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あきつブログ

 ブログがサボり気味ですみません…。只今、諸々色んな事に向けて非常にバタバタしているのです…。 そんな中、行って参りました、友の会見学会下見。今年度2回目の見学会の行き先は、岐阜県の高山で円空仏を見学しまくりの旅です。 下見の日はまだ残暑厳しく暑かったのですが、11月の見学会の頃は、過ごしやすく紅葉が見られるかもしれませんね。

 そして今回も驚きの出会いが!とあるお寺の副住職様が、学生時代に文化館へ博物館学芸員資格取得の実習に来られていたとのこと。 隣の県とはいえ、遠く離れた土地のお寺でそのような方とお会いできるとは本当に驚きましたッ。普段、平日はお寺にいらっしゃらないそうなので、見学会の時に友の会会員さんとお会いできるかはわかりませんが…。

 そして耳寄りな情報を頂きました。 高山市内でリニューアルオープンした某所で円空仏を見学できるという事を。早速、翌日行って参りましたが、珍しいポーズの円空仏が!他の展示室も見応えがあり、面白い場所を教えていただけました♪ということで、当初予定していたお寺から行き先変更となりました。ご了承下さいませ。

 友の会会員の皆様には近々ご案内をお送りいたしますので、しばしお待ち下さいませ。

 

 

 毎年恒例の琵琶湖文化館友の会の作品展が、本日から19日まで開催です!

 午前中、準備作業のお忙しい中、お邪魔してきました。準備中ということでじっくりと全部は拝見できなかったのですが、本当に力作揃いでした!いろんなジャンルの作品があって見応えがありますよ!是非、足をお運び下さいませ。

 

第8回琵琶湖文化館友の会 作品展

会期:9月13日(火)~19日(祝・月) 〈18日(日)は休館日〉

   9時~17時 (初日は13時から、最終日は16時まで)

会場: 大津市生涯学習センター ギャラリー

   大津市本丸町6-50 京阪電車石坂線膳所本町駅下車 電話:077-527-0025



 

 ここ最近、ずーっとジメジメと蒸し暑い日が続き、夏が終わった気配もなく9月になってしまいました。現在、台風12号が滋賀をめがけて接近中です。台風が通り過ぎれば少しは涼しくなるのでしょうか?何はともあれ、今後の台風の動向に注意して、皆さま、安全にお過ごし下さい。

 では、8月のアクセス数のご報告です。前月より114件アップで、1912件でした。「淡海のたからもの」連載、文化館の今後についての件などで新聞に掲載された日のアクセスが多かったです。

 ブログの更新は前月より更に少なくなってしまいました…。9月こそは頑張ります!ネタがあれば…。

 検索キーワードは、5位に文化財の撮影などでお世話になっている写真家の寿福滋さんのお名前が!なぜ、今のタイミングで急浮上したのでしょうか?そして、7位には「美しい若武者姿」。こちらも急浮上です。ナゾな組み合わせの言葉ですね。このキーワードで検索してみると、文化館の収蔵品が一番にヒットしました。果たして、お探しの物と一致したのか否か、ナゾがナゾを呼びます…。

 前月辺りから、スマートフォンからのアクセスが増えつつあります。時代ですね~。

 

 今朝、文化館の事務所入り口付近で気配を感じて見てみたら、ネコちゃんがいました。こんな所まで平然と入ってくるとはビックリ!事務所横の外側にある別館へ向かう階段へ降りていったので、先回りして別館入り口へ行くと、すでに車の下で涼んでおられました。

 このネコちゃん、随分前からこの辺りにお住まいのようで、館内に居た方々からの目撃情報が多数ありました。

 車の下で暖を取っていた、溝で水を飲んでいたなどなど、野生的な生活をしてらっしゃいます。私も以前、歩道の植え込みでお食事中のネコちゃんを見かけたことがあります。

何を食べていたんだろう?

 因みに先日、本館ロビーにはヘビさんがお越しになりました…。ここのところ、珍しいお客さまが続いております。
 








 

 今年度第4回目の滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」が昨日開催されました。じめじめと蒸し暑い日にも関わらず、大変多くの方々がお越し下さいました。誠に有り難うございました!

  今回は『建造物修理を「見せる」「魅せる」-文化財活用の新たな展開-』をテーマに、歴史的建造物の修理現場・見学会の様子など、写真を交えて紹介されました。

 最近は、建造物の修理現場を見学できる機会が増えているそうで、職人さん達が作業をされているのを間近で拝見したり、実際に作業を体験させて頂ける機会もあるとか。

講座修了後に受講者さんから「いつが見頃なのか?」「どうやったら参加できるのか?」と言った質問が相次ぎ、ただならぬ反響でした!滋賀で秘かに修理現場見学会ブームがやってきそうですねッ。
 
 次回、9月22日(木)は「舎利信仰と美術-聖衆

来迎寺 山王曼荼羅舎利厨子とその周辺-」がテ

ーマです。 当日参加も可能ですが、事前予約制

となっております。ご予約、お待ちしております!




 

 先週の金曜日、あるテレビ番組で滋賀県内の小学生たちが「かるた対決」をしている模様が放送されました。ここで使われている「かるた」は、百人一首でした。 この百人一首を使った「競技かるた」というものがありますが、実は最近、この「競技かるた」がブームになっております。

 お正月になると「百人一首」のかるた大会がテレビで放送されていますので、もしかすると見ておられた方もいらっしゃるかもしれません。(この頃は、BS放送で放映しています。)これが「競技かるた」です。

 短歌の上の句が読まれはじめるやイナや、目にもとまらぬ早さで「札」をバシっとはじき飛ばす・・・ただただ「すごいなぁ・・・」と感心するばかりの光景が広がっています。男性の部、女性の部があり、優勝者はそれぞれ「キング」、「クィーン」と呼ばれています。
 そして、「競技かるた」の会場(聖地)が、なんと大津市にある近江神宮なのです。なぜ聖地と呼ばれているかといいますと、百人一首の第1番目の歌「あきのたの・・・・」を詠んだ天智天皇を祭神としているから、ということだそうです。

 「競技かるた」は、「ちはやふる」というコミックの影響で、現在急激に競技人口が増えているようです。そして、コミックにも登場する近江神宮は、「競技かるたの聖地」としてより多くの人に広く認知されるようになりました。
  そして冒頭に触れた番組のように、「かるたの聖地・滋賀」として取り上げられることも増えてきています。・・・ちなみに、この番組は今週26日金曜日(午後6時55分~)に後半部分が放送されるようです・・・

 このブログを読んでいただいた方の中で「かるたの聖地は滋賀」ということを今回初めて知った!!とおっしゃる方がおられましたら、ぜひこの機会に覚えていただければと思います。

 

 今年の夏も暑い日が続いております。お盆休みに久しぶりに故郷へ戻られた方も多かったのではないでしょうか。

 琵琶湖文化館でお預かりさせていただいております文化財も、いくつか故郷へお戻りになられました。
 檀家さん6軒で守っておられるお寺様、檀家さんもお手伝いされて寺宝を公開されるお寺様などさまざまですが、いずれも久しぶりのお帰りでした。

 毎年決まった時期に一時的にお戻りになる文化財はいくつかありますが、今年は地元で公開したいというお声が増えており、琵琶湖文化館としましても大忙しな日々です。
 それでも、「文化館から持ってきていただいて、これだけたくさんの方に見てもらうことができたから、本当に良かった。」と喜んでいらっしゃるお顔を拝見させていただくと、お手伝いできて良かったなぁと思います。
 ・・・ベテラン学芸員は言っていました。「お安い御用です。」と。

 文化館の学芸員は、輸送業者さんにお願いせずに伝統的に自分たちで輸送することが多いので、もちろん大変なこともあります。でも、こうして喜んでいただけるのはとても嬉しいことですし、大切なことではないかと思っています。地域の方とつながりながら活動している、ということを肌で感じる瞬間です。

 

 琵琶湖文化館の毎日は、とても慌ただしく過ぎていきます。
 先日は、琵琶湖文化館が50年に及ぶ活動の中で収集してきた参考図書の大移動を行いました。

 実は、琵琶湖文化館にはその前身である県立産業文化館時代から集められた参考図書がとてもたくさん保管されています。もちろん、こうした図書類は日々の活動の中で、しっかりと使っています。博物館では、どれだけのコレクションを持っているのかということも大切ですが、これらを正しく活かすためには、これらの参考図書がいかに充実しているか、ということも重要となってきます。
 現在では、インターネットによってさまざまなことを調べることが可能になってきてはいますが、その内容が妥当であるか、ということについては十分吟味する必要があります。また、博物館の学芸員が知りたい内容については、インターネットで調べることができないケースも多く、「知識の泉」としての参考図書の重要性はまだまだ不動のものであるといえます。

 こうした図書の中には、今ではもう入手できないものなども多数含まれており、大変貴重なものとなっています。さすが50年活動してきただけのことはアルなぁ~とシミジミ思わされる「内容」と「量」でした。
 この本の山、高いところで1m30cmぐらいになるでしょうか。うずたかく積まれた本の山はまさに「圧巻」の一言に尽きます!!

 ・・・・・まぁ、それにしても、これだけ大量の図書を運ぶのは、結構な重労働でした。

 

 今日から8月に突入しました!確か、6月の次点で気温が35度近い日が続いていた気がするのですが…。ここのところ蒸し暑くはありますが、割と過ごしやすい気温が続いていますね。こんな感じの気温が続いて夏を越せればイイですねえ。

 

 それでは、7月のアクセス数のご報告です。6月より116件少ない1798件でした。毎月下がりつつありますね…。ブログの更新も少なかったですからね。8月は頑張ります!ネタがあれば…。

 

 検索キーワード上位は、1位「琵琶湖文化館」、2位「ジェロ 海雪 琵琶湖文化館」、3位「滋賀県立琵琶湖文化館」でした。2位は6月のブログの影響でしょうか?実験が続いたようですね~。上位10位までを見ると勝海舟ブームは去ってしまいました。

 HP滞在時間が一番長かったのは、15位「堆朱香合」でした。実は毎月上位から20位前後にランクインされている人気のキーワードです。なぜ、毎月検索されているのかナゾですね…。今回は滞在時間が長かったので、お目当ての物が見付かったのでしょうか?

 

 そして、今回注目したのが海外からのアクセス。ここ数ヶ月では見かけなかったベトナムからのアクセスがありましたッ。滞在時間が長かったのでじっくり見て下さった様子。ベトナムの方が見て下さったのか、ベトナム滞在中の日本の方が見て下さったのか否…。

 当サイトも国際化に向けて何か工夫をしていかなければいけないのでしょうか。そんな技術は無いのですが…。

 
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 今年度第3回目の滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」が昨日開催されました。 蒸し暑い中、ご参加頂きました皆さま、有り難うございました。講座終了後、大津は突然の大雨に見舞われましたが、皆さま、ご無事でしたでしょうか?

 今回は「滋賀県の太鼓踊りとその復興に向けて」をテーマに滋賀の祭りの種類を数多く紹介されました。滋賀に長年住んでいながら、知らない祭りが多くて驚きました…。

 中でも滋賀では「太鼓踊り」という種類の祭りが数多く伝えられていたそうで、今回は昭和60年を最後に演じられなくなった、甲賀市土山町黒川に伝わる太鼓踊りの復興ドキュメンタリー映像の上映がありました。祭りの経験者の方がこだわり妥協を許さず徹底してご指導される様子には、大変惹きつけられました。完全に復興されるには時間がかかるかと思いますが、他の地域の太鼓踊りも復興し、沖縄のエイサーの様に滋賀の太鼓踊りも地域に根付いて盛り上がっていけたらナァと思いました。

 

 次回、8月25日(木)は「建造物修理を『見せる』『魅せる』-文化財活用の新たな展開-」がテーマです。 当日参加も可能ですが、事前予約制となっております。ご予約、お待ちしております!

 

 今朝、観光で滋賀へ来られた静岡の方が事務所へお見えになりました。

文化館での仏教美術の展示・水族館を見に来られたとのこと。静岡にお

住まいだと休館中だという事は当然伝わっていないことでしょう。

 

 滋賀は、まだまだ観光では弱い面があります。そんな現状で、滋賀を選んで訪問していただけるとは大変有り難いことです。そして文化館へお越しいただいたのに入館していただけないのは非常に残念でなりません…。

 

 休館してから3年程たちますが、県内の方でも休館中だとご存知ではない方からお電話をいただくことがあります。新聞やテレビで取り上げられても、見ていただけていなければ現状を知っていただくことはできないですからね。情報の伝達は難しいデス…。

 

 文化館の今後については、今年度、県教育委員会で外部の専門家等で構成される検討委員会を設置して検討されています。この検討委員会の第1回委員会の結果が公開された際には、このブログでもお知らせしたいと思います。

 

 お見えになった静岡の方は、水族館を目指して琵琶湖博物館へ向かわれました。午前中だったので、蓮の群生地の事もお伝えすれば良かったです(悔)。

 

 先日まで琵琶湖の沖に巨大な藻の大陸ができていたのですが、強い風に煽られて途切れて文化館の横に流れ着きました…。

 

 緑の絨毯化したこのスペースに、いろんな鳥が集まり藻の上で休息している姿をよく見かけます。

 中でも特に可愛いのが鴨の親子です。母鴨の後を必死で追いかけたり、水を飲んだりと、その姿を眺めていると癒されます。

 

 こんな姿を近くで見られるのは今がチャンスですヨ。通りかかられた際には、緑の絨毯に注目してみて下さい。近寄るとクサイので要注意デス。


 
 自転車並みの速度で東へ向かう台風6号が襲来です。
  昨晩は強い風と雨に見舞われた滋賀県内。JR琵琶湖線も草津までは運転していましたが、この先の列車は運転を見合わせており、通勤・通学で大変な思いをされた方も多かったようです。今朝は大雨・洪水・暴風警報が発令され、県内の公立学校は休校となってそのまま夏休みに突入です。

 写真は朝の琵琶湖と比叡山。山から次々とすごい量の雲が発生していました。琵琶湖文化館でも今朝は出勤後、いつもよりも気を引き締めて館内・館外を見回りました。今のところ異常はありません。
 人間がこのように神経を張り詰めている最中、琵琶湖文化館のまわりでは鳥たちが楽しそうでした。・・・すっかりと岸辺に打ち寄せられて陸地のようになってしまった藻の上で仲むつまじく過ごすカモの親子。。。いつもより強い風にうまく乗りながらホバリングを楽しむトンビ。。。やはり、自然とともに暮らす鳥たちは偉大だなぁ・・・とつくづく思ったのでした。

 さて、お昼前から風は一段と強くなってきています。まだまだ今後もお天気の様子を注意深く見守る必要がありそうです。
 みなさんもお天気が落ち着くまで、お出かけは控えるなどしてご用心ください。
 
 昨日の15時過ぎだったと思うのですが、文化館のある大津は大雨に見舞われました。激しく降り続け一向に止みそうになかったのですが、16時半から止み始めて、日が射してくる始末。まったくもって変な天気でした…。

  雨上がりに日が射すとアノ自然現象が起こるはず!ということで、窓から空を見渡すとアリマシタ。虹!

  ちゃんと端から端までしっかりと見えて、お隣のびわ湖ホールは虹のアーチの中に収まっていました。写真では分かりづらいですが、外側にも薄く虹があって二重なのです。

 折角観光で来たのに雨だなんて…とお嘆きの観光客の皆さまには是非、雨上がりの空を見上げていただきたい物です。

 
 琵琶湖文化館友の会・本年度第1回目の見学会が、7月8日に行われました。前日まで大雨だったのに、この日は朝から見事な快晴!友の会会員さんの晴れ男・晴れ女伝説がまたもや実証されましたね。恐るべし、会員さんパワー!

 

 最初の訪問先は、兵庫県小野市にある浄土寺さん。浄土堂に入った瞬間、目に飛び込んでくる巨大な阿弥陀三尊のお姿には圧倒されます。阿弥陀三尊を斜め下から見上げると違った表情を伺えるということで、皆さま床に座って熱心に学芸員さんの解説をお聞きになりました。阿弥陀様の指が細く爪が長めだというお話では、どよめきが。表情やポーズには目がいきますが爪まで見ることは中々ないので、今後注目される方が増えたのではないでしょうか?

 二ヶ所目は、住吉神社さんとお隣にある酒見寺さん。こちらに到着した時は暑さのピークでした…。皆さま、日陰に避難しつつ、熱心にお勉強されていました。住吉神社さんの狛犬が、ちょっとユーモラスな表情をしています。しめ縄がかけてあるのも珍しいですね。

 酒見寺の多宝塔は、一重が本瓦葺き、二重が檜皮葺きという珍しい屋根が特徴の塔です。鮮やかな色彩が施され、梅雨明けの青い空に映えてキレイだったのですが、この写真ではそこまで伝わらず残念ッ。因みに塔の裏手は住宅です。神社・お寺が隣り合っているだけでも珍しいのですが、本当に色んな建物が密集している地帯です…。

 三ヶ所目は、羅漢寺さん。季節の花・木々に囲まれ、ズラリと並んだ石仏は夢中でシャッターを切ってしまう格好の撮影スポットです。じっくり撮影されている会員さんを多く見かけました。ステキな写真が撮れたでしょうか?また、お知り合いの方に似た石仏と出会うことができたでしょうか?いろんな季節に訪れてみたいと思わせるお寺でした。

 

 ご参加いただいた皆さま、お疲れ様でした。大変暑い中での見学会となりましたが、今頃体調を崩されてはいないでしょうか? 好奇心旺盛な皆さまに混じって行動を共にさせていただき、元気の源とは何かを垣間見た気がいたします。どうもありがとうございました!

 そして、今回、ご参加いただけなかった皆さま、誠に申し訳ありませんでした…。例年になく早々と定員オーバーとなってしまいました…。11月の見学会、来年3月の友の会自主見学会などございますので、次の機会に是非ご参加いただければ幸いデス。

 
 昨夜から雨がなかなかやみませんね。毎年のことですが、七夕の日の夜は天気が悪くて星が見えた事がここ数年ないのではないでしょうか?
 

  明日はいよいよ、今年度最初の友の会見学会です!

 

  見学先の兵庫県播磨方面の週間予報を毎日見て、8日の天気や気温に注目していたのですが、ここ数日、週間予報の変動が激しくて、天気の動向が全く読めませんでした…。今のところ(7日午前)、8日の天気は曇りで気温は30度にも満たないようですが、湿度が高くなるようです。気温は高くないけどジメジメするのでしょうか?傘が必要なのかもビミョーなところ…。

 

 過去のあきつブログを見ると、友の会会員さんは「晴れ男・晴れ女」が多いとかッ!参加される皆さまのパワーで曇天模様を覆して下さいッ!暑すぎない丁度良い天気に…。

 

 ご参加の皆さま、陽射しは弱いかもしれませんが熱中症対策準備万端でお越し下さいませ。

 楽しい旅になるとイイですね。よろしくお願いいたします!


 
 琵琶湖文化館を応援してくださっているみなさまは、すでにご存じいただいております、琵琶湖文化館の新聞連載「淡海のたからもの」。毎日新聞紙上で好評連載中です。
 そして、本日はその掲載日でした。
 この頃は定期的に2週間に1回の好ペースで順調に掲載されています。

 今日は、福田半香の山水図が紹介されています。

 日々の業務をこなしながら、その隙を見付けての執筆ですので、次の掲載日とにらめっこしながらの取り組みとなりますが、定期的に琵琶湖文化館の館蔵品を紹介できる場があるのは、大変ありがたいことです。

 ちなみに、次回の掲載日は国民の祝日があるので3週間後の7月26日となります。ぜひのご愛読をよろしくお願いいたします。
 
 今日は、曇っているので近頃にしては少しだけ暑さもマシで良かったですね。

 さてさて、本日はブログにどんなことを書こうかナァ・・・と、無い頭をひねっていたのですが、「そうだ。。。Yahoo!知恵袋にもしかして文化館ガラミの質問が出てるかも・・・」と、イイコト思いつ~いた!!とばかりに見てみました。

 「琵琶湖文化館」で検索すると、出るわ、デルワ。
  ●琵琶湖畔にあるお城のような建物は何ですか。
  ●昔滋賀県のどこかにお城の形をしたこじんまりした水族館があったのですが。
 というような質問があります。 このあたりの質問は、インターネットを見ているとわりと登場する疑問・質問なのですが、こんなものも見つけました。

  ●現在社会問題について考えています。財政難による琵琶湖・・・
 とありました。「オオッ!これは!!」と思いその質問をよ~く見ると、その続きにはナント「・・・琵琶湖博物館の無期限休館といった、博物館の閉館を取り上げてみたいと思っています。」とありました。

 ちが~う!!と思っていたら、「休館しているのは琵琶湖博物館ではなく、大津市にある滋賀県立琵琶湖文化館ですよ。」とやさしく間違いを指摘する回答が寄せられていました。しかも、良く見るとこの質問は今年の6月6日の日付があり、直近のものであることがわかりました。
 最近こうした質問があったことも「へぇ~」とちょっと驚きなのですが、それ以上に休館しているのが「琵琶湖博物館」になっていたことが、琵琶湖博物館の方にはとてもお気の毒でした。。。
 せっかくですので付け加えておきますと、琵琶湖博物館は今年開館15周年を迎え、さらに力の入った取り組みをしておられます。琵琶湖文化館のHPからもリンクしていますので、また琵琶湖博物館のHPものぞいていただければと思います。

 そんなこんなで、もし琵琶湖文化館の話題をブログなどで書かれたり、ご覧になることがありましたら、ぜひ文化館までお知らせいただければアリガタイです。
 
 暑い日が続いていましたが、久々の雨で若干涼しくなりましたね。暑さで体力を消耗する日々でしたが、涼しい内に運動したり美味しい物を食べたりして、パワーアップしておきましょう!

 

 さて、6月のHPアクセス数のご報告です。5月より375件少ない1914件でした。5月はテレビや新聞報道など、話題が盛りだくさんでしたからねえ…。マスコミの影響に頼らず、HPを見に来て頂けるよう頑張らねばなりませんネ。

 検索キーワードは、1位が「琵琶湖文化館」、2位は今も勝海舟ブームが続行中で「勝海舟 漢詩 偶感 物部義邦」、3位は毎日新聞『淡海のたからもの』読者さんでしょうか「毎日新聞に連載の琵琶湖文化館」、以上が上位にランクインでした。そして目を惹いたのが6位の「ジェロ 海雪 琵琶湖文化館」。このキーワードの検索で訪問された新規の方はおられません。常連さんが実験なさったのですね(笑)。

 キーワードを見ていると、新規の方も常連の方もどういった事に興味を持たれているの

かがわかって、調査するのが毎月楽しみでありマス。

 因みに本日は「琵琶湖の日」と言うことで、朝から県の職員さんやボランティアの方々が雨の中、清掃活動をされていました。お疲れ様でした。文化館の湖面清掃担当者さんにより回収して頂いた「藻」も一緒に運んで下さり有り難うございました♪♪♪

 湖岸沿いはゴミが流れてきたり、藻が発生したりでただでさえ大変な状況です。ご通行の皆さま、釣りを楽しまれている皆さま、どうか、ゴミのポイ捨て・釣り道具や魚の放置などなさらぬようお願いしますッ!!

 

 
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 雷電為右衛門・・・らいでん ためえもん・・・
  もしかすると、若い人にはあまりナジミがないかもしれません。

 雷電為右衛門は、江戸時代の力士です。
 雲州(島根県)松江藩のお抱え力士で、当時の錦絵に書かれているプロフィールによると「身長6尺5寸、体重45貫」。・・・といわれても、わからないので現在の長さや重さの単位に換算すると、身長はなんと「約197cm」、体重は「約169キロ」という巨漢であったようです。
  なんと勝率は9割6分という驚異的な数字を残しており、力士生涯でただの10敗しかしなかったという「天下無双の名力士」でした。

   ・・・そんな雷電為右衛門は、朝日新聞出版から刊行されている「週刊 新マンガ日本史」(朝日ジュニアシリーズ)7月10日号に取り上げられており、実はこの本の挿絵として琵琶湖文化館から写真を提供しています。
 一年中、琵琶湖文化館にはいろいろな出版社から「写真を借りたい」という依頼が寄せられていますので、美術系・歴史系の書物を手にとられてた時には「写真提供」という部分も見ていただくと、文化館がヒソか~に活躍している姿をご覧いただけると思います。
 
 ちなみに、今回の「雷電為右衛門」は「鋼の錬金術師」でも知られる荒川弘さんの絵でした。なかなか「ゴツイ」感じがよく出ていましたヨ。
 
 毎日暑いです・・・
 昨日のニュースによりますと、県内では東近江市で36.0度の猛暑日であったそうナ・・・

 そういえばテレビでも「彦根城に来たのですが、暑くって一番高いところまでは到底登れませんデシタ。」とおっしゃるご婦人のインタビューが流れておりました。
 暑かったのは東近江や彦根だけでなく、文化館のある大津も相当暑かったです・・・そしてなんだか6月は本当にバタバタしておりまして、なんだかすでにバテ気味の文化館です。
 
 でも、昨日のブログにも書いたように琵琶湖の藻が今年はいつもよりは早く発生!!そして、押し寄せてきています。琵琶湖文化館の前池に、いつ流れ込んでくるか・・・片付けもありますので、いつもその様子を見守っています。
 最近は、湖上に緑の絨毯が見えるようになってきました。7月になると気が早いのですが、8月に開催されるびわ湖大花火大会がかな~り気になってきます。・・・せっかくの花火、キレイな湖岸で観覧していただきたいですからネ。
 ・・・そんなこんなで、夏本番に向かってさらに気のヌケない文化館なのデシタ。
 
  琵琶湖文化館は、滋賀県内でもっとも琵琶湖がよく見える公共施設の一つです。
 なにせ、琵琶湖の上に建っていますので・・・・・

 そんな琵琶湖文化館だからコソ、できる琵琶湖の環境保全活動があります。・・・それは琵琶湖環境調査の拠点としての役割を果たすことです。

 とはいえ、琵琶湖文化館が琵琶湖の環境について研究したりしているワケではありません。 県立琵琶湖環境科学研究センターや近畿大学などが行っておられる調査を受け入れているのです。これまでにもユスリカの発生状況、琵琶湖の魚群の生態調査、蜃気楼発生状況の調査などを受け入れてきました。こうした調査の中には、現在も引き続き受け入れているものもあります。
 
 そして現在、琵琶湖文化館の5階にはこのようなグルグル巻きのものが登場しました。 実は、今年は例年に比べるとどうも藻の大量発生が早いような気がしていたのですが、それを調べるためにカメラ(グルグル巻きになっているところ)が設置されました。

 こうした調査は、同じ場所で継続して調査し続けることで、得られたデータの信頼度が増すのではないか(?)とシロウトながら思うワケです。そう思うと、なかなか重要な任務を果たしているのではないか琵琶湖文化館!!・・・・と、自画自賛です。

 ・・・ま、そんなこんなで、今日も湖上にたたずみながら人知れず琵琶湖の環境保全のために頑張っている琵琶湖文化館なのでした。
 
 日頃、インターネットをのぞいていると、何かと琵琶湖文化館に関連する話題を目にすることがあります。
   ・・・実は、休館が話題になった平成20年秋頃から、琵琶湖文化館では「コレは!!」というものノミにはなるのですが、インターネットなどで見る琵琶湖文化館にちなんだブログや記事、ツイッターなどを印刷して残しておくようにしてきました。これはもちろん、マジメに文化館に関する世論を分析するための情報収集でアリマスっ。
 そんなこんなで、本日不思議なものを見付けてしまいマシタ・・・

     「滋賀県立琵琶湖文化館検定」

 これはイッタイなんだろか・・・とのぞいて見たところ、「けんてーごっこ」というサイトで作られた検定だそうです。問題は全部で3問。・・・答えは言えませんが、当然ながら全問正解でした。
 それにしても、イッタイどこの物好きな人が文化館をテーマにした検定をつくるんだろう、あまりにもマニアックな・・・と思っていますと、どうもウィキペディア(Wikipedia) から自動でクイズが作られるようになっている模様。
 ・・そう、実はウィキペディアにも琵琶湖文化館は紹介されているのです。これも「イッタイ誰が・・・???」と皆目検討もつかないのですが、ウィキペディアには休館になる頃に見出しが立てられており、すでに3年ほど経過しています。

 いつの間にかブログに感想を書かれたり、つぶやかれたり・・・本当に世間は広いっ!
 知らないうちに反応(感想や意見)が一般公開されている昨今、こうしたネット情報は貴重な情報源といえます。・・・もちろん、情報利用の際には十分な注意を要することは言うまでもナイノデスガ・・・。

 そんなこんなで、ときどき地味~にインターネットをチェックしている文化館なのでした。
 
 

  今年度第2回目の滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」が昨日開催されました。大変暑い中、ご参加頂きました皆さま、有り難うございました。


 今回は 「四季の風-花鳥風月のこころ」 をテーマに、花・鳥・風・月が主体となった文化財が数多く紹介されました。冬に安土で開催されました展覧会で展示されていた作品も紹介され、懐かしまれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?改めて解説を聞かせて頂くと「そうだったのか!」と

思う事もあり、こういった講座や展覧会でのギャラリートークって参加しておくとお得だなァといつも思いマス。個人でじっくり鑑賞するのとは、また違った視点で見る事ができるのでお勧めデスヨ。

 

 

 

 次回、7月28日(木)は「滋賀県の太鼓おどりとその復興に向けて」がテーマです。当日参加も可能ですが、事前予約制となっております。ご予約頂きますと、受付でお待ち頂く時間が若干ではありますが短縮されますのでオススメですヨ♪

 

【お知らせ】

 講座会場で、鉛筆の忘れ物がありました。銀色ボディーの4B鉛筆です。お心当たりのある方は、文化館にご連絡頂くか、次回の講座の際、受付でお申し出下さいマセ。




 
   平成20年10月から毎日新聞紙上で始まりました「淡海のたからもの-琵琶湖文化館収蔵品から」の連載も、昨日の掲載で66回を迎えました。
 最初の半年は、3人いた学芸員で毎週執筆していましたが、平成21年4月からは2人の学芸員が隔週で執筆してきました。
 休館している琵琶湖文化館の収蔵品を少しでもみなさんに紹介できる機会を・・・ということで、新聞社さんの方から持ち込んでいただいた企画でした。新聞社の担当さんも、この4月末から3人目の方に変わっています。

 今回の連載では、ちょっと写真に凝ってみました。 記事をご覧いただいた方はご存じかと思いますが、冊子の背の部分をアップにした写真を掲載しています。
 綴葉装・・・「てっちょうそう」という形の冊子ですが、 何枚か重ねて半分に折った紙の束を重ねてあります。 この背の部分、見るからにピシッと寸分の狂いなく揃っている姿が本当に美しい!!
 ・・・本当に整えられた美しさをソコに見ることができるのです。

 しかし、普段こうした冊子は表紙や中身を見ることはあっても、このような背の部分については目がいきません。今回は、ぜひこうした普段意識されることの少ない隠れた「美」についても知っていただきたい!!と思って、博物館ならではの愛想がない(?)資料写真ではない写真を撮ってみたのでした。

 そして、大事なことを申し忘れておりました。
 いつもこの連載を心待ちにしていただいているみなさん。
 そして「ご意見・ご感想」をお寄せいただいているみなさん。
 本当にありがとうございます。
 いつもしっかりと「ご意見・ご感想」は拝見させていただき、今後の励みとさせていただいております。
 今後とも、末永くこの連載をご贔屓くださいますよう、お願い申し上げマス。  



 
 今年度も始まっております、滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」。
 第2回は、当館の看板学芸員さんの登場です。
 今回は、「四季の風-花鳥風月のこころ-」と題しましての講座です。

 琵琶湖文化館の館蔵品についても触れながら、
    ・・・人はナゼ「花鳥風月」に心を寄せ、
        ・・・さまざまな場面で作品を残してきたのか。。。

 なんて感じの人間の心理にまで迫るお話が聞けるカモ!?

  そんな第2回滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」は明後日、6月23日(木)13:30より大津市打出浜の「コラボしが21」(琵琶湖ホール向かい側)にて開催ですので、ぜひ皆さまお越しください。お待ちしております。

 

 休館していながら、何かとお客さまの絶えない琵琶湖文化館です。今週は離れたところにある博物館の方が、入れ替わり立ち替わり夕方になると琵琶湖文化館にお越しになり、なんだか荷物を運びこんでおられます。

 そして、本日は午後から県内のある博物館の方がお越しになりました。コトの起こりは、今月初め。。。
 
 「実は相談というか、お願いしたいことがあるんですケド・・・」
 と、とても控えめに話しをきりだされたその学芸員さん。
 聞くと、仏画を預かっているのですが、いったいどのようなものやら、マッタク検討がつかない。。。とのコト。  そこで「琵琶湖文化館に見てもらえないか。」ということになり、実物を拝見することになったのデシタ。

 琵琶湖文化館には毎年何件かこのような形で、「どういったものなのか教えてもらいたい。」「調査してください。」というお願いがあります。文化館は仏教美術を中心として活動していますが、依頼はさまざまな分野に及んでいます。
 あくまでも「仏教美術を中心として」活動しているだけで、開館以来、総合博物館として歩んできた実績があります。マシテヤ、寄託品・館蔵品には仏教美術以外の分野の文化財もあります。そして、何よりもせっかく「琵琶湖文化館に・・・」とおっしゃってイタダイテいるのですから、何とか対応させていただいております。

 いずれにしても、何を拝見することになるのか出たトコ勝負なところもありますので、学芸員の日頃の修行の成果が試されるドキドキの瞬間です。

 

 本日、ある仏さまが琵琶湖文化館を旅立たれました。。。
 
  昭和58年に滋賀県教育委員会が調査をした頃から腕が外れたりするなど、あまりにもカワイソウなお姿をされていました。しかし、長らく修理の機会がないまま現在に至っていたのです。 そして、このたびようやく修理の機会を得ることができ、晴れの旅立ちの日を迎えられました。

 今朝は、財団法人美術院(京都国立博物館構内に修理工房をおいて国宝や重要文化財の彫刻の修理を請け負っておられる)から、3名の方がお迎えに来られました。みなさんはまず、傷みの激しいこの仏さまの状態を、じっくりと観察されていました。そして「どのように梱包しましょうか?」と相談しながら、ゆっくりと丁寧に梱包作業を行っておられました。

 この仏さまにとってはおそらく、初めての県外への旅となります。
 「無事にお帰りになるのをお待ちしています。」と、出発するトラックを見守りました。
 

 

 文化館の部屋が本日はなんだかニオイマシタ・・・
 
  ちょっとスッパイ臭いです。
 人によると「酢こんぶの臭い・・・」ということですが、
 あまりのスッパサにくしゃみが出る職員も。。。
 かく言う僕も、なんだか鼻がムズムズ・・・
 
 実は、琵琶湖文化館ではこれまでの50年に及ぶ活動の中で撮影してきた写真を順次整理しています。 この作業の中で、ちょっとした大きさの缶を開けたところ、鼻をつくニオイがソコカシコに充満する結果となったのデス。
 写真に詳しい方ならよ~くご存じのあの臭い・・・その正体は、写真を現像する時に使用される酢酸の臭いだったのデスっ!!

 ・・・缶の中は、現像したままクルクルと丸めたフィルムでイッパイでした。

 学芸員も撮影したフィルムを自分で現像することがよくありましたので、「懐かしいニオイ」とベテラン学芸員は言っておりました。写真を現像したことのナイ人には「酢こんぶのニオイがする・・・」と若干不評でありました。
  博物館でニオイに結びつく仕事の想い出というのはナカナカありませんが、このニオイだけは強烈に当時の想い出を呼び覚ましてクレマス。。。

 

 先日から募集しておりました琵琶湖文化会友の会の第1回見学会のご予約が、7日を持ちまして満員御礼となりマシタ!有り難うございますッ。

  定員オーバーとなった今も、続々とお申し込みのお電話を頂いているのですが、このことをお伝えするのが大変心苦しく思いマス…。現在、キャンセル待ちという形で受付をさせて頂いておりますので、このような形でもよろしければご連絡をお待ちしております。


 今日は梅雨の中休みで青空が見えますね。見学会当日もこんな感じでお天気になればな~と思いマス。


 

 先日、琵琶湖文化館友の会会員の皆サマにお送りいたしました「見学会」のご案内はご覧いただけたでしょうか?

  発送後ナント3日間で、お申し込み枠があと僅かとなってきましたッッ。すごい勢いでご予約が埋まってきております!ありがとうございます!!この感じだと、本日中か週明けには満員御礼!となりそうな予感デス。迷われている方は是非、勇気を出してご決断を☆

 土、日は友の会業務がお休みとなりますので、FAXをお送りの方は送信時間が早い順に受け付けをさせて頂きます。定員オーバーとなった場合は、キャンセル待ちという形も取らせて頂いております。ご了承下さいマセ。


 

 本格的な梅雨に入り、雨が降ったりやんだりの繰り返しで気温が落ち着きませんね。皆サマ、体調管理には充分ご留意下さいマセ。

 さてさて、5月のHPアクセス数のご報告です。先月より272件もアップの2289件でした。NHK「クローズアップ現代」の放送の影響が顕著に出ており、放送があった12日が5月で一番のアクセス数で213件でしたッ!普段、多い日で一日100件前後なので、一日でこの件数とはテレビの影響力に感心するばかりです。検索キーワードも番組の影響なのか「琵琶湖文化館」「滋賀県立琵琶湖文化館」といったスタンダードなものが1位・2位を占めておりました。多くの方々が関心を寄せてくださったのに、来館していただけないのは本当に残念デス…。当HPでは「収蔵品公開情報」を掲載しておりますので、皆サマのお近くの博物館等で文化館のお宝の展示があった際には、足をお運びいただけたら幸いデス。

 そして、ご覧になった方も多いかと思いますが、九州国立博物館のご協力により当館収蔵品をCTスキャンしていただいた所、胎内から冊子が見付かった!という記事が新聞各紙に掲載されました。「納入品発見 琵琶湖文化館」という検索キーワードはこの記事から来たのでしょうか?インタビューを受けた学芸員さんのお名前も急浮上デシタ。

 先月多かった勝海舟関係のキーワードも健在で、「勝海舟 漢詩 偶感 物部義邦」という組み合わせもありました。「勝海舟」に「印」「軸 印」といった組み合わせもあったので、当館所蔵の「絹本墨書勝海舟書籍」に関心が寄せられているのでしょうね。これはもうドラマとは関係ないかな?
  
  検索キーワードに魅せられた私は更に500位まで調べてみたところ、ナゾのキーワードを発見いたしましたッ。「演歌のジェロは今何をしていますか」…なぜこのキーワードで文化館のHPにッッ?!学芸員さんにお尋ねしたところ、以前、毎日新聞の連載で演歌歌手ジェロさんの事を書いたかもしれないという事で掲載記事を調べていただいたら、アリマシタ!2009年9月に!その記事を見てくださった方のご感想を当HPに掲載させていただいた事から、ヒットに繋がったようです。因みにジェロさんは現在も精力的に音楽活動をされていて、今月は新曲が発売だそうですヨ。インターネットの威力に改めて関心した出来事デシタ。



 
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 「研究紀要」の最新号となる第27号が完成いたしました。

 今回の「研究紀要」は、昨年の夏に九州国立博物館を会場として開催されました 九州国立博物館開館5周年・滋賀県立琵琶湖文化館開館50周年記念 トピック展示「湖の国の名宝-最澄がつないだ近江と太宰府-」の成果、そして平成22年度の琵琶湖文化館の活動をまとめたものです。

 思えば、九州国立博物館から「九博で琵琶湖文化館の展覧会を開催しませんか?」とお声をかけていただいて始まったこの展覧会、あっという間に過ぎ去った日々でしたが、確かに滋賀県の人々に近江の仏教美術の素晴らしさを知っていただく機会となったと思います。

 しかし、いかんセン、展覧会の宿命なのですが、終わってしまえばあとに残るのは印刷物のみ・・・せっかくの人々の記憶も徐々に風化・・・ということになってしまうため、しっかりと記録として残すべきだろうと、考えたものです。
  
 そして、この展覧会の会期中、九州国立博物館の研究員のみなさまにX線CTスキャンや蛍光X線を使用した科学的調査をしていただくこともできました。こうした成果もぜひ、滋賀県のみなみなサマにご報告しなければ・・・などと、とっても欲張りになってしまった琵琶湖文化館。
  そして、ナント!! こちらの報告については、九州国立博物館の研究員の方々に原稿をご執筆いただくことができました。

 こんな琵琶湖文化館にお付き合いいただいた九州国立博物館のみなさま、そして何より調査を快くご承諾いただき「研究紀要」への掲載をご了解いただきました文化財所有者の方々、本当にありがとうございました。

 ちなみにこの「研究紀要」は県内の図書館や博物館、そして県外では国立国会図書館などの施設でご覧いただくことができますので、多くの方に手にとっていただければと思います。

 
 今日はとてもお天気が良く、アツ~い1日でした。
 本日は今年度最初の友の会見学会の下見に行ってきました。
 今回お邪魔いたしますのは、兵庫県小野市・加西市ですっ!!
 
 そして出会ってきましたよ・・・・・
 あの、とてつもなく大きな国宝の仏さまたち・・・・・
 ここであえてお名前はお出しシマセンガ、琵琶湖文化館で平成4年に開催しました「浄土教の世界」という特別展の際、実物はお借りできませんのでせめてお写真だけでも・・・と、ポスターに登場していただきました仏さまたちでございマス。
 これ以外にも、どこにこれだけのお寺が隠れていたのか???と驚かされる伽藍。
 ・・・とっても誰かに似ていませんか???という仏たち・・・と、今回も盛りだくさんな見学会になりそうですッ。

 この見学会の参加者募集のご案内は、月末から6月初旬頃に友の会会員さまにお送りすることになるかと思いますので、「参加するゾッ」と思ってくださる方は7月8日(金)の予定を明けておいてくださいマセ。・・・そして、会員でない方で「行ってみたいナ・・・」と思ってくださる方!!今ならまだ間に合いますので、すぐさまご入会くださいマセ。お待ちしております。


 
 本当に暑かったです。本番よりも暑めの気温と陽射しの中、行ってきた下見。
 今回も驚きの出会いがありました!!
 
 とあるお寺でのこと・・・・・
 「琵琶湖文化館友の会と申しまして・・・」と説明を始めますと、
 「知ってます!!」「行ったことがあります!!」とおっしゃるではありませんか。
 兵庫県の方なのにありがたい・・・とお話を聞いておりますと、
「実は私のおじが文化館の設計に携わっていました。」とのビックリなお言葉。
 こんなところでこんなご縁の方とお出会いするとは・・・
 本当に驚きました。。。

 そしてその方が、ずいぶんと以前にお子様を連れて来館された時、文化館にはまだ水族展示がありました。水槽で泳いでる魚たちを見て「マンマが泳いでる。」とそのお子様はおっしゃったそうです。
 いつもお皿の上にのっている魚が泳いでいる姿を、お子様が初めてご覧になった時に自然に出た言葉だそうです。

  こうして、ご家族の忘れられない想い出の1ページに琵琶湖文化館が色あせずに残っているお話をうかがい、本当にありがたく、またうれしい気持ちになりました。

 そして、恐るベシ・・・琵琶湖文化館の50年・・・とその積み重ねに、思いをあらたにしたのデシタ・・・。

 
 今年度も始まりました。
 滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」。
 今年度第1回目となる本日は「平成22年度 滋賀県新指定文化財」と題した講座でした。今年3月に新たに「県民のたから」に仲間入りした建造物、美術工芸、史跡といった分野の文化財について、その特徴やとくに秀でた部分、滋賀県の歴史、美術史などの中でどのように位置づけられるものであるのか、その評価等について滋賀県教育委員会事務局の各担当者の方々が説明されました。
 4名の講師が、次々に各自が担当した文化財について説明を繰り広げますが、みなさんそれぞれのキャラクターで時には静かに、時には熱く文化財を語っておられました。あまりにも盛りだくさんでしたので、最後の方は時間がほとんどなく駆け足での紹介となりましたが、それでもポイントをしっかりと外さずにお話されたのはオサスガでございました。参加されたみなさんも、熱心に聞いておられましたよ。

 さて、次回6月23日(木)は「四季の風-花鳥風月のこころ」と題しまして、琵琶湖文化館学芸員が講師でお話いたします。たくさんの方のご来場をお待ちしております。

 
 みなさん。
 今年度の滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」の参加申し込みはお済みでしょうか???

 明日の記念すべき第1回は「平成22年度 滋賀県新指定文化財」と題しまして、滋賀県教育委員会事務局の各担当者の方々による「新たな県民のたから」の詳しいご紹介となりますっ。
 今年度の講座のお申し込みは、例年よりも少しスローペースとなっております。
 毎年ご来場いただいている「あの方」「この方」、そしてご新規の「あなた!!」
 明日のお越しをお待ちしております。

 また、「申込みを忘れてた!!」というアナタも、どうぞご心配なく。。直接会場へ足をお運びいただければOKです。

 ちなみに会場は、コラボしが21(大津市打出浜 びわ湖ホール向かい側)となりますので、くれぐれもお気を付けてお越し下さい。  

 
 本日、友の会総会および記念講演会が開催されました。今年も会員のみなさま、そして会員でないみなさまを巻き込んで、琵琶湖文化館友の会は見学会、作品展、文化財講座・・・・と精力的に活動いたしますッ。

 記念講演会には、同志社大学嘱託講師の長谷川嘉和氏をお迎えし、「近江の太鼓踊り」についてお話いただきました。県内の太鼓踊りにはどのようなものがあるのか、それぞれの地域の祭礼の様子を写真で詳しく紹介していただき、その装束や囃子などからいくつかの系統にわけられることがわかりました。・・・頭に鳥の羽をつけたものを被っている地域もあるようで、孔雀やオナガドリなど種類もいろいろあるようでした。

 また、面白かったのは近江の周辺の地域、例えば三重県にも「太鼓踊り」を行っている地域があるそうですが、「近江から習った。」という伝承があるそうです。・・・中には、「近江から買った!!」という地域もあるそうです。その地域は山手にあるそうで、「良い踊りは入り口のムラが買ってしまって、ウチはそのあまりモンを買った・・・」というように伝わっているそうです。

 本当に「踊り」を買ったのか・・・ハタマタそんなものが果たして売れるのか・・・???と思う部分もありますが、いずれにせよ「近江から伝わった。」という口伝があるというところが興味深いものでした。
 
 ・・・・・それにしても、いつもながらのことですが、今日もパワフルな会員さんたちの楽しそうな「笑い声」と「笑顔」から、とってもエネルギーをいただいた時間なのでした。

 そして、マダマダ今年度の会員さんを募集していますので、ご興味のある方はぜひ琵琶湖文化館友の会事務局(TEL 077-522-8179)までお問い合せください。みなさんのご入会をたくさんの仲間がお待ちしておりますっ!!  

 
 みなさんにお知らせです。

 5月12日(木)の午後7時30分より NHK で放送される「クローズアップ現代」に琵琶湖文化館が登場します。
 これは、昨年の秋頃に初めてお話があり、年明けに本格的な取材を受けたものです。
 
  全国に数多くの博物館・美術館がありますが、いろいろな問題を抱えています。。。とくに廃館や合併が目立つようになってきました。
 琵琶湖文化館は「休館している博物館」ということで取材を受けました。

 スタジオでは九州国立博物館の三輪嘉六館長が、近頃の博物館の置かれている現状などについてコメントされるようです。

 ぜひ番組をご覧いただき、今後われわれはどのようにして文化財を守っていくのか、文化財はわれわれにとってどのような存在なのか、こうしたことについて少しでも考えていただくキッカケになればと思います。(なお、都合により放送内容が変更となる場合もありますので、ご了承ください。)  

 
 先週末から急に暑くなりましたね。五月病に拍車が掛かりそうな気温です…。少々遅くなりましたが、HPアクセス数のご報告です。

 4月は2,017件のアクセスがありました。3月の1,607件を若干上回っております。どのような傾向でアクセス数がアップになったのかを追求すべく「検索キーワード」に注目してみました。すると、先月は全く登場しなかったキーワードが突如として登場!
 
「時危思偉人」「時危うくして偉人を思う」「時危うくして偉人思う」

  これらのキーワードで検索してみると、我が琵琶湖文化館のお宝「絹本墨書勝海舟書跡」がヒットしました。なぜ、勝海舟の言葉が急浮上したのか話題になり、歴史上の人物が登場するドラマ「●IN」の影響ではないかという結論に至りました。そういえば4月11日以降、ドラマの放送翌日の月曜日ばかりアクセス数がアップしておりますッ。しかも新規訪問率がかなり高いデス!

 その後、ドラマを見ている方を発見しお聞きしたところ、第二回目にこのような台詞を聞いたような気がするとのことでした。やはりそうだったのかッ!ドラマの台詞から文化館のお宝に繋がるとは、インターネットって凄いですね。このHPへ訪問してくださった勝海舟ファンの皆さま、これを機に文化館のお宝にも興味を持っていただければ幸いデス。
 

 
 早くもゴールデンウィークもあと2日を残すところとなりました。みなさんは、今年のゴールデンウィーク、どのようにお過ごしでしょうか。

 長い休みになると、琵琶湖文化館には釣り人たちの置きみやげ(?)が見付かります。とくにビックリするのがルアーです。。。ビミョーに気持ち悪い姿をしたものもあるので、朝、出勤する時に見付けて「ギャ。」と叫び声をあげることもシバシバです。
 
 さてさて、みなさんにお知らせです。

  ただ今琵琶湖文化館では、滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」の受講生を大募集しています!!

 今年も美術工芸だけでなく、建造物や民俗など、幅広い滋賀の文化財情報、そしてそれを支えるわれわれの仕事の裏情報までを取り上げた多彩なラインナップを取りそろえました。他ではなかなか聞いていただくことができない、新指定重要文化財の話などもありますよvvv

 そして、今年はなんと!!
 会場を大きく広げます。

 ・・・せまい机で、隣の方に気兼ねすることなく、ゆっくりお座りいただけるように・・・と考えています。(残念ながら、大きな会場が予約できなかった回もありますが・・・)
 そんなこんなですが、今年も全8回の 滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」 にぜひご参加くださいませ。

 ちなみに、参加のご予約は 琵琶湖文化館(電話077-522-8179 FAX 077-522-9634)まで。みなさんのお越しをお待ちしております!!
 

 
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 もうすぐゴールデンウィーク・・・といいますか、一般的に開館している博物館や美術館などでは、すでにゴールデンウィークの勤務体制に入っているところもあるようです。

 そんな中、琵琶湖文化館には4月下旬に終了した展覧会に貸し出していた収蔵品が次々と帰ってきています。
 とにかく連休前に・・・というところでしょうか。
 
 琵琶湖文化館には「連休明けたら・・・」を合い言葉のように、今週に入ってからは連休明けのオシゴトが次々と舞い込みはじめました。琵琶湖文化館では展覧会を開催していないにもかかわらず、なぜかオシゴトは展覧会がらみが多くなっている今日この頃です。

 ところで、連休が始まりますと、県内外各地の博物館・美術館ではさまざまな催し物が目白押しになります。今から、どこでどのような展覧会が開かれているのか?どのようなイベントがあるのか!?いろいろとチェックしていただき、博物館・美術館へ足をお運びいただければと思います。当館HPの「リンク」からも、県内博物館・美術館の情報をゲットできますので、ぜひご覧くだサイッ!!
 

 
 今日は朝から一日荒れ模様のお天気ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 出勤をする時には久々のお天気で、晴れ晴れとした青い空が広がっていましたが、みるみるうちに黒い雲が空をおおい始め・・・写真のようなものがパラパラと音を立てて、降ってきました。
 これ、おそらく人によっては「あられ」、「ひょう」と表現が分かれるところなのかな、と思います。・・・そこで調べてみまシタ!


 いずれも「空から降ってくる氷の塊」としては同じものなのですが、気象学上「あられ」は直径が5ミリメートル以下のものとなるソウです。そして、「ひょう」は直径5ミリメートル以上のものだソウです。
 ・・・・・シロウトとしては、「じゃあ、直径5ミリメートルのものはどっちなのか???」と気になるところですが、そこはあまり触れずにおきましょう。

 ともあれ、本日琵琶湖文化館を襲った塊は「ひょう」でした。そして一日中、雨が降ったり止んだり・・・そして、琵琶湖の上に走るイナズマを横目に、今日も琵琶湖文化館は業務にいそしんだのデシタ。(ちなみに、本日は地元での春祭りのために一時的に返却していた寄託品を受け取りに行くため、100キロほど車で走ってきました。)

 

 
 本日は東京のとある大学の先生が、館蔵品の調査にお越しになりました。

 この作品は伊藤若冲という江戸時代の人が描いた作品で、毎年のようにあちらこちらで展覧会が開催されるほど人気のある人です。
  今回、調査を希望された作品は琵琶湖文化館が開館した昭和36年からずっと所蔵しているものでして、昨年初めて他の博物館で展示されました。

 それまでも、もちろん琵琶湖文化館では展示をしてきましたが、外へお貸ししたことで耳目を集めたようです。

 ・・・実は、この作品は昨年12月から今年1月まで安土城考古博物館を会場に開催した当館の収蔵品展「四季の花に遊ぶ鳥」でも公開しておりました。ご覧いただいた方の中には、「あぁ。あの作品ね・・・」と ピン!とこられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 多くの方が好んでおられるような原色を用いた華やかな若冲のイメージとはチョ~ット違う作品ではありますが、これからボチボチとみなさんの目に触れていただけるようになればイイなぁ・・・と思います。

 
 近ごろ、頻繁に当館ブログに登場している法然さんのご遠忌にちなみ、またまた新たな情報です!!

 4月15日のブログでも紹介していました、浄土宗さまご所蔵の重要文化財・木造阿弥陀如来立像の胎内納入品が発見された際の貴重な写真資料。これを提供させていただいたテレビ番組の放送日が決定した模様です。

 今度の土曜日、4/23の夜10時より NHK BSプレミアム ハイビジョン特集「日本最大の国宝絵巻 法然上人絵伝~中世・心の原風景をよむ」と題した番組が放送されます。この番組の中で琵琶湖文化館提供の写真が登場します。
 
 こちらは3月上旬に制作会社さんが琵琶湖文化館まで撮影に来られていたもので、たくさんの写真をじっくりと撮影されていました。・・・果たして、そのうちどの写真がどのような場面で、どのようにして使われているか・・・今からドキドキです。

  1時間半の番組になりますので何時頃に登場することになるのか、わかりません・・・が、ご興味のある方、そしてお時間のある方はご覧いただければと思います。

 
 みなさん、ホームページに新しいコンテンツが登場したのをご存じいただいておりますでしょうか!?
 すでに「ご意見・ご感想」にお寄せいただいておりますが、トップページから琵琶湖文化館の収蔵品の公開情報をご覧いただけるようになりました。

 このコンテンツを新たに加えたいっ!!と思い続けてはや幾月・・・
 ようやく新規参入に成功いたしました!!

 休館している琵琶湖文化館。ですが、みなさまからお預かりしている文化財、そして館蔵品はこのようにしてあちらこちらの博物館や美術館でご覧いただくことができます。

  昨年メトロポリタン美術館に出張していた収蔵品もありましたが、地元の滋賀県でしっかりと・・・そして滋賀県内を飛び出して国内、国外の各地で滋賀の魅力をふりまいてくれている文化財たち・・・

 公開情報は随時更新していきますので、トップページの下の方にある

  コレ→

を忘れないようにポチっとチェックしてくださいね。
 みなさんのお近くの博物館や美術館に琵琶湖文化館からお貸しした文化財がやってくるようなことがありましたら、ぜひとも会場まで足をお運びいただければと思います。 

 ・・・なお、その際には「せっかく見に行ったのに、並んでなかったッ!!」という残念なことになりませんよう、展示替えなどの情報を各会場にお確かめの上、お出かけいただければと思います。

 
 先週末、1つの情報誌が文化館に届きました。ご存じの方もあるかと思いますが、サンライズ出版株式会社さんが発行されている滋賀県の出版文化情報をまとめた冊子「Duet(デュエット)」です。
 
 実は、この情報誌に2回連続で琵琶湖文化館の収蔵品が紹介されているのをご存じいただいていますか? 前回の2010秋号(vol.102)と今回の2011春号(vol.103)に掲載の「新撰淡海木間攫(しんせん おうみこまざらえ)」第46回、47回です。
   
 今回は江戸時代後期の文人画家、横井金谷が描いた「山居図」という作品がカラーで紹介されています。
 この作品で金谷は、「KINKOK」とアルファベットで記された印章を用いています。金谷は長崎へ旅行しているのですが、この時にオランダ人やオランダ船をスケッチしたり、また外国語にも興味を覚えたりと異国文化に親しんだことが自伝に記されているということです。
 
 この「Duet」は、県内の書店や博物館等で手に入れることができますので、ぜひチェックしてみてください。
 また、文化館情報はこのようにあちらこちらに登場しますので、お見逃しなく!!  

 
 琵琶湖文化館は3月、通常の年度末の仕事に加え、あることにちなんだ仕事がいくつも重なり大忙しでした。それは、浄土宗が行っておられる法然上人御遠忌事業にちなんだお仕事です。
 
  法然さんの弟子である源智さんというお坊様がつくられた重要文化財の阿弥陀如来像がありまして、これが長らく滋賀県内に伝来しておりました。(こちらの仏さまは現在浄土宗さまがご所蔵になっておられます。)
 この像の体の中にはたくさんの古文書が入っていることが発見されたのですが、この発見に琵琶湖文化館も関係しておりました。発見からすでに30年ほど経ちましたが、その後も琵琶湖文化館はこのお像の保管や管理をお手伝いしてきました。この関係で、当時の調査写真などを当館で保管しているのですが、これを使用したいというお申し出がいくつもありました。
 
 さて、今回の法然上人御遠忌にちなみこの阿弥陀如来像を浄土宗ではデジタル技術によって保存(デジタルアーカイブ)されたのですが、こちらのお手伝いも秘かにさせていただいていたのです。その具体的な作業の模様は昨年10月18日のブログで紹介しておりましたが、こうしたデータをもとに高精細なCG(コンピューターグラフィックス)を駆使したVR(バーチャルリアリティ)&DVDが完成したようです。
 
 昨日はこの完成試写会および記者発表会がありまして、完成品をじっくり拝見してきました。とても美しい画面で、内容もとても良かったと思います。
 
 実は、この完成品を短くした映像が現在京都国立博物館で開催中の特別展「法然-生涯と美術-」でも公開されています。実物の仏さまをじっくりとご覧いただいたあと、こちらの映像もしっかり見ていただくと、この阿弥陀如来像のことがよくわかると思います。

 
 琵琶湖文化館では、今年も文化財講座をはじめいくつもの催し物を開催する予定ですが、現在その広報のための印刷物作成におわれています。
 できるだけ多くの方にお越しいただくために、より見栄えのする(目立つ!?)印刷物をつくろうと、自作しているところです。
 
 チラシをつくるためには、「Illustrator」という描画ソフトを使っています。博物館で働く職員は、こうしたソフトも使いこなせないと、だんだんと仕事にならなくなってきました。あるアンケートでは「学芸員が必要なスキル」として、「Illustratorが使えること」と答える人も出てきています。
 ・・・正直言いまして、学芸員の仕事内容はここ10年を見ても、本当に様変わりしてきたように実感しています。。。
 
 そして、そんな中で酷使されるプリンターや輪転機(まだ使っています。)・・・やや反抗されながらも、なんとかなだめすかしながら徐々にチラシは完成しつつあります。
 
 もうすぐみなさんの目に触れるようになるかと思いますので、どこかで発見された際にはぜひ「手にとって」ご覧いただければと思います。

 
 新年度に入りバタバタしていまして遅くなりましたが、HPアクセス数のご報告です。
 3月は1,607件のアクセスがありました。2月のアクセス数1,449件を上回りました。そして、なぜだか3月28日のアクセス数が89とダントツトップとなっています。
 ・・・何があったというわけではないのですが。。。
 
 注目すべきは、韓国からのアクセス。。3月31日に釜山からアクセスが集中しております。・・・そして、4月に入りまして琵琶湖文化館の館蔵品 (の写真)を釜山の博物館で利用したいとのお申し出が!!
 これは、誰がどうみてもHPが琵琶湖文化館の海外活動に一役買っているという証拠なのではないでしょうか。
 
 そして急上昇の検索ワードは2月に引き続き「浅井長政像」。「a浅井長政像」が94ポイント、本家の「浅井長政像」の53ポイントを上回るアクセス数です。 
 なぜ「a」なのか・・・文化館ではわかりませんので、誰かご存じの方がいらっしゃいましたら教えていただければありがたいです。 
 
 そんなこんなのHPですが、今年度もよろしくお願いします。

 
 新年度が始まり、少し暖かくなってきましたが、みなさん如何お過ごしですか?
 琵琶湖文化館は、新年度なんだか慌ただしく始まりました。ニューフェイスも登場し、気分も新たに・・・というところです。

  そんな新年度、早速文化財の撮影をいたしました。
とある博物館に貸し出す予定の文化財の写真撮影です。
 たくさんある文化財は、実はすべてしっかりと撮影できているわけではありません。また、展覧会の図録に使用する写真は、基本的に4×5(しのご)というサイズのフィルム・・・ハガキより一回りほど小さいもの・・・を使いますので、プロのカメラマンの方にお願いすることになります。

 それほど大きいものではありませんでしたが、数がそこそこありましたので、微調整に神経を使いました。そんな写真のデビューは、この秋の予定です。 

 
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