリでした。さらに、展示会の会場にも圧倒されました!。展示室の暗がりのなかで、light upされる仏像の荘厳な姿。じっとみつめていると、仏様が目前に飛び出して来られるようで、ものすごい迫力を感じました。工芸美術の展示方法などにも、とても洒落た感覚が活かされています。他にも見どころがいっぱいで、今でも興奮がさめないくらいです。もういちど行きたいと思えるほど、素敵な名宝展でした。この行事を創りあげてくださった、びわ湖文化館と九州国博のみなさんに、心から感謝します。
敢えて一言
 
2010/06/12
木曜日の「毎日」紙、滋賀版の第22面は広告を除いて全面が九州国立博物館での琵琶湖文化館収蔵品「湖の国の名宝展」の報道で埋め尽くされた。今朝の「読売」紙にも遠く離れた福岡での展覧会開会の様子が、大きな写真入りで報道された。記者を特派されたのであろうか。同館の「ブログ」に拠ると、此の展覧会は「報道各社に共催や後援の依頼をしておりません」との事。で、あるにも拘らず、此処迄の扱いをマスコミ各社がするのは、其れが県民の声を背景にして居るからだ。琵琶湖文化館の頑張りは、県民皆が知る所にして、県民の多くが応援して居る。其の事を県当局には改めて認識して頂きたい。念願の名宝展開催に素より水を差す積りは無いが、敢えて一言申し上げ度いのだ。
最古の土偶=縄文ヴィーナス
 
2010/06/11

このところ、滋賀発の文化財や考古学のニュースが大きな話題となっていますね。永源寺の遺跡から出土した、最古の土偶=縄文ヴィーナスには目をみはりました。それも、たんに考古学資料としての発見というだけでなく、女性美をストレートに表現した健康的な造形がみごとで、芸術としてもたいへんすぐれています。国宝級の美術品として保存、展示するべきものでしょう。こんなときにびわ湖文化館が休館しているのは、やっぱりおしまれます。びわ湖文化館といえば、「湖の国の名宝展」が九州国立博物館で開かれるというので、そちらも土偶と並んで、全国的に大きな話題になっています。素人的には、「縄文ヴィーナス」も九州で展示したらよいのにな、と思いますが、スケジュール的に無理なのでしょうか?。

   ※ 東近江市、相谷熊原遺跡出土の土偶ほか出土遺物(実物)の展示公開 は、地元を中心に9月12日まで、
     順次公開の予定です 【詳しくはコチラ http://www.shiga-bunkazai.jp/event/kokuchi/aidani.html 】

琵琶湖文化館の活躍を応援する声が
 
2010/06/08
先日、毎日放送テレビにて、琵琶湖文化館について報じられて居ました!。何時ぞやのA放送での報道は些か嫌味交じりであつたが、今回の内容は文化館の頑張りや県の取り組み、更には九州国立博物館の心からの支援を正当に取り上げた物と言え、好感が持てました!!。新聞各紙でも九州での展示の事を揃つて伝えてをり、琵琶湖文化館の活躍を応援する声が、今や世論の大部分を占めて来た事が明らかである。琵琶湖文化館を如何に蘇えらせるかに就いては、最早次期県政の重要課題の一とゆうて宜しからん。知事閣下並びに県当局の、次なる一手に期待して居ります。
近江の仏教文化の素晴しさ、滋賀県民の誇りとして
 
2010/06/02
昨日の「京都」紙に、「収蔵品106点移送、過去最大」の活字が躍りました!。琵琶湖文化館の収蔵品が、愈々九州へと旅立つ事を報じた記事でアリマス。記事はカラー写真入りで、文化館フアンには御馴染の、洞照寺阿弥陀如来座像が今正に「梱包」されようとする瞬間を捉えた物。琵琶湖・九州両館の学芸員ら関係者の緊張感がヒシヒシと伝わつて来る写真だ。小生としても、琵琶湖文化館の名宝がドウカ安全に九州へ運ばれ、日本中の注目を浴びて後、無事に凱旋して来る事を心から祈らずには居られぬ。ソシテ、近江の仏教文化の素晴しさが、九州の皆さんを魅了すると共に、滋賀県民の誇りとして改めて我々県民一人一人の心に印象付けられる事を、祈念せずには居られない。万感の思いを籠めて、名宝達の「征途」を見守り度いと思う。
積極的な情報発信を
 
2010/05/26
最近、新聞やテレビ等のメディアで、滋賀県立琵琶湖文化館の話題を目にする機会が多くなりました。中には必ずしも同館の現状に肯定的でない立場の報道もありましたが、九州国立博物館での収蔵品展覧会や、それに向けて取り組む学芸員の奮闘などについて、好意的に取り上げた内容がほとんどのように思います。主として同館HPを通して情報収集するしかなかった他府県在住者にとって、こうした傾向は歓迎すべき傾向です。全国、在阪ネットが滋賀県のことを注目していることは貴県行政にとって絶好のPRチャンスのはずですから、これを機会にもっと積極的な情報発信をするべきでしょう。
文化館の強い応援団
 
2010/05/22
琵琶湖文化館友の会の企画した講演会の記事が「読売」紙に掲載されてありました。文化館本体の企画ならぬ、友の会の企画が大新聞に写真入りで紹介されるトハ、ヤハリ文化館は世間の注目を浴びているのだとゆう証明で在ります。中身も、九州国立博物館の学芸員さんが講演なされたとゆう話題。コレマタ態々九州から文化館の為に来て下さる国の学芸員さんの御熱心さ、文化館を声援しようとゆう熱いお気持ちに対し、県民の一人として感謝の言葉が有りません。友の会に、九州国立博物館の皆さん。琵琶湖文化館には、何と強い応援団が在る事か。今朝、高島の「川端」が国の文化財に成つたとゆう御目出度いニユースが流れたが、川端も文化館も、守る人があつてこそ初めて子孫に受け継いで行く事が叶うのです。今こそ県民皆の力で、琵琶湖文化館や近江の文化財を守る運動を成すべき時節と心得ます。
大いに盛り上げて
 
2010/05/22
九州国立博物館で開かれるびわこ文化館の出張展示「湖のくにの名宝展」のことが、新聞などでたびたび取り上げられ、目をみはっております。休館したあとも各地の文化財をまもるため、いろいろな活動をされてきたことが報じられてきたびわこ文化館。その文化館にいよいよスポットライトがあてられる時がきたのだな、と喜んでいます。この決断をされた嘉田知事さんも偉いな、と思います。この夏、ひとつの楽しみができました。びわこブランドの発信として、大いに盛り上げてください。
面白そうなタイトルがめじろおし
 
2010/05/17
びわ湖文化館と県教育委員会が共催される「打出のコズチ」講座の案内が新聞にでていました。もちろん文化館HPにもでています。近江の文化財をめぐる最新の話題を、同館学芸員さんたち現場の方が講師話される内容で、わたしも参加したことがあります。そのときの印象は、写真を活用してたのしくわかりやすく、とても上手に説明いただき有益でした。今年も九州国立博物館展関係の話題など面白そうなタイトルがめじろおしで、ぜひ参加したいなと思っています。なお、できることなら同講座の中だけにかぎりませんが、嘉田知事さんを講師に「文化財・文化館への思い」を語っていただく講演会を企画いただければさいわいです。むずかしいかもしれませんが、期待しています。
期待感高まる
 
2010/05/15
今週の「毎日」紙に於ける琵琶湖文化館の連載記事、淡海のたからもの、湖の国の名宝展共に絶好調であつた。U学芸員による曾我しよう白「比叡山図」は円山応挙の存在と対比してしよう白の画業を浮き彫りにし、ソウシタ中でしょう白唯一の写生画である「比叡山図」を高評価した快作。I学芸員の西明寺経は一般に馴染薄い半島制作の「高麗経」の逸品について、親しみ易く紹介した、此れ又快作。アジヤ文化の入口である九州大宰府に於いて、「高麗経」の名品が公開される事は誠にもつてスバラシイ事です!。館ホームペエジでも益々名宝展の話題が豊富に伝えられる様になり、期待感が愈々高まつて来る一方でアリマス。頑張れ、琵琶湖文化館!。
「近江の宝」 番組の不見識について、はなはだ遺憾
 
2010/05/12
先週の金曜日、全国ネットの「スーパーモーニング」というテレビ番組でびわ湖文化館を映しながら、ハコモノ批判を展開していました。的はずれもはなはだしいですね。コメンテーターが「ろくろく展示するものがないのにムダな博物館をたくさん建ててきた」とか意見していましたが、滋賀県の博物館はどれも豊富な美術品や文化財、民俗資料などを基礎につくられ、世界にほこるべき近江の宝です。ましてびわ湖文化館は県民の寄付で建てられ国立博物館級の収蔵品を擁する、「びわ湖の顔」。休館措置にいたる検討の過程でも、知事さんや県の職員さんたちは財政難のなかでやむをえず、断腸のおもいで決断されたのだろうということは容易に想像できます。そうした滋賀県民の思いがいっぱい詰まった文化館を、「行政が考えなしに作った奇抜なハコモノ」と決め付けた番組の不見識については、はなはだ遺憾です。もしもキー局に滋賀県民の怒りを受け止める誠意があるなら、不勉強のお詫びのしるしとして、九州国立博物館での「湖の名宝展」を全国ネットで大きく紹介するべきでしょう。びわ湖文化館、近代美術館、びわ湖博物館。われわれ滋賀県民は、いずれも必要です。
(ご意見は続きますが、以下「文字化け」してしまっておりますので、削除させていただきました。)
某テレビ放送の番組
 
2010/05/11
先日、某テレビ放送の番組を見て居たら、琵琶湖文化館の事を取り上げていたので、テレビにカジリ付いて見たのだが、内容は期待に反して甚だ残念な物であつた。京都府にある「私の仕事館」なぞと一緒くたに、文化館の事を「箱物」呼ばわりして居て不愉快千万で有つた。50年の歴史と実績に裏づけられ、我が国有数の文化財を収蔵する文化館を以つて、バブル時代に粗製濫造された其処いらの「箱物」博物館を代表させようとは、何たる不勉強、不見識。コメンテーター氏の「まだ物が残つているのか。預かり物は返せば良い」とゆうが如き発言にも、怒り心頭である。県内の寺社は盗難続発の折柄、文化財を返されても困るのだ。県当局も財政難の中、一度は休館の措置を取つたが、九州での出張展示等を企画して今後の文化館の在り方を懸命に模索して居る。ソウシタ現場の努力や県民の声をロクロク取材もせずして、批判ありきの箱物批判をした某放送局は許し難し。県としても断固某局に抗議されん事を求めます。
さらに充実した情報提供を期待
 
2010/05/06
先月末に、びわ湖文化館のHPアクセス件数が、20万アクセスを突破しました。私は残念ながら20万人目にはなれませんでしたが、いつも同館のHPを注目している1人として、本当にうれしいことです。心からおめでとうございます。少し調べてみましたところ、現在のところ近代美術館が31万、安土城博物館が29万アクセスですから、ほぼそれらに匹てきする人気HPだということです。びわ湖文化館が休館中だということを計算に入れて考えれば、これは本当にすごいことだと思うのです。これもひとえに、同館スタッフによるきめ細かなHP運営の成果というべきでしょう。これまでの素晴しい運営に改めて賛辞をお送りするとともに、九州での特別展に向けて、さらに充実した情報提供を期待しております。
財政悪化の責任を、文化館自体に擦り付けてはナリマセヌ
 
2010/05/02
先日の「毎日」紙連載の「湖の国の名宝展」を拝読致しました。U学芸員の筆になる、「国宝六道絵」の解説で、何時も乍ら流暢な書き振りに引き込まれる。絵巻を思わせるような美しい画面の中に、地獄よりも恐ろしい人生の苦しみが描かれて居るとゆう、実に深い御指摘に戦慄を感じました!。翻つて今、琵琶湖文化館其の物が「此の世の苦しみ」に捕われて居ます。大体、文化施設の研究員や学芸員が、休館とか廃館とかゆう低レベルの危機に曝され四苦八苦するなぞ、論外且つ最低の事態。政治や行政が其れを何処マデモ護り抜くのが常識、で在ります。県当局は、モウスコシシツカリシテホシイ。財政悪化の責任を、文化館自体に擦り付けてはナリマセヌぞ。
ブログは、市民と休館中の文化館を結ぶたいせつな「絆」
 
2010/04/27
このところ、新聞やTVNewsに、びわこ文化館の話題をよく見かけます。先日も朝日新聞の1面に関係の記事が掲載されて、おどろきました。でも、わたしはそれ以上に、びわこ文化館自身(?)から発信されてくる新鮮な情報にいつも注目しています。HPの、とくにブログはひんぱんに更新され、しかも内容が充実しています。最近も、あきつクンといわれる職員さん(?)が展示会の裏側や講座の新情報などを書いておられ、日々忙しいびわこ文化館のactiveな一面をのぞかせてくださいます。文化館の近くを通っても中へは入れませんし、建物を見ているだけではますます市民から遠い存在になっていくような寂しさを覚えています。そんな中で、いつも熱く語ってくださるあきつクンのブログは、市民と休館中の文化館を結ぶたいせつな「絆」です。これからも、どうかがんばってくださいね。
事業仕分け「事業規模の拡充」
彦根市民
2010/04/27
琵琶湖文化館について、滋賀県には依然として廃止方針の再検討に応じていただけておらず、甚だ遺憾に存じます。ところで昨日、事業仕分けにおいて国立美術館と国立文化財機構による美術品・文化財収集事業につき、「事業規模の拡充」という結論が出されました。これは、あらゆる公共事業を一律に縮減・廃止ベースで考えるのではなく、縮減すべき事業と維持・拡大すべき事業を明確に分けるべきという判断を、政府が示したものと言えるでしょう。そして文化財の収集と保存・公開事業は、大局的に見て維持・拡大すべき事業であるのは明らかです。滋賀県におかれましても、ひとたび掲げた廃止方針に固執するのではなく、地元の民意や社会全般の状況を見据えながら、琵琶湖文化館の廃止について柔軟に再検討し、県の文化財行政の展望を明示していただきたく、切にお願い申上げます。
文化館再開の高らかな号令を
 
2010/04/19
今朝のNHK、昨日の「朝日」紙、一昨日の「毎日」紙と、大マスコミに琵琶湖文化館の話題が目白押しで、イヨイヨ文化館を応援する声が、全国版の流れに変じて来て居ることを感じる。平成19年度末、県当局が専ら財政的な理由から文化館の休館を決断された事は、今と成つては過去の事。其の後の世論は、明らかに同館の復活再開を望んで居る様に思われますが、如何か。「毎日」紙のオピニオンに掲載された文化館I学芸員の屈託のない笑顔とサワヤカなコメントに就いて、知事閣下はドウ御覧になられましたか。行政改革委員会に休館だとか廃館だとか好き勝手な事を言はれながら、現場の学芸員はぐつと堪えて持ち場を守つて居るのです。その姿は最早公のものであり、マスコミは彼らを本気で後押しして居ります。時流を読まず単純な削減や統廃合を一本槍に振りかざす丈の遣り口は、真の改革とは無縁の物。今夏以降の然るべき時期に於いて、知事閣下の御英断による文化館再開の高らかな号令の聞かれます事を、心より愉しみにして待つ事と致します。
学芸員や館活動にもっと光をあてて
 
2010/04/18
今朝配達の『朝日新聞』の1面に、「国宝・重文お蔵入り」と題して、びわ湖文化館や滋賀会館などを含む全国公立文化施設のピンチについて報道されて、たいへん目をひきました。これを見てびっくりした人も多いでしょうが、かねてからその問題に注目してきた多くの県民には「今さら何を改めて」、という気持ちもあります。『毎日新聞』や『京都新聞』など他の各紙は、つね日ごろからびわ湖文化館の現状を報じ県民の声を伝える役割をはたしておられます。先日も『毎日新聞』に同文化館の学芸員へのインタビューが掲載されていましたが、その中で学芸員は「他の施設での展示▽他館への収蔵品貸し出し▽文化財講座の開催▽調査--など、これまで通り」盛んに活動していることを述べていて、そのことはとても大事です。今回の『朝日』の記事でも、文化庁の課長が「熱心で優秀な学芸員が一人いれば」博物館は変わると指摘している。マスコミは旧廃館といううわべだけでなく、学芸員や館活動の実際にもっと光をあててほしい。
その明るさでがんばってください!
 
2010/04/17
今朝の新聞に、びわこ文化館学芸員さんへの大きなインタビュー記事が載っていました。わたしたちから寄せました意見についても、しっかり受け止めていただいていることをおっしゃっていただいて、うれしいことです。また、休館中という逆境のなかにありながら、弱音をはいたり怒りをあらわにしたりせず、明るく前向きにお仕事にとりくんでおられる姿勢がさわやかで素晴らしく感じました。九州国立博物館での大きな展示会のことも「休館中だからこそできる」という趣旨のポジティブ思考。たしかに、レギュラーの展示品は休館でもしていない限り他所にはもっていけませんよね。逆転の思想、とでもいうのでしょうか?。びわこ文化館を背景に、満面のえがおの写真をみながら、お名前のとおりに広い海(湖)のような大らかで豊かな知性を思いうかべました。これからも、その明るさでがんばってください!。
びわ湖文化館を応援するためだけに
 
2010/04/16
毎日新聞』にびわ湖文化館「湖の国の名宝展」コーナーが生まれ、昨日の第2回連載はわたしの好きな曽我しょう白の「楼閣山水図」でした。カラー写真入りで楽しく読ませていただきましたが、よく考えるとこれはすごいことです。滋賀や京都、ときには大阪あたりの大きな美術館で、当該の新聞社が主催している展覧会出品作をこのように連載で紹介することは、ままあります。でも、九州でおこなわれる展覧会の出品作品をこのように大きくとりあげることはふつうには考えられません。毎日新聞社が主催者ならそのことも注記されるでしょうが、どこを見てもそうは書かれていないのです。つまり、おそらく『毎日新聞』はびわ湖文化館を応援するためだけにこの連載をうってきたとしか思えません。だから、すごいことだと思うのです。他の新聞各社も、同館のがんばりにエールを送っています。それだけ同館の活躍が、人の目をひきつけているのです。わたしも九州へ、楼閣山水図を見に行きたくなってきました。
滋賀県のイメージ戦略を
 
2010/04/13
先週の木曜日から、「毎日」紙に新たなる連載『湖の国の名宝展』が始まりました!。琵琶湖文化館の学芸員さんが執筆を担当し、九州国立博物館にてお披露目される名宝の数々を、週替りで紹介して貰える様だ。又々楽しみが増えました。先週は、九州での琵琶湖文化館50周年記念展示のニユースを、NHKでもやつて居ました。いつもツクヅク、文化館はマスコミ各社の話題を攫つて居る。県当局は、此れ程注目されて居る文化館の話題性を、利用しない手は有りませんぞ!。九州での展示に色々な形で便乗して、滋賀県のイメージ戦略を展開されるのが宜しからんと思うが、如何であろうか。
新年度こそ、文化館復活に期待
 
2010/04/08
九州国立博物館でびわ湖文化館開館50周年記念展が開かれることについて、『朝日新聞』が多少皮肉気味な記事を掲載しました。「増える宝物 見せ場なく」と題して、仏像盗難の懸念などから寄託作品が増えているのに、自館で作品を展示できないびわ湖文化館の、つらい立場を伝える内容でした。少しきつすぎるかな、と思える書き方もされていましたが、確かに休館後まる2年となるのに、今後の方向性について何も決まっていないという県当局の悠長さには、記者ならずともあきれかえってしまいます。こうなったら知事さんが強力なリーダーシップをとって、びわ湖文化館の復活に向けて直接力を発揮してください。新年度こそ、文化館復活に期待しております。
言い知れぬ迫力
 
2010/04/06
4月に入り、琵琶湖文化館のホームペエジが新しく成りました。開館50周年記念展示をアツピールする名宝の数々が、琵琶湖を背景に次々と浮かび上がる印象的な「表紙」に、言い知れぬ迫力を感じます。最新の技術を駆使して、古へより伝えられし近江の文化を美事に蘇えらせた文化館の技術力と熱意に、心打たれずには居れません。文化館のホームペエジは如何やら職員さんの手作りであるとゆう噂であるが、其れが事実だとしたら、只々脱帽有るのみです。資金力や人員豊富な県立博物館が数ある中で、文化館のもの程に美事なホームペエジを、小生は他に挙げる事が出来ません。知事閣下もその様に思はれませんか。一案として、県立博物館のホームペエジに知事賞をお贈り頂くと職員さんの励みに成るのではないでしようか。御検討下さい。