このパネル展は、3月28日から島根県立古代出雲歴史博物館にて開催される展覧会「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝」の関連事業で、近江で育まれた神や仏の美術や風景などを先行して紹介しています。
会場は、1階エントランスホールおよび、エントランスホール2階空中歩廊・3階の展望テラスの3箇所にて開催しております。
会場はガラス張りで、3階は吹き抜けで明るく開放感があり、展望テラスからは出雲大社や風景も見渡せて眺めも楽しめることができます。
写真パネル展は入場無料でございます。
3月も中旬になろうとしていますが、なかなか暖かくなりません・・・!皆サマお元気でおすごしでしょうか?
さて、平成26年3月5日(水)に第2回友の会見学会が行われ、31名の方にご参加いただきました!今回は「多賀信仰とその周辺」をテーマに、多賀方面を訪れました。
当日はあいにくの雨模様となりましたが、予定通り9時にバスが出発しました。はじめは多賀大社を訪れ、ここでは禰宜の稲毛友幸氏の講演を聞きました。我々が到着するずいぶん前からスタンバイして頂いていたとのことで、ありがたい限りです!
講演では、多賀大社の成り立ちや信仰の広がりについてわかりやすくお話しくださいました。江戸時代制作の参詣曼荼羅を前にして、廃仏毀釈以前の多賀大社境内の様子を説明され、そして、廃仏毀釈のときに不動院にあった本地仏の阿弥陀如来像などを境内の外に出したことなど、今回の見学会のテーマである廃仏毀釈に関するお話しをしていただきました。お話の後に参詣曼荼羅を直に拝見させて頂き、貴重な体験となりました。
その後は稲毛氏の案内で滋賀県指定文化財奧書院の「鶴の間」などを拝見しました。
多賀大社を後にすると、もう昼食の時間となりました。今回は甲良町まで足をのばし、近江牛鍋と豆腐御前をいただきました。近江牛ももちろん美味しかったのですが、お店の看板であるお豆腐が絶品でした!食事を終えて店を後にすると、お店の方が、バスが見えなくなるまで手を振ってお見送りをして下さいました。
午後は多賀町に戻り、安養寺を訪ねました。今回の見学会のために、ご住職さま自らが資料をつくって下さり、本当にありがたいことでした。安養寺と多賀大社との関係や、多賀大社から移されてきたご宝物について、軽妙な語り口でお話しいただき、皆さま身を乗り出して聞き入っておられました。
次は真如寺に参りました。真如寺では多賀大社から移されてきた本地仏の阿弥陀如来像をご本尊とされております。明治時代に神社やお寺、地域の人々が一体となって仏さまを守られたお話を拝聴し、また、そのご本尊さまやご宝物を前にして、歴史の重みを肌で感じました。
最後は桜町延命地蔵堂です。こちらは多賀町にお住まいの会員の方のご協力で見学させていただくことができました。井上学芸員の解説に、地元多賀町の会員さまも「目から鱗でした!」と感激されていらっしゃいました。
今回の見学会では、訪問先の皆さまに手厚く受け入れていただき、充実した見学会となりました。訪問先でお世話になりました皆さま本当にありがとうございました。
会員の皆さまも「大変勉強になった」とおっしゃってくださいました。帰りの道中では、すっかり雨も上がっていました。
早いもので、3月になりました。
2月下旬ごろから、日中は最高気温が15度前後まで上がって、日差しの暖かさに加えて、花粉症の方は、花粉の飛散もあり、くしゃみが止まらず「もうすぐ春だなぁ」と感じられたのではないでしょうか。
しかし、春の陽気から一転、冬将軍の再来、しばらく冬の寒さが続きそうです・・・・・。
皆さま、体調を崩さないよう、お気をつけくださいませ。
それでは、2月のアクセス数のご報告です。前月より65件少ない1137件でした。
月間のアクセスは、減少していますが、理由は2月28日までと日数が少ないためでした。 1日の平均アクセス数で比較してみると、アクセス数は、ぐんぐん上昇中です。
さて、島根県立古代出雲歴史博物館にて、3月28日(金)より開催される、特別展「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」の情報が2月末に解禁となりました。
都市アクセスランキングでは開催地の島根の皆さまに、前月より更に多くアクセスいただき、平均滞在時間も大幅にアップしております。
また、新規で、6割の方にご覧頂いてます。興味を持ってホームページを見ていただけて嬉しい限りです。
今後、展覧会の情報を随時お知らせしていきますのでお楽しみに!!
みなさん!「恋するフォーチュンクッキー ウオーターボールdeびわ湖大津Ver.」をご存じですか?
大人気アイドルグループのヒット曲にのせて、大津をPRする映像がインターネットにUPされています。
琵琶湖をめぐって大津のいろいろな場所が紹介されているのですが、なんと、その中に「琵琶湖文化館」が出てきますョ!
はじまって1分29秒ごろから、琵琶湖文化館をバックに滋賀県のゆるキャラのキャッフィーが楽しそうに踊っています。
是非ご覧くださ~い!
あっという間に1月が終わって、早いもので2月に入りました。
毎月、月初めには同じセリフを言ってますね。
月日が過ぎるのが早い・・・早過ぎます。
このままでは、2月、3月もあっという間に過ぎそうです。
さて、1月のアクセス数のご報告です。前月より201件多い1,202件でした。
ここ最近は、下降傾向にあったアクセス数も、年明けからグングンと上昇しています。サイト滞在時間と、ページビュー数も前月より大幅にアップしました。 興味をもって当ホームページを色々とじっくりご覧いただいているようで、嬉しく思います。
そして、当ホームページのアクセスカウンターが、2月4日AMの時点で「444,044」となりました。
朝、ホームページを見た時に、4のゾロ目が出たと思わずシャッターを切ってしまいましたが惜しい・・・百の位が0でした。
朝から、そそっかしく感激してしまいましたが、いつ、ゾロ目になるのか、ワクワクしてます。
ゾロ目を踏んだからといって、何か景品が出る訳ではないのですが、自分が見たときに切りの良い数字だったら良いことが起こりそうな予感がして楽しみに思いませんか?
このアクセスカウンターの数は、今まで、沢山の皆さまに琵琶湖文化館ホームページを暖かく見守って下さった証です。
今後も、ホームページなどを通して、休館中ではございますが琵琶湖文化館の活動や文化財保護、文化財の素晴らしさなど、色々とお伝えできればと思います。
今回の講演会は、滋賀県教育委員会で文化財建造物の技師として長い間お仕事をされていた村田信夫氏を講師にお迎えし、「近江の真宗仏堂」というテーマで開催いたしました。
講師は現在、文化財建造物修理技術者として全国で文化財建造物の修理事業にたずさわりながら、修理事業の取り組みの様子や具体的な技術などを伝えるために活動をしておられます。全国津々浦々に及ぶこうした地道な取り組みが国から認められ、昨秋には文化庁長官表彰を受けられました。
今回の講演会は、せっかくこのような名誉ある表彰を受けられた機会に、ぜひ地元・滋賀のみなさんにも講師のお話を聞いていただく機会を・・・ということで実現したものです。講師は大変ご多忙でしたが、「そういうことなら。」と快くお越しくださいました。
講演では、近江に所在する真宗寺院について、スライドをたくさん準備いただき、具体的にわかりやすくお話いただきました。「この柱は角柱ですが、古くは丸柱が使われておりまして・・・」などと、時代の流れの中で変化してきた真宗寺院の仏堂の古い姿を知るたびに、参加者のみなさんは「へぇ~。ほーっ。」と驚いておられました。
講演終了後には、「実は真宗大国である滋賀なのに、あまりこういった分野の話を聞く機会がなかったので、良かった。」とおっしゃってくださる方もおられ、大変好評でした。
ご講演いただきました講師、そしてご参加いただきました多くのみなさん、ありがとうございました!!
大寒を迎え、一年でもっとも寒い時期になりました。
さて、先日は第2回友の会見学会「多賀信仰とその周辺」の下見のために多賀町まで行ってきました!
その日はまだ小正月前で、多賀大社を始め、門前の通りは参拝客の人々でにぎわっていました。まだまだお正月の雰囲気いっぱいの中、3月5日(水)に訪れる予定の多賀大社や真如寺などを訪れました。より楽しい見学会にするべく、道中では「ああしたい、こうしたい」などと案を練りながら歩いておりました。そして、見学会当日も良い天気でありますようにとお祈りして参りました。
今回の見学会では、多賀大社の奥書院の特別拝観や、禰宜の方の講演もゴザイマス!
友の会の会員様の中には「早く申込みをしなくては!」と思っていらっしゃる方もおられるようです。お待ちかねのご案内は近々お手元に届くと思います!
内容盛りだくさんの日帰り見学会へ、みなサマの参加お申し込みをお待ちいたしております!!
「第10回友の会作品展」が、1月7日(火)から13日(月・祝)まで、大津市生涯学習センター 1階ギャラリー(大津市本丸町6-50) にて開催されております。
今年も、友の会会員の方々が制作された、絵画や写真、書・彫刻・工芸など、合わせて79点が展示されています。
富士山を様々な形で捉えた写真や、迫力ある能面など全ての作品は完成度が非常に高く、大変見応えがあります。
この作品展は、会員の皆さまの作品発表の場として、また文化館及び友の会の活動を盛りあげるとともに、親睦を図ることを趣旨として開催してきましたが、今回、節目となる第10回で終了することとなりました。
皆さまには、長い間ご支援頂きありがとうございました。
残念ながら今回で最後となりますので、この機会にぜひ会場へお越し頂き、ご鑑賞下さいませ。
ご来場お待ちしております!
新年あけましておめでとうございます。
例年より長めの年末年始の休暇も終わり、今日から仕事始めの方も多いのではないでしょうか。
長いといっても「あっ!」という間の休暇でしたが、お正月は楽しく過ごされましたか?
さて、12月のアクセス数のご報告です。
前月より71件減の、1001件でした。
アクセス数が、減少し続けているのは残念でなりませんが、「都道府県別アクセス」を見ると、3月28日より開催されます巡回展「近江巡礼 祈りの至宝展」開催地の島根県の皆さまには、前月に比べて4倍以上のアクセスを頂きました。
アクセスランキングは、25位から9位に上昇中です。
沢山の方々に興味を持ってホームページをご覧いただき新年早々、感激しております。
今後も、ホームページより巡回展の情報をはじめ、休館中ではございますが琵琶湖文化館の活動や文化財の素晴らしさなどなど、様々な事をお伝えできればと思います。
本年も、宜しくお付き合い下さいませ!!
連日の寒さで、数日前の比良山はうっすらと雪化粧になっていました。
今年も残すところわずかとなりました。
琵琶湖文化館は現在休館中でゴザイマスが、今年は巡回展「近江巡礼 祈りの至宝展」を開催し、1月の静岡市美術館を皮切りに、7月には仙台市博物館を巡回いたしました。気がつけば1年間忙しく駆け回り、あっという間に過ぎていきましたが、これもみなサマのおかげで充実した活動ができたからにほかなりません。
来年も3月から島根県立古代出雲歴史博物館で上記の巡回展が開催され、写真パネル展「水と神と仏の近江」も開催されます。楽しみにしてくださいネ!琵琶湖文化館は走り続けます!止まりませんヨ!
みなサマ、この一年も大変お世話になりました。2014年も変わらずのお引き立てをよろしくお願い申し上げます。
そして、どうぞ良いお年をお迎え下さいますようお祈り申し上げます!
いよいよ年の瀬も近づいてまいりました。そして本日は今年最後の「打出のコヅチ」が開催され、雨の中52人の方にお集まり頂きました。本当にありがとうゴザイマシタ!
今回は「普賢菩薩像の表現―普賢十羅刹女像を中心に―」と題し、琵琶湖文化館の学芸員が講師を務めました。「普賢菩薩(ふげんぼさつ)」様と「十羅刹女(じゅうらせつにょ)」を一緒に描いた「普賢十羅刹女像」ついてお話しいたしました。普賢菩薩さまは、文殊菩薩さまとともにみなサマに親しまれていらっしゃると思いますが、「十羅刹女」は読み方も難しく、初めて知る方も多かったのではないかと思います。
この「普賢十羅刹女像」は大変美しい仏画で、絵の成立過程とその背景、さらに各作例の特徴を説明しました。
今年度の打出のコヅチは今回で終了ですが、全講座で413人の方にご参加いただきました。本当にありがとうございました!来年度も是非続けて欲しいとの声もありました。
そして、平成26年新春からの講座がゴザイマス!
●講座
「千年の美」つたえびと養成導入講座
①近江の神仏美術
2月20日(木) 午前10時30分~正午
コラボしが21 中会議室1(大津市打出浜2-1)
②神と仏の美の見方
3月6日(木) 午後1時30分~午後3時
コラボしが21 中会議室2(大津市打出浜2-1)
●講座(上記の集中再講義)
「千年の美」つたえびと養成導入講座
①近江の神仏美術
②神と仏の美の見方
3月22日(土) 午後1時30分~午後4時30分
コラボしが21 大会議室(大津市打出浜2-1)
この講座は、滋賀県に長く伝わり、「千年の美」と呼ぶべき仏教美術などの文化財の魅力を学び、自ら「つたえびと」となって発信いただける人材づくりをめざして、滋賀県教育委員会事務局文化財保護課が養成講座を開始されます。平成25年度はその導入編として、①「近江の神仏美術」についての概説、および②「神と仏の美の見方」について、文化財保護課職員がお話しされます。
みなサマのご参加をお待ち申し上げております!!
さて、来週12月19日(木)は、いよいよ今年最後の「打出のコヅチ」となりました。
今回は「普賢菩薩像の表現―普賢十羅刹女像を中心に―」と題し、琵琶湖文化館の学芸員が講師を務めます。
みなサマ、参加の申し込みはお済みでしょうか?お済みでない方はまだ間に合いますよ! 当日のご参加も可能ですので、ぜひ会場に足をお運びくださいませ。
なお会場はコラボしが21 3階 大会議室にて、時間は午後1時30分からです!
みなサマのご参加をお待ち申し上げております!!
早いもので、とうとう12月になりました。
今年も残り1ヶ月を切り、文化館も慌ただしい毎日を送っております。
このままでは、あっという間に年末を迎えてしまいそう。
毎年のことながら、12月はあっという間に過ぎそうですね。
さて、11月のアクセス数のご報告です。前月より56件ダウンの1072件でした。
アクセス数は減っていますが、平均閲覧ページ数は前月に比べると増えております。
皆さまに、興味をもって当ホームページを色々とじっくりご覧いただいているようで、嬉しく思います。
寒さも一段と厳しくなり、これからクリスマスにお正月とイベントが続きますが、お身体に気をつけてお過ごし下さいませ。
その中でも一番のメインイベントは、12月19日(木)開催の滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」ですよ。
平成25年度最後の講座となりますので、ぜひ皆サマのご参加お待ちしております!
特別陳列の第1期は、所蔵品の中から「錦秋から白銀へ」と題し、秋冬の情景を描いた6幅の近世絵画を展示いたしております。
紅葉の美しい季節、休日にもみじ狩りに出かけた方も多いのではないでしょうか。この数日は気温も低くなり、いよいよ秋から冬への移り変わりを感じるようになりましたが、まさにこの時期にふさわしいテーマです。
季節の移ろいをテーマとしたこの特別陳列を、多くのみなサマにご鑑賞いただきたいと思います。みなサマ、是非ご来場くださいマセ!!
会期:平成25年11月26日(火)~平成26年1月13日(月・祝)
会場:滋賀県立安土城考古博物館 第2常設展示室
※詳しい内容はこちら
今回は、「梵鐘を守れ!―地域文化財をめぐる戦時下の裏面史―」と題しまして、滋賀県教育委員会事務局文化財保護課の講師の方にお話しいただきました。
第二次世界大戦中、国は金属回収令を出しました。神社仏閣も例外ではなく、梵鐘はもとより、燈籠などの金属製品が供出されました。貴重な文化財である梵鐘類は、この時に約9割が失われたと言われています。
このような状況にあって、梵鐘を守る動きがありました。それを物語っているのが滋賀県の「昭和十七年より十九年まで 金属回収令除外申請」という一冊の簿冊(ぼさつ・文書を綴ったもの)です。これは、金属の供出に対して例外規定を定めて、貴重な梵鐘を守ろうとしたものです。この中で梵鐘の美術的、歴史的価値を訴えて奮闘した文化財技師がいました。
今回は戦時下の文化財を守った知られざる事例をお話しいただき、先人の大変な努力があって貴重な文化財が今日まで伝わっていることがわかりました。参加者の方々も熱心に聞き入っていらっしゃいました。質問コーナーでは、金属供出にまつわる子どもの頃に耳にした話などをお話しくださる参加者の方もいらっしゃいました。
次回は、12月19日(木)開催予定で、「普賢菩薩像の表現-普賢十羅刹女像を中心に-」と題し、琵琶湖文化館の学芸員が講師を務めます。
みなサマのご参加をお待ち申し上げております。
今年は記録的な夏の猛暑から、10月に入っても厳しい残暑で暑い日が続き、「もう11月!?」と驚いております。
夏から秋への季節の移り変わりが、あまり感じられないまま冬になりそうですね。
さて、10月のアクセス数のご報告です。前月より、25件減の1,128件でした。
仙台での展覧会が8月末で終了して、落ち着いた影響なのか、2ヶ月連続でアクセス数が減少しているのは残念ですが、ご新規の方の訪問がまたまた増えて全体の60.75%に!!さらに検索キーワードでは、滋賀県立琵琶湖文化館の新規訪問割合が95%と興味を持ってアクセスいただき嬉しく思います。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、お身体に気をつけてお過ごし下さいませ。
(1)開催日時:平成25年11月3日(日) 14:00~16:00
(2)会 場:コラボしが21 大会議室(大津市打出浜)
(3)申し込み:事前のお申し込みが必要です(入場無料・先着100人)。
住所、氏名、電話番号、メールアドレス、所属名を下記お問
い合わせ先へお知らせください。
(4)構成・出演者(予定):
・基調トーク 高梨純次氏(県立近代美術館)
保坂健二朗氏(東京国立近代美術館)
・基本計画素案説明
・ディスカッション 牛尾郁夫氏(成安造形大学学長)、基調講演者ほか
(5)お問合わせ先:
滋賀県総合政策部「美の滋賀」発信推進室
住所 〒520-8577(住所の記載は不要)滋賀県総合政策部「美の滋
賀」発信推進室
電話 077-528-4830
電子メール binoshiga@pref.shiga.lg.jp
※詳しい内容はこちら
今年度第6回目の滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」が昨日、開催されました。
68名の皆様にお集まり頂き、ありがとうございました。
今回は、「奇想・奇僧の画家たち-若冲・蕭白・月僊・金谷-」と題しまして、「奇想の画家」と呼ばれ今日最も注目される伊藤若冲・曾我蕭白。奇行の陰で社会貢献に努力した知 られざる側面が共通した月僊と金谷。このような「奇想・奇僧の画家たち」の作品 を通して、その人となりを琵琶湖文化館の講師からお話いただきました。
講座修了後には「各画家の特徴や著名な作品が理解出来て良かった」と参加者の方から、お言葉を掛けて頂きました。
次回のコヅチは、11月21日(木)開催となります。 当日のご参加も可能ですので、ぜひ会場に足をお運びくださいませ
今月の気温は平年より高い予想と・・・・。衣替えのタイミングに悩みそうです。
さて、9月のアクセス数のご報告です。前月より381件減の1153件でした。
仙台で開催された展覧会が8月末で終了した影響か、検索キーワードでは展覧会関係のキーワード検索が一気に減少しましたが、
なぜか「琵琶湖文化館プール」での検索が一気に展覧会関係を抜いて急浮上しました。
本館地階には、長さ25メートル×幅16メートルのプールがあり、学校以外で使用できる数少ないプールとして開館当時は人気がありました。しかし、窓もなく温水でもなかったため、遊んでいるうちに寒くなるとテラスや外へ出て体温を上げ、また遊んだそうです。
写真はプールで遊ぶ人々の様子です。
昭和41年で営業は終了し、その後は水族館部門の魚類繁殖槽として転用されました。
プールもそうですが、今では滋賀県立琵琶湖博物館に移転した水族館などを懐かしんで尋ねて来られたり、電話で問い合わせいただくことも多々あります。
休館中の琵琶湖文化館ですが、沢山の方の思い出の中に今も残っていることを嬉しく思います。
今後も、ホームページなどを通して、文化館の活動や文化財保護、文化財の素晴らしさなど、色々とお伝えできればと思います。